振り込め詐欺・電車で痴漢篇

■ペンネーム「こたつみかん」さんからの投稿です。

 母からの伝聞、しかも一年も前の話なので多少うろ覚えですが、我が家に起きた笑い話を聞いてください。
 
 今からちょうど一年ほど前です、我が家に振り込め詐欺の魔の手が伸びてまいりました。
 
詐 「鉄道公安ですけど、お宅の息子さんが電車の中で痴漢行為を働きました」
 
 相手は兄の名前を言わなかったそうです。
 そこで疑問を持つ母。
 更に兄は大学のサークルの合宿で長野にバスで移動したそうです。
 電車なんて乗るわけない。
 そう・・・電車の中で痴漢なんて出来ません(笑)
 
母 「うちの子供の名前をフルネームで言ってください」
詐 「・・・・・・・・・(数秒の沈黙)」
 
 ガチャン
 相手は母を罵倒もせずに電話を切ったそうです。
 
 母の感想です。
「おいおい、私はまだそんなに老いちゃいねーぜ(笑)」
 母は続けてこう言いました。
「今思えば遊べばよかったな・・・」
 
 母は現在40代半ば(自称)です。

■お母さん、Good job!
「遊べばよかった」だなんて、本当に頼もしいですね。私も負けずに(ぉぃ)精進します。
 
■ターゲットの名前も知らずに振り込め詐欺をかける特大バカはそうそういないでしょうから、アドリブに弱い詐欺師だったんですね・・・(笑)。
 まあ、
「少しお待ちください、本人に確認いたします」
 とかなんとか時間を稼いでピンチを乗り切るような機転があれば、そもそもこんな詐欺行為なんかに手を染めることはないでしょうに・・・。
 
 いや、もしかしたら本当に苗字だけしか知らなかったりして・・・。それだと、時間を稼いだところで、事態はなにも(詐欺師的に)進展しないですわな。
 
 ということは。どっちに転んでも、バカかヘタレのどちらかだ、ということですか・・・。あああ、救いが無い・・・。
 
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(2005.10.6)