■ペンネーム「にょん」さんからの投稿です。
この投稿は、当サイトの「実録！勧誘電話 浄水器 その２」→「30万円の浄水器！」の一連の記事に対しての情報となっております。未読の方は、そちらから先にお読みください。
実は･･･私も買いました。Ｓの40万円の浄水器。始まりはやっぱり無料サンプルの電話でした。
浄水器が欲しいと思っていた矢先だったので、話を聞いていたところ、お風呂につけるヤツと聞いて興味を持った私がバカだった･･
数日後には営業の人が来て、主人と二人して三時間の長いお話につき合わされ、今日契約すると工事費をサービスさせて頂きます！につられてその場で契約。
でも実際飲んでみたら浄水というだけあってオイシカッタんです（泣）
翌日早速取り付けの人がやってきて、コレがまた最悪。
ヨレヨレのスーツで来たと思ったらいきなり
「つなぎに着替えさせて下さい」
まさか寝室に案内する訳にもいかず、
「アッチ向いてますからその辺でどうぞ」
と着替えさせ、お着替えが終わった彼は即トイレを使い、出てきたら飾ってある写真を勝手に観るわ、主人との馴れ初めを訊いてくるわ、家賃を訊いてくるわ、新聞紙下さい、タオル持って来て下さい、キッチンペーパーは勝手に何十枚も使う、汚れを取るから除光液貸して下さい、ボルトを締めるから十円玉貸して下さいｅｔｃ･･･
何で用意して来ない訳？！ってキレそうでした。
ちなみに彼の工具箱の中はグチャグチャ。本当に取り付け担当の人かどうか・・？！
せっかく「この浄水器は高いけどちゃんとした浄水器なんだ！騙されたりしてないんだ！」って自分達を納得させてたのに、こんな男を雇っている会社と思うとやっぱり不信感は隠せません。
夏のボーナスで半分払い、残るは冬に20万円。信じて払うべきか。まぁ、今更キャンセルも出来ないでしょうけど。。。
このＳという会社が正当か否か、調べる術はないのでしょうかねぇ
■「無料サンプルプレゼント」→「３時間に及ぶ営業」って、王道の特商法違反ですがな・・・。法律は守るためにあるのだ、と声を大にして言いたいです。
法律違反？何が？と思われるかもしれません。（普通はそうかも）
「30万円の浄水器！」にも書きましたが、この会社は営業時に「特別商取引に関する法律」に違反したやりかたを行っています。
私も勧誘を受けたので、断言できます。断言するぞ。断言してやるからね。
訪問販売という商法は、消費者へのアプローチが不意打ちになりやすく、普通なら「比較・検討」を経て契約に至る、その筋道が欠けてしまいます。
余程裕福でない限り、チラシチェックしたり店舗をハシゴしたりしませんか？
同じ買い物をするなら、良い物を適価で買いたいと思うじゃないですか。数百円の買い物でもそうなんだから、高価な買い物する時って、どれを買うかどこで買うか、慎重になると思うんですよね。
そういった、購入に対する準備の無いところに突然押しかけて、巧みなトークで即断即決を迫るやり方が、訪問販売では良く見られます。
で、その結果トラブルが絶えない為に、古くは「訪問販売法」そして「特商法」と、消費者を守るための法律が整備されてきたのです。
訪問販売を行う会社は、当然、この特商法を熟知しています。いるはずです。
その上で、目的を隠して訪問の約束をとりつけて商品の営業をしているのですね。
「このＳという会社が正当か否か」となると、普通に登記されていて正当に会社として存在しているし、販売している浄水器も高価ではあるけれど正当な商品を扱っている、と言えるのではないでしょうか。
ただ、営業のやり方が「正当ではない」のです。
契約してから８日以内でしたら、クーリングオフできますよ。
それに、クーリングオフ期間が過ぎてしまっていても、不当な契約だった場合は、交渉次第で何とかなる場合があります。
「４０万円の浄水器を売りに来る」とわかっていたら、訪問を承知しましたか？
三時間ものセールスは、にょんさんが望んだ事ですか？
営業の人が、水道水が危ない！等、不必要に不安を煽ることはありませんでしたか？
ゆっくり検討する時間は必要だと思いませんでしたか？
契約を急がされませんでしたか？
にょんさんが、上記のような不当な営業を受けなかった、と言うならば、多くは申しません。でも、もしも不満があるのでしたら、色々考えてみるテはあると思います。
まあ、私なんぞは、所詮は傍らからヤイヤイ言うだけの部外者です。実際の当事者は、解約にかかる手間や労力のことも考えなければいけないでしょうし・・・。
個人的には、真面目に商売している方々の為にも、ズルっこして儲ける業者にはガツンとくらわしてやりたいところですが。