上総湊・加平丸カワハギ釣行
2003/1/18
まさか超詩扱いにしなきゃいけないくらい長くなるとは・・・(^^;)。
すったもんだの挙句、今回のカワハギ釣行はいつもの上総湊・加平丸にて!
前日予約でおかみさんが「明日1船空いてるよ!」などと嬉しいお知らせ(^^;)をくれ
てたんだけど、勿論乗り合い、1名7,000円にて乗船!なかなかオモシロイ釣りになり
ました。ところで、仮眠中に夢を見た僕は、2人に予言!
「今日は27cmが釣れるよ!」(^^;)。
■詩人、行きからKO寸前(^^;)!
金曜日夜から深夜2時過ぎまで飲んでいた、という詩人、行きの車で既に落ちかけて
ます(^^;)。いつもなら、どんなに飲んだ日でも翌日乗船までは元気な詩人ですが、
今回はヤバい!既に後部座席で深い眠りについているうちの奥様と共に、助手席で
爆睡です(^^;)。ちなみに、僕はハセと一緒で、同乗者が眠っていてもあまり気にな
らないタイプなので、逆にオーディオの音を小さくする、などして気を使います(^^;)。
少しでも本番長く釣ってね、って(^^;)。
■さすがに1月の海辺は寒いっ!
計算通り7時ちょい過ぎに上総湊へ到着、すぐに着替えを始めますが、これが洒落に
なんない位寒いっ!みんなも言葉少なになってます(^^;)。ヨロヨロと船に向かうと、
完全防寒体制の大船長の姿が(^^;)。「今日はいつもより寒いですよねぇ?」と大船長
に訊ねると、完全防寒体制のこの人はこう言いました。
「いやぁ、あったけぇよ今日は!夏みてぇだ!」(^^;)。ウチの奥様に大笑いで突っ込
まれたのは書く迄もありまへん。相変わらずのナイスキャラです、大船長(^^;)。
■んで、出港!
今日は若船長操船の第二加平丸にて。僕ら3名の他に、釣り客は4名。トモはもちろん
持ってかれてましたが、カワハギなので胴でも条件はあまり変わりません(^^;)。詩人
は右舷胴、奥様は左舷ミヨシ、僕は左舷胴に陣取り、準備をしてる間に出港となりました。
■やはり最初は・・・
工程15分程でポイント到着。東京湾の船だとこうは行きません(^^;)。何だかんだ言っ
ても、この実釣時間の長さは魅力ですなぁ。各自にアオヤギが配られて、待望の第一投。
僕と詩人はシマヤオリジナルの全体ビーズ3本針、奥様は通常の3本針仕掛けを使用。
船中の1本めは、またしてもうちの奥様で、22cmくらいの良型を叩き出します。幸先の良い
スタートで、僕と詩人も真剣にタタキとタルマセを繰り返しますが、何故かこちらには
アタリすら無し・・・。そうこうしてる間に奥様が2枚めを釣り上げ、若船長から
「今日は調子いいねぇ(^^)」などとお誉めの言葉を頂戴しとります。
■暗黒の2時間
大釣りとは言えませんが、その後もポツポツと拾い釣りで数を延ばすウチの奥様の姿
を見て、業を煮やして仕掛けを通常のものにチェンジした詩人のロッドにもようやく
1枚目、程無くして追釣、という具合でエンジンが掛かって来ました。しかし、とっく
に仕掛けをチェンジしてる僕の竿は何故か沈黙。最初の2時間はエサ取りにすら相手に
されまへん(^^;)。この段階で、ボウズを覚悟しちゃったりなんかして、早くも言い訳
を考えちまいました(^^;)。
■詩人、KO!
小移動の間に釣り座に横になる詩人、遂に起きなくなりました(^^;)。風もそれ程強
くなく、日も照って居眠りには最適だったのかもしれません。ここから2時間、素晴ら
しい眠りに着いたのでしょう。ピクリとも動きません(^^;)。
■ようやく魚が(^^;)
気温が上がって活性も上がったのか、エサ取りの動きも活発になりました。大型のト
ラギスやベラ、キタマクラなんかがオモシロイ位釣れます(^^;)。キタマクラがダブル
で来た時には、記念写真撮ったくらい(^^;)。
掌サイズですが待望の本命も混じり、ようやくボウズ脱出!
■怒濤の追い上げ!
このへんから船は金谷沖に移動し、やや浅場を攻めます。詩人が寝てる間に、ちょっ
とした魚影濃ポイントに遭遇し、カワハギダブルも初体験(^^)。そうこうしてるうちに、
知らぬ間に数の上では奥様を追い越したのですが、何故か僕の竿に来るカワハギだけ他
の人たちより一回り小さい!
何故なんだぁ?と思ってるうちに詩人が復活し、釣り再開!ポツポツ上がるカワハギ
は、やはり僕のそれより大きめのモノです(^^;)。全く勝ってる気がしなかったんですが、
気がつくと9枚ものカワハギをゲットしてた僕は、気持ちを切り替え内房初のツ抜けに燃
えました!
■最後にやっと!!
終了が近づいてきた流しで、待望の10枚め!内房初のツ抜けを達成しました(^^)。
でもちっとも嬉しくない!何故なら、相変わらず僕の竿にやってくるカワハギは他の
人より随分小さく、まるでピンポイントで嫌がらせされてるみたい(^^;)。1枚でもいい
から納得出来るサイズを、と思い最後の一流しに賭けたところ、ようやく来ました、
推定27cmのキモパンサイズ!(後計測で23cm)。この1尾で今回の釣りは全て納得!
実は初の11尾は竿頭だったらしく、意気揚々と帰港し、ホクホクの帰り道となりました(^^)。
■詩人、またもや爆睡(^^;)
しかし、流石に運転と釣りの疲れが出て、家に着いた途端にぶっ倒れました(^^;)。
詩人も同じだったようで、このまま車運転して帰るのは危ない、ってことで僕ん家で仮眠!
リクエストの30分、それ越えた1時間、ごとにうちの奥様が起こすのですが、詩人は起きませ
ん(^^;)。自宅でキモ鍋の用意をして鬼の形相で待っている女詩のことを考えるとゾッとしま
すが、正直あの状態で渋滞の中車の運転なんかしちゃったら、詩人は100%事故ったでしょう!
なので、勘弁したげて!>女詩(^^;)。
■幻の料理!
今回のカワハギは全て活け〆にしたので、凄く綺麗でパンパンのキモがたくさん取れました。
なので、奥様に前から憧れてたあの料理をリクエスト!・・・そう、キモ刺です(^^;)。
大型のキモをスライスし、ワサビ醤油でそのまま食べる、という釣り人にしか出来ない料理
なのですが・・・なんつーか・・・絶品(^^)!当然、刺身キモ和え、刺身ポンズ紅葉卸し、キモ鍋
などもここんとこの2日間で死ぬほど食べましたが、あのキモ刺の味が忘れられないっ!
次回も必ず活け〆にしよう、と誓う僕だったのでした(^^)。
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