世界の他次元モデル

 我々はスピリットの共同研究者達から、彼等の世界から見える他次元の現実は、こちら側の用語や概念を用いて正しく説明するにはとても複雑すぎると言われました。このページのモデルはすべてを伝えようとするものではなく、またあなたが持っているかもしれない信念や理論を脅かしたり変えようとするものでもありません。これはITCのコンタクトがどのように、誰と行われているのかを説明する助けになるように描かれたものです。この図にはたくさんの問題がありますが、最も大きな問題はこれらすべての次元、または意識のレベルをすべて同一の場所に存在しているように描けないことです。また各々の境界も勝手なものです:それぞれの領域の中にも、さらにたくさんの世界が存在すると我々は聞いています。それでも、見えない共同研究者達に言わせれば、こちら側の限られた伝達手段によって描かれたことを考えれば、十分に正しいモデルだそうです。


銀河、太陽、惑星を含む物質世界は、霊的な宇宙の外辺を形作っています。すべての源からの愛と光はこの世界ではぼんやりとかすれ、物事は予測不可能で混乱した状態になります。肉体を持たない限り、この領域での人生はとても不愉快でやりきれないものです。 創造されたものすべての源、または各宗教で言うところの神は純粋な振動しない光を放ちます。放たれた光はその瞬間から素早く振動し始め、散乱するにつれて振動はゆっくりになり、最後に密集した低振動の物質とエネルギーとして物質世界に現われます。

魂は宇宙界で、源の中の他のすべての魂と一緒になります。全体として完全にひとつでありながら、個人の独立性は保たれます。
天界は天使やマスター、その他の神聖な存在達の世界です。彼等の中には、地球などの物質世界で人生を経験したことがあるものもいます。
第5,6,7レベル(心因界)では、霊は人間の形を失い、炎のような姿になります。この世界の現実は居住者達によって創造されます。居住者の中には、地球上での最近の偉大な芸術や科学の心を持った者達がいます。
第2人間レベル(アストラル界下層)はしばしば地獄、煉獄、冥界と呼ばれます。ここは暗く陰気な世界で、物質的な事柄や、他人を困らせたり傷つけたりする生活態度に執着して、精神性を高める道を失った者達の住みかです。 第3レベル(アストラル界中層)は、たいていの人が死んだ後に目覚めるところです。この世界は夢のような世界ですが、その景観や住んでいる人達の態度は、物質世界のそれと非常に似通っています。 第4レベル(アストラル界上層)は、キリスト教徒からは天国、精神主義者からは夏の国と呼ばれ、地球において精神性が卓越していた者達の永遠のパラダイスです。

"Contact!" 96/01より


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