所在調査? 謎の説教電話

■ペンネーム「また」さんからの投稿です。

 初めまして、またといいます。
所在調査?謎の電話5」で掲載された事例と同じ内容でしたので、載せます。 
 12/28午前中、「SのI田」と名乗るものから私宛に電話がありました。
 
「こんにちは。SのI田といいます。
 本日は、またさん宛てに仕事に関する重要な書類をDMで発送させて頂くため、お電話をいたしました。
 これは勧誘ではありません。ご安心下さい。」
 
 などと、いかにも勧誘っぽい電話でした。はいはいと黙って聞いていたら、住所と電話番号、既婚?未婚?など確認してきました。
 いかにも勧誘ぽかったので、反論してみました。
 
私 「これは何の確認でしょうか? 私に何のメリットがあるのですか?」
I田 「だから、私は最初におっしゃいましたよね?」
 
 などと一点張り...
 
私 「何を送るんですか? いらないです」
I田 「だから、最初におっしゃいましたよね? あなたの仕事に関する重要な・・・」
 
 などを繰り返してきて、
 
私 「だから、どこからの依頼? 何の目的?」
I田 「それもおっしゃいました」
 
 などと、相手は毅然とした態度。。。
 
私 「だから会社は?」
 
 とにかく相手はすごくしつこく、何度もいらいないと言っているのに、
 
I田 「だから、勧誘じゃないと言ってるでしょ?」
I田 「あなた、私の話を聞いてますか?」
 
 などと、だんだん説教じみた事を言い始めました。
 
I田 「あなたねぇ、そうやってあなたが何度も同じことを聞くから、私が1、2分で終わる話を2、30分も掛かってるんでしょ? あなたは他の人にもそうやって対応するのですか? 私、恥ずかしいですよ? あなたは上司にもそうやって迷惑をかけているんじゃないの?」
 
 などと言ってきて、すごく説教されて私はすごくむかつき、ついには電話を切りました。
 そしたら、1分もしないで電話がかかってきました。私はとりあえず電話に出たくなかったので、他の方に電話をでてもらいましたが...
 
I田 「あなたの社員はどういう教育をされているんですか?」
 
 などと、電話を出た人にも説教をし始める始末...
 結局、再度私が電話を出て、お説教をされて、
 
I田 「あなた、人の話聞いてますか? 私最初に言いましたよね? 勧誘ではないです、私あなたに何かを送りつけるなんていった?」
 
 と、言われました。このとき私はかなり動揺していたので、
 
私 「してません」と、答えました。
I田 「でしょ?何で人の話を聞かないの?」
 
 と、さらに延々と説教をした挙句、相手は満足したのか...
 
I田 「では、業務に戻ってください」といい、電話を切りました。
 
 これが、今回私宛に掛かって来た電話でした。
 結局あの電話は、個人情報収集が目的だったのでしょうか?

■うはぁ。見事なまでに無礼な電話ですね・・・。電話の目的を訊かれて、それをはぐらかし続けて2、30分ですか。
 さっさと答えてくれ。もとい、説明できないような目的で電話をかけてくるな。
 ・・・説教したいのはこちらの方ですよね。
 
 あと、激しく気になるのが
 
I田 「だから、私は最初におっしゃいましたよね?」
I田 「だから、最初におっしゃいましたよね?」
I田 「それもおっしゃいました」
 
 ・・・「また」さんが、投稿する時についつい丁寧に、他人(I田氏)への敬意を表してしまったのかもしれませんが・・・もしも、このとおりにI田氏が発言していたのだとしたら・・・
 自分に対して敬語を使うな。
 
 もうね、逆切れ説教もたいがいですが、言葉遣いぐらいは正しくいこうよ。I田さん。頼みますから。
 
■で、以前の記事「所在調査?謎の電話5」の時も、投稿者の「暇人」さんに対して、SのK井さんとやらが
「経営に関する資料を送らせてくれ」
 と食い下がっていました。
 
 住所がわかっているんだったら、資料ぐらい勝手に送ってきたらいいやん。それなのに、こんなに「暇人」さんにからんでくるなんて、他に理由があるのだろうか。
 そういったことからこの時は、所在調査か何かの電話だったのかな、との意見でページをまとめたのでした。
 
 改めて今回色々調べてみると、どうやら、似たような会社名で、「インターネット実務検定」や「TOEIC」の教材を販売している会社があるようです。
 その会社も、「パンフレットや資料をお送りしたい」と電話をかけて来るそうです。「あなたは特別に選ばれた」とか「向上心のある方だけに紹介」とか、実に見覚えの有る(笑)トークです。
 で、うっかりパンフレット送付を承知すると、その後は「もう契約したのも同然」とばかりに電話攻め。「アナタ以外は皆契約した」「このまま放っておくと大変なことになる」と、まあ、これまた有名な台詞がてんこ盛りです。
 長時間一方的に話された挙句、勝手に契約されかけた人もいるそうです。
 
 資料を送りつけさえすれば、家にあがりこんだも同じ。一度興味を示したのだから、断るのはおかしい、変だ、ありえない。
 そんな感じで攻めて攻めて攻めまくるためには、
「資料を送らせてください」
「いいですよ」
 と、承諾してもらう必要があるのです。
 
「必要ないから」
 と言われてしまうと、資料を送ったところで、
「私は必要ないと言った筈だ」
 の一言で反撃されてしまいますからね。ちょっとでも「了承」の言質を取ることができれば、それを盾に更なる攻撃を仕掛けることができるというわけでしょう。
 
 さて、「暇人」さんや「また」さんが遭遇した、この謎の電話の正体やいかに・・・?

(2006.2.2)