ミニロゴデジタル写真・思いつ記 その1掲載:2004/12/12

デジカメ撮影時のサイズや画質設定

デジカメの撮影時にどのモードを選べばいいか悩むところですが、私の場合は、次の様にしています。 画像のサイズは、そのカメラの最大記録サイズとします。たとえばデジタル一眼レフのニコンD100ですと、Lサイズ:3008×2000ピクセルとなります。次に画質モードでは、JPEGフォーマットでは最高のモード(FINEと呼ばれることが多い)を選択します。最近ではRAWモードを選ぶことが多くなりましたが、このことについては別の機会に記します。

JPEG最大サイズ・最高画質では一枚あたりのサイズがニコンD100の場合、約3MBになります。256MBのメモリーカードでは80枚位撮れる計算になります。もちろん撮る図柄により容量は変わりますから確定値ではありませんが。旅行などでは当然予備のカードが必要になります。

3008×2000ピクセルの画像は、ホームページに使う場合は明らかにオーバーサイズです。私のサイトでは標準的な掲載サイズを横640ピクセルにしていますから、1/4以上縮小しなければなりません。フォトショップなどの画像処理ソフトで「解像度変更(ソフトによってはサイズ変更とも言う)」を毎回行います。そんな手間をかけないで、始めからそのサイズで撮ればいいのに・・

なぜ最高のモードで撮るのかですが、理由は「そのシーンには二度と出会えない」という想いがあるからです。従来のフィルムカメラでは、画質もサイズも選びようがありません。そのカメラが35ミリフィルムを使うものならそのサイズ枠内での撮影となります。使用するフィルムの質、レンズの描写力、カメラの精度などが全てを左右します。極めていさぎ良いシステムなのだと思います。

デジタルカメラの変幻自在さが嫌

デジタルカメラはその点「変幻自在」なんですね。私の場合はフィルムカメラの経験から、この変幻自在さが便利なようで、何か被写体の価値を撮影時に決め付けてしまう様で嫌なんです。たとえその時は大したものではないと思っていても、後になって思いもよらなかった意味を持つ画像なのかも知れません。(多分そうでないことの方が多いのでしょうが・・)

という訳で、メモリーカードが安くなった(本当にここ一年での低下ぶりは凄いですね) ことの恩恵に浴しながら、せっせとオーバーサイズの画像を記録しているのです。

印刷もPC画面もどちらもならやはり最大サイズ

ここでいうオーバーサイズはあくまでもホームページなどPCの画面での鑑賞を前提にした言い方です。プリンターできれいに印刷することが主目的なら、当然のことながら大きめに撮っておくことが必要です。PCの画面の見え具合=印刷結果とは、決して考えないことが重要です。印刷もホームページもどちらにも使える画像は、やはりそのカメラの持つ最大サイズ、最高画質モードということになります。

思いつ記の表紙へ戻る / フォト蔵のTopへ戻るフォト蔵のTopへ戻る

(c) 2004 T.Someya All right reserved.