■ペンネーム「きみしぐれ」さんからの投稿です。
郊外というよりど田舎の一戸建てに住んでますが,床下関係のセールスがとにかくよく来ます。シロアリ駆除とか,床下乾燥機とか,バルサンたきます,防虫ネットつけます,耐震金具は大丈夫ですかなどなど。
何だか,うちの床下を心配してくださる方が,週1ぐらいで来るんです。
で,みなさん,
業者 「すぐすみますから,ちょっと床下見せてください」
私 「でも,大変だから」
業者 「いえ,床下収納庫からすぐ見られますから」
私 「うち,床下収納庫ないんです」(本当にないんです。私,あれ嫌いなんです)
業者 「えー,そうですか。だったら,畳をちょっと上げさせてもらえば」
私 「うち,和室がないから畳もないんです」(これも本当ないんです)
これで大体あきらめますけど,さらに,
業者 「じゃあ,押入の床を開けて・・・」
私 「和室がないのに,押入があるわけないじゃない」
業者 「・・・・」
ほとんどこの辺であきらめますが,一番ねばった業者は,
業者 「じゃあ,目立たないところの床に穴開けて見れば」
私 「跡が分からないぐらいきちんとふさげる自信ありますか。
跡が残ったら損害賠償するって,会社のほうで一筆書いてからならいいですよ」
ここまででしたね。
これ,判で押したように同じやりとりになります。
このごろでは,「床下」と聞くと,(ほら,きた。今日はどこまでねばるかな。)とちょっと楽しみです。
■言うところの「点検商法」ですかね。まともな業者もあるのかもしれませんが、身の回りでまともな訪販工事の例が無いものですから。
ウチの親戚も、「床下調べさせて」と言われて、結局床下換気扇をつける羽目になったそうです。後に、ホームセンターのチラシで1/10の価格を見つけて、悔しがっていました。
「ワザワザ蜘蛛の巣だらけになって点検してくれてありがとう、とお礼まで渡してしまった! 特別にお安く・・・なんて言っていたのに!」
と。
自分の親兄弟だと、意地でも契約解除に持って行きたいところなんですが、遠方で疎遠なこともあって流石にちょっと出しゃばれませんでした・・・。
(2004.7.30)