購入したマシン
DELL PowerEdge 600SC というエントリークラスのサーバ2台を購入した。
これまでの Compaq に比べるとコスト 1/10 の大幅グレードダウンだけど、
まあ 250クライアントならこれで十分でしょう。それに普通のAT互換機なので、
トラブってもパソコン屋でパーツ買ってきて簡単に直せるという妙な安心感もある。
ただ、AC ラインの復帰で起動しないのはサーバーとして失格かな。停電して
UPS がシャットダウンした場合、誰かが電源ボタンを押すまで復活しません。
早いとこ BIOSアップデートしてください > DELL さん
RAID コントローラ
ドライブは 40GBx2台の RAID1 構成で購入したが、さらにデータ用として
120GBx2台 の RAID1 を追加した。CERC という RAID コントローラは4チャンネルの
IDEポートを持っている。マニュアルによると、ドライブはマスター接続のみ4台との
ことだが、設定画面を見る限りスレーブも接続できそうだ。もっとも、購入した
マシンで5台以上のドライブ設置は難しいけど。
バックアップ
サーバのデータ容量が大きくなりすぎたので、ハードディスクでバックアップすることにした。
Adaptec の
USB2connect 3100 を増設し、ドライブはラトックシステムの
U2-MDK1B
に収めてリムーバブルとした。実行速度で 15MB/s 以上出るので、バックアップ時間が
大幅に短縮できた。
ドメインの信頼関係
NTサーバとの関係修復は簡単に確立できるのに、2000サーバからは無視されているようだ。
半日ほど悪戦苦闘して、名前の解決が出来ていない、という結論に達した。
NT4 は NetBIOS 名で名前の解決をしてくれるので、同じセグメントに居る相手なら
ブロードキャストで無条件に見つけてくれる。他のセグメントに居る相手の場合、
LMHOSTS で明示してやるのがこれまでのやり方だった。
ところが、2000 以降は DNS で解決しようとするみたいだ。ActiveDirectory
では自前の DNS を持つ訳だが、うちの会社みたいに部署で勝手に運用してる場合、
各々がスタンドアロンのルート DNS になる。これではドメイン内しか名前の解決が出来ない。
この問題は、HOSTS ファイルと WINS を使って解決した。例えば、「sales.local」
というドメインの「file-server」というサーバなら、「file-server.sales.local」という
フルのホスト名を HOSTS ファイルに書いてやる。これで相手サーバを見つけられるようになり、
WINS の複製で相手ドメイン内のクライアントも見通しが良くなる。
ついでに役に立たない DNS はアンインストールしよう。最後にまとめ。