フレーミング等5

2階と3階からは海が見えます。
夜景もきっときれいでしょう。
しかし、大きな片流れの大屋根が気になります。
海からの強い風が直撃ですから台風時は心配です。
構造計算は3階建てのなので2階建ての簡略的計算と違い細部まで緻密に計算します。
単に法定の強度ではなく、実際の沖縄の台風時の強風を考慮に入れ設計事務所株式会社Kの設計士Kさんには構造計算をお願いしました。



これが問題の大屋根の一部です。
大工さんの話では間違いなく台風時には屋根が波打つだろうと言っていました。
しかし、ツーバイ工法は面で分散して力を弱めるので、逆に返せば揺れて建物は耐えると言う感じです。
きっと、台風時は家族全員で1階に避難していると思います。



屋根合板の断面。



構造用合板のスタンプ。恥ずかしながら意味は分かりませ。だれか解読してください。



これは、グラスファー乾燥材くらいの意味だと思います。



いかにもカナダ産のPLYWOOD(合板)です。
確か、これは商社からの追加分だったかな?と思います。



2階子供部屋(約14畳)の半分の上にはロフトがあります。
その部分の床下(根太)です。



輸入資材はPGL(Huttig)というコンソレデーターから買いました。
正直ここに書くとこの会社の宣伝にもなるので書きたくなかったのですが正直いい印象はもっていません。
アメリカの会社ですが、国民性なのか会社の体質なのか、はたまた担当の性格かは知りませんが対応が極端に遅くよくありません。
その点伊藤忠ランバーのGさん等はこちらの無理を親切に2度も利いてくれました。
安心を買いたければやはり国内の業者ですね。



ルーフィングです。
瓦屋根の下に防水シートの目的で敷き詰めます。
七王株式会社のモラサン1号です。
屋根屋さん(大水産業)さんとはこのシートの上にもう一枚、計2重にルーフィングを敷いてもらうことになっています。風当たりを考えての処置です。



右側棟の天窓3つのうちの2つ、今は合板から飛び出して見えますがスペイン瓦をのっけるので、そのときはすっきりすると思います。



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