ベルガマ
(古代ペルガモン)

トルコ共和国中西部
イズミルよりバスで2時間弱
50000TL(約230円)
言語・トルコ語
宗教・イスラム
(1995年1月現在)

写真はゼウス祭壇
現在は階段と木があるだけ。
祭壇を飾っていたレリーフは
ベルリンにある。

ベルガマの歴史

●‥‥‥‥‥BC3世紀アレクサンドロスの死後、その財宝を元にフィレタイロスがペルガモン王国を建設。自然要塞であったペルガモンは、基本的にギリシャ文化を受け継ぎ、その後ローマと組んでエーゲ海沿岸の交易によって繁栄を続ける。
●‥‥‥‥‥文化に力を注いだペルガモンでは、エジプトがパピルスの輸出を禁止したことから羊皮紙を発明し、図書館の蔵書が20万冊を越えたという。後にローマの属国となってからも、帝国下で繁栄を続けるが、ビザンチン、アラブ、トルコによって王国の特色は薄れ、次第に没落していった。
●‥‥‥‥‥19世紀から各国の調査隊によって発掘され、特にドイツはこの時に発掘したレリーフや彫刻を多数持ち帰り、ベルリンにペルガモン博物館を建設している。

とりあえず少しだけ写真集

アクロポリス

  
円形劇場


トラヤヌス神殿 

アスクレピオン 

医療施設として設けられたアスクレピオンは、
科学的な治療設備を始め、精神治療のための
様々な施設があった。
所々にしか光のささないこの地下道を通ることで、
病に苦しむ人々の精神を安定させる働きがあったという。

地下道