Junk Shop コラム・雑文 その2

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■ぜひ入れてくれ。(2003/04/20)

これは、Web ページ作成者(特に仕事として作成している人)に対するお願いです。

ぜひ次の2つの情報は各ページに入れてもらいたいと思う今日この頃です。

一つ目の「文字コード情報」に関しては、何度かトップページで「入れてくれ」と言っていますが、再度ここで入れてくれと言います。

理由は、ブラウザによっては文字化けを起こしてページが見れなくなるからです。
「そんなブラウザを使う方が悪い。」なんて事を言うのはやめてください。この状況はMozillaOperaの英語版で確認しました。(日本語ローカライズ版でも発生するかもしれません。)
今後は、HTML(or XHTML)のヘッダーに書かれている文字コードの情報を元に文字コードを切り替えるブラウザが主流になうような気がします。(多分、Internet Explorer もそうなるような気がします。)

ほんと、少しでも多くの人に見てもらいたいと思うので有れば、文字コード情報は必ず入れてもらいたいものです。

次に「著作権情報」なのですが、この間SARSの情報を探していたときに、プリントアウトした文書を見て、何処が発行した文書か判らない物が出てきました。

この手の情報で、発行元が不明なのはなんか気持ち悪いですよね。

情報検索はgoogleのような検索エンジンを使用するのが主流だし、googleで検索するとそのサイトのごく一部のページのみを見ることがほとんどなので、まとめて「著作権情報」を記載するのでなく各ページに「著作権情報」を記載しておかないと、そのページを作った人が誰なのか判らなくなってしまいます。

やっぱり、著作権を主張したいので有れば、「著作権情報」はきちんと明示しておかないといけませんね。

え、私のサイトですか?すべてのページに入っているはずですよ。

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■PDAその機能必要ですか?(2002/02/14)

最近のPDAは重厚長大になってきて、本来の意義を忘れかけているような気がします。
最大の原因は、音楽やVideo再生と言うリソースが必要な機能を無理やり入れようとしているのが原因ではないかと考えております。
実際にそれらの機能は必要なのでしょうか?

音楽再生に関しては、専用機(MP3プレイヤーやMDなど)の方が便利にできていると思いますし、融通が利き手軽なのではないでしょうか?
また、Video再生に関しては外で動画を見る必要が有るのか甚だ疑問に感じます。
(元々TVも見ないせいでしょう。)
また、SHARPからこんな商品も出ることですしPDAに頼る必要もないかなと思います。

他にも、メールの送受信は携帯電話で十分だろうし、Web閲覧は・・・あったら便利だろうけど、現在主流のページがPDAでの閲覧に適していないページばかりなので、有っても使い難ければ無くても良いと考えます。

このように考えて行くと、携帯電話があればPDAは要らないような気がしてきますが、現在の携帯電話には携帯電話であるがゆえの欠陥が有ります。
まず、PCとデータのやり取りに制限がある。(基本的にメモリーが少ないですね。)
画面が小さい。(解像度でなく画面自体の大きさを指しています。)
入力デバイスが10キーのみである。(つーかタッチパネルがないと言った方が良いかな。)

PDAの本来の目的である、携帯電話より手軽で、携帯電話より見やすくデータを閲覧することができない限りPDAに未来は無いような気がします。(手軽にと言うのが重要)

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■インターネット・エクスプローラー(IE)豆腐事件 顛末記(2001/11/11)

(SUB:マイクロソフトの化けやろう・・・じゃなくて、バカやろう)

事の起こりは、Netscape6.01でありました。

Netscape6.01を試しに使った時に、標準状態で明朝系のフォントが選択されて読みにくかった事に始まります。

個人的に明朝系のフォントは200dpi以上の解像度が無いと読みにくいフォントであると思っております。
せいぜい100dpiのディスプレイで使用する事がメインの、ブラウザの標準フォントに選択したNetscapeのデザイナーのセンスの無さはここでは置いておきましょう。

Netscape6系でも読みやすいコンテンツを作るにはどうすれば良いのか悩んだ結果、スタイルシートでfont-familyを指定すればNetscape6系でもゴシック系のフォントで表示できることに気がつきました。(その時はこんなマイクロソフトの罠が待ちうけているとは思いもよりませんでした。)

ブラウザによる見え方の差を、できるだけ少なくしたいと考えている私は、今回、新しいコンテンツを作る時にスタイルシートでfont-familyを指定してNetscape6系でも見やすい物にしたつもりでした。
そして、11/1に新コンテンツを公開して数日後、Windows Me付属のIEで日本語が□(豆腐状)になって読めませんとのメールを戴きました。
その時は、手持ちのIEではまともに見れているし、なぜ?と戸惑いながらも、どのような状況か色々確認して行くと、Unicode(UTF-8)を文字コードにした時に日本語が豆腐状(所々変な記号)になる事が判り、その時は文字コードが間違って選択される事が問題だと考えました。
しかし、HTMLのヘッダーにMETA属性でShift_JISを指定してあるにもかかわらず、なぜ文字コードを間違って選択するのか、サーバー側の問題だと手がつけられないなぁなどと考えていました。
ひょっとすると、スタイルシートのfont-family指定が、文字コードの選択に悪さをしている可能性が有る事に気がつき、font-family指定を代えたあとに、その方から見え方のスクリーンショットを戴き、一目見て愕然としました。
「日本語が完璧に豆腐になっている。」
これは、もぐらひき肉事件以来の笑える状況でした。
原因は、文字コードでなく、類似フォントを選択せずに、フォントが無い事にしてしまうと言うバグでした。(文字が有る事を示す□が並んでいました。)

おかげで、スタイルシートからfont-family指定を全消去する羽目に陥りました。
(Netscape6系では読みにくくなるけど、少なくとも数万人はユーザーが居ると思われるブラウザでまったく見れなくなるよりは良いと、判断しました)
しかし、ついこの合だMSNがIE以外で正常に見れないのは、W3Cのリファレンスにブラウザが対応していないからだ、などとほざいていた企業の、ちょっと前のブラウザがこのような状態ですから、この企業のやることは信用できないですね。
新OSでは正式発売前に20Mもあるパッチを用意するし・・・(正式発売の製品に反映しろよ、他の商品なら全品回収物だぞ)
正式ユーザーに異常に負担をかけるコピーガードをするし。(そんなことをするならハードウエアキーを付けろよ、USBに差し込むタイプの物なら安価で確実なコピーガードができるだろうが。)
いらない機能はいっぱい増えるし。(アメリカ人特有の余計なおせっかいかなぁ。)
過去のハードの動作保証は無いし。(新しいものを買えってか、OSを含めると安いPCが買える値段になるんだけどなぁ。)とにかく、某M社は嫌いです。
 デスクトップPCに増設したPCカードスロットと今使っているTAとDataSlim2が無ければ、とっくに他のOSに乗り換えられるのになぁ、と思う今日この頃です。

注:もぐらひき肉事件とは、私の公開しているDataSlim2用のアドイン「もぐらたたき」が海外に紹介されたときに、mole mince meat(もぐらのタタキ)と自動翻訳された事件です。
(そう言えば、どこかではもぐらが、ねずみに変わっていたなぁ。)

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