相次いで行われた各地の３歳チャンピオン決定戦。好調のＢＲＡは函館に続いて新潟・札幌の３歳Ｓもゲットしました。ところがファーストウィナーの権利がかかった小倉だけは獲得に失敗。このあたりが面白いところでしょうか。函館３歳Ｓ１・３着のアットホーム隊コンビが出走した新潟３歳Ｓ。勝ったのは新馬を勝ったばかりの石黒ロサード。新馬−重賞というエリートコースに乗りました。インを追い込んだＢＡＳＳＩノーザンカピタンが２着、やや不利のあった奥山リザーブユアハートが３着。ロサードはキャリアの浅さを感じさせないセンスあるレース運びで、潜在能力の高さをアピールしました。もう少し馬体がほしいところですが、距離のびてさらにという感じ。次走はデイリー杯（Ｇ２）。
小倉３歳Ｓは圧倒的なコウエイロマンのスピードの前に出走各馬が翻弄された感じでしたが、大島トウカイナンバーが直線しぶとくのびて２着。フェニックス賞惨敗から立ち直った木村クラフティゴールドが３着。とにかく、コウエイロマンの強さが際だったレースで、トウカイナンバー以下の距離適性云々は把握できない感じでした。夏の総決算・札幌３歳Ｓでは新馬・特別連勝の喜多マチカネテルテルが圧倒的人気となりましたが、良いところなく惨敗。単勝あわや万馬券、馬連１０万馬券の立役者となったのは宮崎妻マイネルプラチナム。前走の特別２着から考えると人気を落としすぎというところもありましたが、４コーナーで楽々と先頭にたって５馬身差の圧勝。タイムも時計のかかる芝にもかかわらずタイレコードで、フロックとは言えないパフォーマンス。残念なことにレース後骨折が判明。全治６ヶ月の重傷で、ぎりぎり皐月賞に間に合うかどうかというところ。
今期はおしなべて稼働率が高く、上位陣がかなりの混戦となっているように特別戦でもＢＲＡの活躍がめだちます。芙蓉Ｓでは萩原カシマアルデルが２着、宮崎夫タカオサクセスが３着。ききょうＳでは西山兄アサカライズが２着、広瀬拓リンデンデスティノが３着。どちらのレースも、勝ち馬が圧勝で、２・３着とはいえ完敗ですので、これらの馬がクラシック級とはいえませんが、今後もしぶとく賞金を稼いでくれるでしょう。勝ち上がり組が着実に賞金を積み上げることで、ベストテン内の上下動がいつになく激しくなっているようです。
新馬組で注目は浅井エアギャングスター。初戦は思わぬ敗戦でしたが、２戦目は楽勝。これまでデビューの遅かったダンシングキイ一族としては異例の早期デビューで、これから休養をはさんで年末に復帰の青写真が描かれているようですが、期待十分です。
軍団抗争はアットホーム隊が質量ともに圧倒して、２位以下に大差をつけて独走状態。２年ぶりの優勝確率はかなり高くなってきました。追い上げる六郷遊撃隊はエースのマイネルプラチナムの故障が極めて痛いところ。全体としては上位常連の五十嵐兄弟、藤原兄弟が大きく出遅れており、波乱の気配が漂っています。
お待たせしました。今年も炎の１０週間・ピック１０の季節です。以下の要綱を良くお読みになり、締め切りに遅れないようご応募ください。
ルール ：秋華賞〜有馬記念までの１０個のＧ１レースで有望と思われる馬を各レース１頭ピックアップしてください。
得点 ：指名した馬が該当レースで３着以内に入線した場合、その馬の単勝・複勝オッズの合計が獲得ポイントとなります。１０レースの獲得ポイント合計が各会員の得点となり、得点の多い方から以下の賞品が授与されます。
◆１位：３万円相当の賞品＋１０ＢＩＴ
◆２位：１万円相当の賞品＋５ＢＩＴ
◆３位：５０００円相当の賞品＋２ＢＩＴ
◆ＢＢ：５０００円相当の賞品＋２ＢＩＴ
爆弾 ：応募時に１０レース中３レースまで☆印がつけられます。☆印を付けたレースについては、獲得ポイントが倍になります。印を付けずに応募した場合、自動的に有馬記念・スプリンターズＳ・朝日杯に☆印がつきます。
締め切り：１０／１６（金）必着。原則としてハガキによる。電話・メールも可ですが、特にメールの場合、未着でもしったこっちゃありません。１０／１１の毎日王冠は参考にできますが、１０／１８の京都新聞杯を見終わってからエントリーできないということです。エントリー結果は１０／１８にＨＰにアップすることを目標にします。会報での発表は１０月末ぐらいです。
応募例 ：
秋華賞 ファレノプシス☆
天皇賞 サイレンススズカ
菊花賞 スペシャルウィーク
エリ女 エアグルーヴ☆
マイル エルコンドルパサー
ＪＣ グラスワンダー
阪神 コウエイロマン☆
朝日杯 ロサード
スプリンター シーキングザパール
有馬 ランニングゲイル