エクステンションテクニック 

 


  ライフスタイルや爪質によっては、どうしてもネイルケアだけでは美しさを保つことができない人たちがたくさんいます。たとえば伸ばそうとするとどうしても折れてしまう人、2枚つめになる人、生まれながら変形の人、また、1本だけ折れてしまった時の再生、伸ばすと曲がってしまう爪の矯正など、エクステンション(爪の造形)の開発は爪のトラブルに悩まされておしゃれができなかった人たちに希望をあたえるものになりました。  

 


     *チップネイル

爪のサイズに合うチップをグルー(爪用接着剤)で接着し、自爪とチップの間をファイルして仕上げていく方法。特徴としては接着スペースが少ないので強度が弱い、即席のものなので爪の補強にならないが爪の負担が少なくすみます。

また、チップそのものをグルーや粘着テープなどでとめる方法もあります。メーカーによって色々な種類(チップの強度、爪のカーブ、先端の細さ、カラー、チップの長さ、かたち、フレンチ用チップなど)が出ているので自分の爪に合わせて選んでみてください。

     *スカルプチュア

もともとは歯をつくるアクリル樹脂からヒントを得て開発されました。

ミクスチュア(パウダーにリキッドを混ぜたもの)やジェルを使い、フォーマー(定規付き下敷きのようなもの)をセットして爪を造形していく方法です。

 最近では市販されているので自分でも簡単につくることができるようになってきました。まだまだ開発の余地のあるものなので、これからも最新の技術がどんどん日本にも入ってくることでしょう。アートスカルプチュアについては、他の号で。

     *オーバーレイ

チップネイルを施した上に、ミクスチュアをのせていく事をオーバーレイといい、フリーエッジが余りにも短く、フォーマーのセットが不可能な場合に効果的です。  

  *きれいに伸ばしていた爪にひびが入ってしまったり、2枚つめになったりした場合、グルーやシルクラップ、ファイバーラップなどで補強や応急処置をすることができます。  


スカルプチュアの恐い話

 

<チップ・ネイル スカルプチュアによるトラブル>

 

*チップやスカルプチュアが誰でも簡単に装着できるようになったためにおこるトラブルが増えています。きちんとしたケアの方法を知った上でおしゃれを楽しむようにしましょう。

 

*チップやスカルプチュアを装着する際には、必ず水分をふき取ってから、消毒してつけるようにしましょう。また、爪の際や、爪母側が浮いたままにしておくと、中に水が入ってかびがはえ、爪の病気になるので注意しましょう。

 

*スカルプチュアをつけたあと、2〜3週間に一度フィル・イン(新しく生えた爪との隙間を埋める)リペア(破損や亀裂が生じたときの修復)をして爪のトラブルを起こさないよう充分注意しておこないましょう。

 

*スカルプチュアを除去するには、混合液(アセトン2:オイル1)・アセトン含有の除光液・グルーリムーバーに浸し溶解した部分を削り取る方法、またはマシーンやファイルで削る方法です。

 いずれにしても除去するということは、爪にかなりのダメージを与えます。

ネイルプレートが薄くなる

爪の周りの皮膚はドライな状態になり、ささくれなどができやすくなる。

爪の成長に必要な油分、水分が失われて、爪の健康が損なわれる原因となります。


   *自己判断でチップ・ネイルやスカルプチュアを装着するとトラブルが起こったりします。

サロンを上手につかっておしゃれを楽しんだり、情報を得たりしてきれいな爪を手に入れましょう。 


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