nForce2-ST(EP-8RDA+)にてメモリ3本の変則デュアルチャンネル

 AMDもAthlon64/64FXにメインストリームが移行し、いまさらnForce2もないような時代になってしまったが、未だに64bitEdition日本語版が発売されていないし、デュアルチャンネルメモリは64FXのECC/Registeredのみだから、まだまだ活躍できるチップセットだと思っている。

 nVIDIAのnForce2チップセットには3本のDIMMスロットがある。
外側からDIMM1、DIMM3、DIMM2と並んでいてDIMM1がBANK0、DIMM2とDIMM3がBANK1で、通常1と2、あるいは1と3にそれぞれ同じ規格のメモリを挿せばデュアルチャンネルで動作し、2と3に挿した場合シングルチャンネルとなる。スロットが3本しかないから、2本でしかデュアル動作しないように思われがちだが、実は3本でも可能である。DIMM1に両面実装の512MBを挿し、DIMM2、3に片面実装の256MBを挿す。すると512MB1枚と256MB2枚のデュアルチャンネルの出来上がり。
マザーボード(EPOX)EP-8RDA+に、バルクメモリ3本で規格だけ合わせたら(PC3200/8-3-3-2.5)すんなりデュアル動作した。定格はFSB333MHz-DDR400MHzだが、FSB400MHz-DDR400MHzで動作している。(CPUの電圧はやや高めにしてあるので、50℃前後)