予告していた台形窓が入りました。特注です。
大きいため2分割されています。
2枚で1つと見るとW2769×h2000(高い所で)あります。
この窓だけは、取り付けだけでなく現場での組み立てがあったので心配していましたが大工さんはなんなく納めてくれました。
高橋木材工業株式会社さんのボレアル樹脂サッシです。
マービンとのバランスもあるので内側にはパイン材を加工し窓縁を入れるつもりです。
この窓はこのように、片流れの船底天井吹き抜けの傾斜にあわせて角度をつけています。
窓の一番高いところは、一階の床からだと約6Mの高さに着ます。まだ、工事の都合上吹き抜けをふさぐ足場があるため一階からこの高さを見上げたことがありません。どんな感じなのかとても楽しみです。
ここもお気に入りの場所です。
ここは2階主寝室です。
左右の窓はマービンインテグリティーラウドトップ+ダブルハング窓です。真ん中はベランダに出入りのためのドアが入ります。シンプソンの米ツガの無垢のドアが入ります。
台風が多く湿度の高い沖縄でこの場所(雨が直接当たるような場所)にこのようなドアを入れるのはセオリー違反以外のなにものでもありません。
ここまで書くと 強い信念で採用したように見えるでしょう?。残念です。なんてことはない、当初予定のファイバードアが輸入資材から漏れてしまい、急遽ナガイさんに相談したらマービンのコンテナに間に合うタイミング(在庫)で且つ好みのデザインのドアがこれしかなかったからです。
このベランダにはオーニングひさし(テントみたいな物)をつける予定です。
これもついてからのお楽しみです。
うちの断熱材は発砲ウレタンウォームです。
断熱工法は賛否両論ありますが、暑い沖縄では断熱材に頼った外断熱じゃ射熱を防げないそうです。
と、言うことで外側に胴縁で通気層をもうけ、内側材は発砲ウレタンウォームに落ち着きました。
沖縄の夏の暑さでこの工法の断熱方法だと換気口から「シュー」と音がでる程熱気があがるそうです。
オフレコでということで沖縄の外断熱を売りにしているハウスメーカーの営業の方が言ってました、「沖縄には外断熱が有効と商品(家)を販売しているが、実はあまりに表にだしてPRしていない通気層をとった断熱の家が夏場は涼しい。」と。
これはそれぞれの工法で並んで建っていてる2件の家で、比較検討した結果らしいので私の選択にまよいはありませんでした。
天井は20mm以上とお願いしたら、厚いところで35mmはあるのではないでしょうか?。厚いことに越したことはないので大歓迎です。
2度とこの位置から見ないであろうと宣言していたのもかかわらず、この位置からのトップライト(天窓)撮影してます。
ごらんのように水を進入させないために作りはごちゃごちゃしています。
とにかく雨じまいの一番心配な箇所でもあると思いますし・・・。余談ですがこれは並行輸入のベルックスではなく、日本ベルックス株式会社の商品です。
購入前に色々な掲示板に投げてどちらが良いか相談したのですが答えがでませんでした。
日本ベルックスの弁では、日本仕様になっていいるらしいとの事。価格を取るか、安心をとるか迷いました。
と、いうことで結論はこれです。
でも、アメリカのホームセンターで見たベルックスとても安かったなぁ。
専門用語はわかりませんが、棟と棟で屋根の高さが違うためその境界線の部分です。
ここも、また雨漏りの原因になりやすい部分です。
当初、業者はカラー鉄板で施行をする予定でしたが相談の上銅板の特注品に交換してもらいました(金額アップなしで)。
良心的です。もちろん、塩害等による腐食を考えての処置です。ちなみに屋根の施行は大水産業さんです。
上と同じ所を角度を変えて。
瓦が届きました。
材工分離が得意技の私ですが、屋根については冒険をやめました。深い理由はありません、大水さんが材工分離するよりも安いといえる額を提示してくれたからです。
真ん中下の直角の瓦は側面の役物です。
ユニックで1パレットごとステージに搬入します。
何せ最頂約12Mですから・・・。
ステージから4枚重ねでこのように屋根全体に並べていきます。
スペイン瓦ですが少し白っぽい物を基調に選びました。
張り終えるとどうなるか見物です。
突然ですが、お勧めの本の紹介です。
輸入マテリアル選定ガイド(発行 株式会社 建築資料研究社)という本です。
私が持っているのは2001年版ですが新盤がもしかしたらでているかもしれません。
何度か東京遠征でミプロかジェトロで見つけ気に入り取り寄せました。
輸入資材を扱っている商社と商品が460ページくらいにわたり紹介されています。
インターネットも情報源ですがこういうのもお勧めです。
値段も5000円弱と値が張りますが数千万円の買い物をするための情報源なので書籍類には金に糸目を付けない主義でした。

