Libretto20をダイヤルアップサーバーとして使用していた時のメモです。 省スペース、低消費電力のお手軽なサーバーが構築できます。

その後、Linuxに入れ替えました。

1.ダイヤルアップルーター

Librettoでダイヤルアップし、クライアント2台でインターネット接続しています。 プロキシーソフトはテクノブレスト社のWinGate3.0を使用。 クライアント〜サーバー側は独自のプロトコルで通信するため、アプリケーション側からはプロキシーを全く意識することなく使えます。 NetMeetingなんかも全く問題無く通ります。

2.プリントサーバー

これはWindows標準の機能なので、単にプリンタを共有に設定しているだけです。

3.NTPサーバー

UNOさんのフリーソフト「桜時計」で外部のNTPサーバーに接続し、Librettoの時計を合わせています。 このソフトは時計合わせだけでなく、他のパソコンに対してNTPサーバー機能も提供できます。 また、Windowsのクライアントなら標準の「NET TIME」コマンドで時計合わせができます。

4.ニュースグループの自動巡回

コマンドライン用のソフトをバッチファイルで起動し、夜間に自動巡回しています。手順は、

1) かっとしさん作 コンソール型ダイアルアップでタイマー接続、
2) Piafiさん作 Newsreadでニュースグループを巡回、
3) 再び コンソール型ダイアルアップで切断。

まだまだバッチファイルも捨てた物ではないです。

5.タイマーで自動ON/OFF

Librettoはタイマーで電源をONする機能を持っていますが、問題は起動毎にタイマーがリセットされること。 い〜ちゃんさん作 Librettoの電源管理プログラム for DOS Version1.3を使えば、コマンドラインからタイマーを設定できます。 起動時にバッチファイルを走らせれば、タイマーで自動運転が可能です。

一方、電源をOFFするソフトはいろいろあります。 私はハーツフィールドさん作ExitTime V1.4.3を使っています。


「NET TIME」の使い方

コマンドプロンプトで、「NET TIME \\(サーバー名) /set /y」と入力すれば、サーバー側と時刻が同期します。 起動時にバッチファイルを走らせれば、起動毎に時計を修正できます。