ごあいさつ


マリオネット・マンドリンオーケストラ2ndコンサート
当日パンフレットに掲載

本日はお忙しい中、マリオネット・マンドリンオーケストラの2ndコンサートにご来場賜わり誠にありがとうございます。
昨年、この同じ会場で初舞台を踏んだ私たちマリオネット・マンドリンオーケストラは、「マンドリン合奏の斬新な価値基準(スタンダード)を得る」という大きな目標を掲げつつ2年目に突入。独自なレパートリーとスタイルを持った個性的な楽団として、その活動は少しずつ軌道に乗ってまいりました。
マンドリン合奏の盛んな我が国には、マンドリンのために書かれたオリジナル作品や、心の深みに語りかけるクラシック・ポピュラーの名曲を魅力的に演奏する楽団が数多くあります。
そのようなマンドリン合奏が主流を占める中、私たちのスタイルやアプローチは一風変わったものとして受け止められるかもしれませんが
「人の心に届く音楽を追求する」という原点において何ら変わりはありません。

私たちマリオネット・マンドリンオーケストラは
撥弦楽器の魅力を生かしたマリオネットのオリジナル作品を取り上げ
躍動感のある情熱的な演奏を求め
広く一般にマンドリンの魅力を伝えられる音楽作りを心掛け
常に新しい話題を提供していける活力に満ちた団体でありたいと思います。

克服すべき課題は山積みですが、この楽器の魅力と可能性を信じつつ更なる進歩に向け努力を続けていきたいと思います。
今後とも応援くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

2008年7月19日
マリオネット・マンドリンオーケストラ代表
吉田 剛士