■ペンネーム「桃花」さんからの投稿です。
ある日、友達がお茶しに来ていたときに、ピンポーンと鳴りました。
我が家のリビングは玄関に面していて、インターホンを通していなくても、わりと何を言っているのか聞こえます。
でも、一応、インターホンで「はい」と対応しました。
相手 「工事の挨拶に来ました」
私 「どこの工事ですか?」
相手 「近くの」
私 「近くってどこですか」
相手 「その説明します。ちょっと出てきてもらえますか」
実はその前に近くの幼稚園の工事があったりして、そういう挨拶もあったので、仕方なく出ました。
相手 「壁のほうの塗り替えを案内させてもらっているんですよ」
私 「はぁ〜? 工事の挨拶って言ったでしょ!」
相手 「いえ、工事の案内と」
私 「工事の挨拶って言ったわよ。一緒に聞いた人がいるから、確かめようか?」
相手 「いえ、案内って言いました。それでですね、壁が〜」
私 「○○さ〜ん、工事の挨拶ってこの人、言ったわよねー」
友人 「挨拶って聞こえたよ〜」
私 「というわけで、来客中に、嘘ついて、表に出させて、大切な話を中断させて、迷惑です。どこの会社の人?」
相手 「失礼しました」
工事の挨拶って、本当にある場合もあるので、頭の痛いところですが、良く考えたら、工事の挨拶なら、絶対工事を依頼したほうの人も一緒にくるので、(幼稚園なら、教育委員会の人が来たし、近所ならその家の人が来てた)、追い返すのが楽しみじゃない人は、出ないようにして下さい。
■前から不思議に思っているんですけどね、「どうしても家の人とサシで話をしたい」という営業マンの気持ちはわからないことないんですが、嘘を言って呼び出しをかけることで信用を失うってことは考えないんでしょうか。
どう考えても、その後の営業活動に差しさわりがあると思うんですけれど。セールスをかけるために嘘をついた人間が、本番のセールストークでは嘘をつかない、とはなかなか思えませんから・・・。手段のために目的を見失っちゃだめでしょう。
誠実さよりも強引さで契約を取ろう、ということなのかもしれませんが、私だったら、たとえ安くても信用できないところよりも、真面目なところにお願いしたいけどなあ。
で、往々にして、信用できない商売方法をしているところは、値段も高かったりするんだ。あーあ。
■それにしても、仮にこの業者さんの言い訳が真実だとしても、
「工事の 案内 に来ました」
「どこの工事ですか?」
「近くの」 ←
ここで設定が破綻してるって・・・。
(2005.2.8)