入手
公式日本語サイトからダウンロードできます。
また、MRTG は Perl スクリプトで書かれていますので、Windows上で動作する Perlインタープリター
が必要になります。こちらから「ActivePerl」
というソフトを入手します。
インストール
先に「ActivePerl」をインストールします。インストーラのメッセージに従って適当にやれば終わり。
「MRTG」の方は、ZIPパッケージをディレクトリ構造付きでC:\に解凍します。
C:\mtrg-*.*.** 以下にインストールされます。フォルダ名の「*.*.**」はバージョンナンバーです。
設定
コマンドプロンプトを開いて c:\mrtg-*.*.**\bin に移動し、次のようにコマンドを実行する。
perl cfgmaker public@192.168.11.1 --global "WorkDir: c:\temp" --output mrtg.cfg
ここで、
「public」・・・ SNMP のコミュニティ名。とりあえず「public」を指定。
「192.168.11.1」・・・監視する機器のIPアドレス。ここではルータを指定。
「c:\temp」・・・データを置くフォルダ名の指定。
作成された「mrtg.cfg」が設定ファイルになる。一定時間ごとにデータを収集して監視するには、 「mrtg.cfg」に次の1行を追加する。
RunAsDaemon: yes
起動
c:\mrtg-*.*.**\bin で次のコマンドを実行する。
start /Dc:\mrtg-****\bin wperl mrtg mrtg.cfg
すると、trap を受信した結果が C:\temp にHTMLファイルとし出力される。 開いてみると、トラフィックの変化が1日間、1週間、1年間の3種類のグラフで表示される。 放っておくと、5分毎にデータが更新される。
ということで、とりあえずルーターのトラフィックを取得できるようになった。 然るべき設定をすれば、トラフィック以外にいろいろ情報を取得できるらしい。