死人に営業をかける!

■ペンネーム「momo」さんからの投稿です。

 初めまして。貴サイトを検索で発見し、あまりの面白さにブックマークをさせて頂いた者です。
 
 さてさて。
 様々な業者による勧誘は、訪問であろうが電話であろうがメールであろうが、もういい加減にしてくれというレベルに達しています。
 断られることを承知の上の特攻野郎どもだけに、理屈は通用しません。勝手な言い分になぜこっちが腹を立てなければいけないのか、その理不尽さにまた腹をたててもいます。
 
 一度、どうして自分の情報を業者がどこで入手しているのかを知りたくて、関係者に色々尋ね回ったところ、今は名簿販売会社なんていうのもあるようなのですね。会社が出している社員名簿をどういう行程を経てなのかはわかりませんが、入手し、そのコピーをまとめて売るという手合いが。
 
 また、試しに街頭で行っている署名運動に片っ端から協力してみたりもしました。住所は本物、でも名前は必ず一文字変えて。
 そしたら来るんですね、その変名でDMやら勧誘電話やらが。呆れました、さすがに。署名も危ないなんて。
 
 ここまで自分のデータが取引されているのであれば、もう自分で自分を守るしか方法はありません。
 
 で、色々勧誘撃退法を行ってきたのですが、一番効果があるのは
「お話伺いましたが、自己破産申請中の私に何をしろと?」
です。これはもう万能ですね。読売新聞もこの一言でぱったり来なくなりました。
 
 また、会社の同僚にも特に先物業者からよく勧誘電話がかかってきますが、私がとった時には
「(同僚の名)は先週肝臓癌で亡くなりました。御用であればご遺族にお伝えいたしますが」
と返しています。
 マトモな会社は二度とかけて来ませんが、東京日本橋にあるKYという会社だけは数週間おきにかけてきます。ですので社内では「死人に営業をかけるKY」というネタで盛り上がっています。
 
 私も今後、無下に断ったりせず、ネタとして「お相手」して差し上げたいと思っております。レポートできる傑作に遭遇いたしましたら、またメール差し上げたく。
 
 それでは。今後もおじゃまさせて頂きます。

■死人に営業をかける! 
 名簿管理がずさんなのか、亡くなったというのが嘘だと思っているのか。「そろそろ生き返ったかな」なんてのはちょっと・・・。
 
 それにしても、街頭の署名にアヤシイものが混じっているとは驚きです。何から個人情報が漏れるかわかったもんじゃありませんね。
 そういえば、ミスタードーナツのチラシに、「当社の名前を騙って個人情報を聞き出す云々」とありました。名簿集めも色々と大変ですな。
 自分の名前や住所といったデータが、そんなに価値のあるものだなんて、なんだかちょっぴり得した気分です(謎)。
 
 ところで、以前から懸賞などに応募する際、住所の末尾にアルファベットを入れて個人情報漏洩ルートを探っているんですが、住所に「X」とか「Z」とか入ると矢張り不自然な感じがして、この方法に限界を感じていたのです。
 名前を一文字変えるというのは良いアイデアですね。私も今度使ってみます。

(2004.2.18)
(参考)
この他の、momoさんの投稿は以下の通りです。
橘翠子からのメール
フリガナ間違ってますよ