振り込め詐欺・交通事故篇2

■ペンネーム「南極ペリカン」さんからの投稿です。

 始めまして。
 いつも楽しく拝見させて頂いています。
 
 今まで『振り込め詐欺』など他人事と思っていましたが、ついに我が家にもやって来ましたので報告させて下さい。
 
 私、普段は夜勤など無い部署で仕事をしていますが、数日前から夜勤のある部署の緊急応援の為、深夜から早朝にかけての勤務をしています。
 
 今日はAM8:00頃に帰宅し、晩酌(朝に晩酌ってのも変ですネ!)をしていました。
「2本目のビールが欲しいなぁ…」
 と思っていた頃に電話が鳴り、カミさんが電話を受けました。
 
 【以下、カミさんの再現談による】
 
カミさん :「はい、○○です」
ペテン氏A :「弁護士の△△と言いますが、お宅の南極ペリカンさんが、交通事故を起こされまして…
(中略)
…ご主人と代わります」
ペテン氏B :「×◇△……」 (良く聞き取れない解読不能の声だったそうです。もちろん目の前に私がいるのだから、騙されるはずがありません。)
ペテン氏A :「至急、慰謝料を用意して下さい」
カミさん :「あらあら、それは大変! 今、本人に代わりますね
 
 すぐに電話が切れたとの事…
 
 今時、交通事故ネタなんて使い古された手口に呆れましたが、それよりもウチのカミさんのシャレの効いた反撃に笑いが止まりませんでした。
 
「本人に代わります」
 このセリフ、意外と使えるかも!

■本人とニセモノの、夢の直接対決!!・・・絶対ありえない(笑)
 
 色々反撃方法はありますが、これは確かに強力な撃退方法ですね。
 それに、荒唐無稽(ex.「主人が見つかったんですか!?」・・・失踪届け提出済み設定)な応対に比べたら、すんなりと言えそうです。
 
 それで、万が一本物の警察からの電話だったとしても、振り込め詐欺対策だとして、理解してもらえそうだし。
 あまりにフザケ過ぎユニークな応対だと、逆に叱られそうですもんね(苦笑)。
 
 と、いうわけで、個人的に振り込め詐欺対策の台詞として
「本人に代わります」
 をプッシュさせていただきますね♪
 
「お宅のご主人が・・・」と、にわかには信じられない電話がかかってきたら、何は無くとも先ず一言、
「本人に代わります」
 これで、かなり被害が減るんじゃないでしょうか。
 
■当サイトに寄せられた、オレオレ詐欺(振り込め詐欺)ネタの記事の一覧は、「体験談総目次 オレオレ詐欺(振り込め詐欺)」にあります。ご参考にどうぞ。

(2006.7.28)