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HTML文書のデータ形式は、プレーンテキスト(省略してテキストと言う事も有る)と呼ばれる文字に使用されるデータのみで構成されたファイル形式になっております。
ワードプロセッサーソフトがHTMLの作成に向かない理由には次のような物があります。
ワードプロセッサーソフトしか無いと言うのであれば、拡張子が.txtになるファイル形式で一度保管し後でファイル名を変更するのが良いでしょう。
全角、半角と言う言い方は、昔ワードプロセッサーが固定ピッチの文字しか使えなかった頃に標準文字の半分の大きさの文字を表現するために使われた言葉が元になっています。(2倍の大きさの文字は倍角文字と呼びました。)
現在は、文字を表現するのに2バイト使用する文字(漢字等)を全角文字、1バイトで表現できる文字(アルファベット等)を半角文字と読んでいます。
プロポーショナルフォント全盛の現在、半角文字だからと言って全角文字の半分の大きさになるとは限りません。(概ね半分で表示されるフォントが多いですけど、全角と殆ど差の無いフォントも存在します。)
時折、「全角文字の半分のサイズで表示される文字を半角文字と呼びます」と説明しているのを見かけますが、いつの話ですか?と突っ込みたくなりますね。
まぁ、日本語入力IME(MS-IMEやATOK等)を立ち上げずに入力できる文字が半角文字と思って貰ってもほぼ間違いは有りません。
(つーか、全角、半角と言う呼び方自体が間違いで、1バイト文字2バイト文字と呼ぶのが適切なんだろうけどなぁ。)
HTMLを書くに当たって使用できる文字には規則があります。
まず、内容やタイトルにはすべての文字が使用できます。但し半角スペース、改行、タブは単に文字の区切りとしてのみ認識しますので、いくら入れても半角スペース1つとして表示されます。
それと、&<>の3種類の記号は制御用の文字として割り当てられていますので直接入力できません。&は&、<は<、>は>と書きます。
タグの<>や要素名、属性名は半角文字で書く必要が有ります。
また、これらは大文字(ABC...)と小文字(abc...)を同じ物と認識してしまいますので、<HTML>、<html>、<Html>と書き方を変えてもすべて同じ物と認識します
(XHTMLでは別の物と認識するので、すべて小文字で書いておく事をお勧めします。)
属性値については全角文字が使用できるものも有りますが、概ね半角文字を使用します。(全角文字の使用できる属性値はaltやtitle等の説明を入れる為に用意されたものだけです。)
あと、ファイル名にはトラブルの原因となるので全角文字や半角カナは使用しないほうが良いでしょう。それと拡張子とのくぎり以外に.(ピリオド)を使うのもトラブルの原因となります。
HTMLには次のような種類があります。(dtdが存在しないか公開されていないために、!DOCTYPE宣言文の存在しない形式のHTMLもあります。)
以下はAnother HTML-lintの解説からの孫引きです。(但しXHTMLはHTMLとは別物なので除きました。またdtdの存在しない独自拡張も除きました。)
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//IETF//DTD HTML//EN">
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//IETF//DTD HTML 2.0//EN">
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//IETF//DTD HTML i18n//EN">
<!DOCTYPE HTMLPLUS SYSTEM "HTMLPLUS.DTD">
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//IETF//DTD HTML 3.0//EN">
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 3.2//EN">
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 3.2 Final//EN">
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.0//EN">
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.0 Transitional//EN">
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.0 Frameset//EN">
<!DOCTYPE HTML SYSTEM "html40-mobile.dtd">
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01//EN">
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Frameset//EN">
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "ISO/IEC 15445:2000//DTD HyperText Markup Language//EN">
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "ISO/IEC 15445:2000//DTD HTML//EN">
<!DOCTYPE Pre-HTML PUBLIC "ISO/IEC 15445:2000//DTD HyperText Markup Language//EN">
<!DOCTYPE Pre-HTML PUBLIC "ISO/IEC 15445:2000//DTD HTML//EN">
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD Compact HTML 1.0 Draft//EN">
横方向の位置属性を指定できるタグ要素は h1,h2,h3,h4,h5,h6, p, div, img, object, applet, input, iframe, hr, legend, table, caption, colgroup, col, thead, tbody, tfoot, tr, th, tdです。
指定できる位置名は、要素ごとに違っており次のようになっております。
DIV,P,H1,H2,H3,H4,H5,H6:left center right justify
IMG,OBJECT,APPLET,INPUT,IFRAME:top middle bottom left right
HR,TABLE:left center right
LEGEND,CAPTION:top bottom left right
COLGROUP,COL,THEAD,TBODY,TFOOT,TR,TH,TD:left center right justify char
タグには大雑把に分けてインライン属性かブロック属性の属性値を持っております。
インライン属性は文章その物で、ブロック属性はインライン属性をまとめるための物と考えてもらってほぼ間違いないと思います。
( )で囲まれたタグは HTML 4.01 Transitional で規定されているものの HTML 4.01 Strict では無くなっているタグ要素です。
ほとんどのタグはインライン属性を持ったタグしか包括できませんが、例外的にブロック属性を持ったタグを包括できるタグや、特定のタグしか包括できないタグもあります。