皐月賞を逃げ切った馬が、ダービーで6番人気とは、終わってみればずいぶんと見くびられたものです。「1番人気などいらない。ただ1着が欲しかった。」という大西騎手の言葉とおり、ダービーでは無人の野をいくかのごとく、中嶋サニーブライアンが完璧な逃げ切りを決め、ナリタブライアン以来の2冠達成を果たしました。フジテレビのアナウンサーは「これはフロックではない!」と絶叫していましたが、そのとおり。これは全くフロックではありません。皐月賞を逃げ切った馬が、逃げ宣言のもと、大外からハナにたって、4コーナーで突き放して勝った。1〜3番人気の差し馬がそろって不利もなく追い込んできて掲示板まで。タイムは2分25秒台。これは全てサニーブライアンの実力が抜けていたことを証明しています。皐月賞の勝利と、ダービーの勝利は全く内容が違うのです。おそらく同じメンバーで100回レースやったら、彼は99回勝つでしょう。(あと1回は大西騎手がゴール前で落馬して失格か?)ともかく、弱い皐月賞馬から、強い2冠馬へ。惜しむらくは骨折のため菊は絶望との知らせですが、1年後の淀で再び彼の豪快な逃げ切りが見られるのを楽しみにしています。
晴れ舞台のダービー。人気のブライトよりもまだ後ろから、直線だけで4着に突っ込んだのは宮崎妻エリモダンディー。小柄な馬体ながら、その根性と切れ味には全く驚かされます。京都新聞杯とか目黒記念とかで直線強襲するようなタイプに育つでしょう。今回は早めに仕掛けたものの、ゴール前では一息のびきれなかった西山ランニングゲイルが5着。最後まで脚の使いどころが難しいタイプでした。実力的にはブライト・エリモ・ランニングはそれほど差はなさそうで、秋の主役はこのクラスで成長力のある馬とヒダカブライアン・サイレンススズカということになりそうです。
2頭出しで注目された五十嵐弟。マチカネフクキタルは直線でサニーブライアンに一瞬迫り見せ場十分の7着。期待されたサイレンススズカはあえて抑えたのが良かったのか悪かったのか、行く気になれば行けたのか、様々な「IF」を残したまま9着。ただ、この2頭ともローテーションとしては非常に苦しいケースで、マチカネは未勝利を勝ったのが3月、サイレンスは球節に不安をかかえての出走でした。もちろん本番にむけて体調をピークに持ってこなくてはいけないのは、最初からわかっているわけで、言い訳の材料にはならないでしょうが(ダービーの日程が急に変更されたわけではない。)やはりどこかに「もしも」という思いは残ります。
3歳チャンピオンの奥山マイネルマックスは15着と惨敗。やはり、なんとか出走へこぎつけたという状態だっただけに、これは仕方ないところ。佐々木計TMトップダンは13着。こちらも暮れから春先までがピークで調子はやや下降ぎみだったか。
一方牝馬チャンピオンを決めるオークスはメジロドーベルが圧勝。BRA軍団最先着は長谷川プロモーションの4着。続いて福田尚オレンジピールが5着。3着のダイイチシガーと合わせ、結果的にクイーンCの上位が順位を変えてそのままなだれ込んだ感じで、勝ったメジロドーベルも東京で勝っていましたし、キョウエイマーチが引っ張る厳しい流れの中で、東京の長い坂を経験しているかどうかが好走の決めてになったようです。プロモーション・オレンジピールとも、体調不良や、展開の不利を克服して桜花賞でも好走しており、能力値は例年の牝馬トップクラスのものです。この世代の牝馬トップ3(キョウエイマーチ・メジロドーベル・シーキングザパール)は近年まれに見る名牝と評価すべきで、巡り合わせが不運であったともいえるでしょう。饗庭ヤマニンザナドゥはインで辛抱して、直線一瞬伸びかかったところで、不運にも落馬。的場騎手は大怪我ですが、幸い馬は故障したわけではなさそうです。乙川ハナノメガミは9着、五十嵐兄エアウィングスは10着と見せ場はありませんでしたが、これは前哨戦のスイートピーSそのもののレベルからして、まあそんなものというところでしょう。
さて、それでは恒例の全体成績講評です。本年度の各賞は下記のとおり決定しております。
優勝 :中嶋(ダイナースキッズ)【初】
準優勝 :福田尚(六郷遊撃隊)
最多出走馬 :テイエムコンコルド(藤原弟・六郷遊撃隊)【初】《17走》
最多出走馬主 :藤原弟【初】(六郷遊撃隊)《43走》
最高着差勝利 :アグネスミネルバ(奥山)(アットホーム隊)【初】《1秒3》
最高着差敗戦 :ステイゴールド(饗庭)(クイーン&ナイツ)【初】《6秒0》
ラップタイムワン(工藤翠)(チームMS)【初】《6秒0》
優勝軍団 :アットホーム隊(西山・KNヘリオス・奥山・BASSI)
準優勝軍団 :六郷遊撃隊(宮崎夫・宮崎妻・藤原兄・藤原弟・福田尚・及川)
優勝は中嶋(ダイナースキッズ)。前半はスターマイサドルがエースでベストテン程度が限界かと思われましたが、後半サニーブライアンの大爆発で二位に大差をつけての優勝です。ビバカーリアン・メジロディザイヤーという一般POGの大注目馬もそろえており、派手なラインナップの中の地味な1頭がド派手に活躍したという一年でした。おめでとうございます。
準優勝は二年目の福田尚(六郷遊撃隊)。オレンジピールが重賞3勝、G1でも活躍し、一時は首位にたって見せ場十分。エルウェーミラクルの代替馬オースミジャイアンが順調に使えなかったのは誤算でしょうが、それでも代替馬の中では最も活躍しました。来期こそはクラシックを。
3位はマイネルマックスで朝日杯を制し、長期にわたりトップを守り続けた奥山(アットホーム隊)。函館・京成杯・朝日杯の3歳重賞3連勝はバンブトンコート・ニシノフラワー以来の快挙で、もし順調に使えていたらというのが惜しまれます。アグネスミネルバが最大着差勝利賞受賞。
4位の佐々木計(ゴールデン40)はこれで3年連続のベストテン。無競争でゲットしたテイエムトップダンが大活躍。スカーレットメール・フサイチフレッド・マイネルエーテルとおそらく素質だけなら本年度最強のラインナップだったでしょう。マイネルエーテルの復帰があまりにも遅すぎ、スカーレットメールのリタイヤが余りにも早すぎたか。
藤原弟(六郷遊撃隊)も再び上位復帰を果たして5位。ヒシナイルが重賞を勝ち経済的に貢献、テイエムコンコルドが17走で精神的に貢献しました。馬主としても1995年の深尾の記録を更新して43走の新記録で最多出走馬・馬主のダブル受賞。
6位は西山(アットホーム隊)。落ちる時も一気に落ちていったが、上がってくるのも一気にここまで来ました。ランニングゲイルが弥生賞を勝ち、皐月・ダービーで2番人気となる大活躍。5頭持ちで残る4頭は未出走。勝敗というのは紙一重なんですね。
7位は五十嵐兄(ゴールデン40)。なんとこれで4年連続のベストテン。昨年まで3年連続を続けていた浅井がふっとんだため、断然光る快記録です。もっともBRA記録としては広瀬拓の6年連続ベストテンというものすごいものがありますが、これは発足当初の極めて会員数が少ない時代を含んでいるため、この五十嵐兄の記録は事実上の新記録といえるでしょう。期待のスプリームドリームはデビューできませんでしたが、バーボンカントリーが3勝・エアウィングスがオークス出走とにぎやかな1年でした。
8位の土田(クイーン&ナイツ)も3年連続。その前年が11位ですから、実質五十嵐兄とほぼ同等の記録です。それにしても、これだけ毎年の上位入賞者とドンゾコ軍団の差がはっきりすると、POGも運ばかりじゃないのかもしれませんね。クリエイトフレアーが堅実に活躍。マイルに限れば2−1−2−1という成績でNHKマイルで見せ場を作ったパームシャドゥとともに今後が楽しみ。
今年度のルーキーで最上位は9位五十嵐弟(ゴールデン40)。序盤戦ではエレガントシャトー1頭しか稼働せずに苦戦していましたが、クラシックシーズンが到来するや、サイレンススズカ・マチカネフクキタルが活躍。ダービー2頭だしをなしとげました。サイレンススズカがもう1ヶ月早くデビューしていれば、今年の勢力地図は大きく書き換えられていたことでしょう。しかしゴールデン40はベストテンに3人を送り込んでいるのに、回収率が悪いのは野田の不振と全体的な無謀な入札によるものでしょうね。
10位は宮崎妻(六郷遊撃隊)。昨年のブービーからここまでカンバック。順位自体はそこそこでも、例年通り、これがわずか2頭持ちでの成績ですからおそれいります。エリモダンディーがダービーでも大健闘で熾烈なベストテン争いを征しました。
わずか300BCU差でベストテン入りを逃した饗庭(クイーン&ナイツ)は11位。ヤマニンザナドゥが最終的にエースとなりましたが、惜しかったのは小倉デビューのトーヨーリアル。能力は相当高かったと思われます。
昨年チャンプの宮崎夫(六郷遊撃隊)は最後の最後でベストテン落ちの12位。カーリーパッションのデビューが1週間だけ遅かったか。オースミサンデー・グレースアドマイヤというクラシック候補を擁しながら、相次ぐ故障で不本意な年でした。
13位金光(ゴールデン40)もベストテン死守ならず。ステイゴールドが終盤連勝して秋に期待をつなげました。エアリバティーやグリーンファームの2騎もそれなりに活躍しましたが、どうも活躍がスポットにとどまってしまった感があります。
14位は新人・及川(六郷遊撃隊)。キタサンフドーが重賞で5度も掲示板確保で。孝行息子となりました。今年はサクラホクトオーの種牡馬価格があがらないか心配しているようですが、心配ご無用です。やっぱ単勝万馬券の馬の父の評価はそうあがんないでしょう。
15位喜多(ダイナースキッズ)はベストテン落ち。4頭が勝ち上がったもののオープンクラスの壁にモロにぶちあたった印象。ファビラスターンあたりも人気で来ないパターンにはまってしまいましたね。
16位は新人・長谷川(クイーン&ナイツ)。何をおいてもプロモーションにつきます。4回連続して出遅れた時は「なんじゃ、こりゃ」という馬でしたが、突如先行脚質に変身して、クイーンC2着、オークス4着。まずは十分でしょう。
17位は飯田弟(プロ軍団)。プロ軍団は今年はまさにダメダメ状態。ツルマルガイセン・フサイチキャプテン・レディータイクーンとデビュー戦を勝つと、「大器」「ケタ違い」と評価された馬たちの器がそれほどでもなかったというのが苦しかったか。
広瀬拓(ワールドブラザーズ)は物量にもの言わせての18位。当然損益計算書上では大幅マイナス。ハイリスク型のPOGを毎年続けると苦しいね。一応ダンジグフォーユー以外は勝ち上がったものの、焼け石に水でした。
19位は2年連続のベストテンから墜落した太田(チームMS)。超話題のプレミアートが2戦でドボン。スルーオグリーンの京成杯2着が光りますが、その後のスルーオは単勝万馬券の並以下になってしまいました。それでもチームMSとしては彼が最高順位・・・。
20位はKNヘリオス(アットホーム隊)。昨年32位に比較すれば大幅アップですが、エイシンウィンザーなどを持っててこの賞金ではつらいか。昨年夏に2着3回の後勝ち上がって、超効率的と言われたファインドレスなんて、それ以降音沙汰ないです。ちなみにイザヨイエースの代替馬レッドタイガーはBRA規約違反(代替馬の父は海外に繋用されている種牡馬であってはならない。)でしたので、記録抹消・イザヨイエースの記録復活となります。事務局も規約を覚えていませんでした。結果的には超ラッキーでした。
21位は今年もまたこのへんという鈴木(クイーン&ナイツ)。毎年色々言い訳はあるんだろうけど、結局このあたりの雰囲気になじんでしまいましたね。鈴木情報で馬を選んでいると思われる土田があれだけの好成績なのに、この結果はなぜ?朝日杯1番人気のクリスザブレイヴのリタイヤが最大の不幸でした。アイロニックマンが最後にやっと未勝利脱出。
22位はデータ室長広瀬泰(ワールドブラザーズ)。ミナミノフェザントの京都4歳特別3着が見せ場といえば見せ場か。ヤマニンサイレンスの未勝利勝ちの大万馬券もとれなかったし・・・。
23位は新婚の佐々木規(チームMS)。まあ、新婚だけにこんなもんか。去年は新婚の福田尚が29位だったし、やっぱ、バクチに平和な家庭は鬼門だわね。ジェニュインの妹タガノラピスが特別でも好走。
24位。幡鎌(ダイナースキッズ)。タヤスマッキンリー2勝、ヴィクタールミネス2勝、ニシノテンモン1勝と悪くはないんだけど、要は勝ち負けがはっきりしている馬ばかりだったのでしょう。馬主成績5−1−0−15です。
25位は小林(チームMS)。ウェスタンアンカーが小倉で特別勝って、とりあえずクラシック一歩手前ぐらいまでいきました。話題のサクラタイムオーあたりが評判だおれでは苦しかった。
数だけは相変わらず出ていた深尾(クイーン&ナイツ)は26位。トウショウ3頭で29走というのはいつもペースでしたが、いかんせんここのところのトウショウ軍団はさえませんから・・・。リュバンドールも姉ほどではなかったか。
27位は今年もまた弟は超えられなかった藤原兄(六郷遊撃隊)。4月以降突如として持ち馬フル回転体勢になりましたが、いかんせん遅すぎた。ドラゴンクリークなどがもう少し早くデビューしていれば・・・。
28位は昨年新人ながら8位と健闘したBASSI(アットホーム隊)。遅れてきた大物タイキエルドラドが特別勝ち含む2−1−1−0で秋への期待をつないでくれました。
29位は馬劇オーノ(プロ軍団)。やっぱ、入札前の新馬戦で7着のゴーストソルジャー指名するあたり既に負け戦ムードだったか。ブリージング・マロンキスが勝ち上がったもののそこが限界。
30位はそれでも昨年よりは順位アップのえちごZ(ワールドブラザーズ)。2頭持ちで、その1頭ハナノメガミがオークス出走なら、ここ数年で最良の成績といえなくもないです。ま、人生一歩ずつ前進が大事ですね。
31位は前年4位から急降下の浅井(ダイナースキッズ)。もちろんキングフラダンス(ダンシングキイ産駒)をあえて指名しなかったことは見識の高いところなんだろうけど、ピアノマンで死ぬなら同じことでしたね。それでもロックアライヴが2勝で格好はつけました。
32位は高橋(ダイナースキッズ)。おお、下に7人もいるぞ。昨年は出走ゼロという不滅の大記録を樹立しただけに、今年はフェミニンタッチの1勝だけでも意味はあるといえましょう。
33位。このところ浮上の気配の無い工藤翠(チームMS)。ヤマニンマッスルが途中までテイエムコンコルドと激しく最多出走を争っていましたが、12走の時点であえなくリタイヤ。やはり未勝利のままで最多出走は難しいですね。ラップタイムワンが最高着差敗戦賞を受賞。
34位は若い若松(プロ軍団)。彼については軍団編成の時、西山のアットホーム隊に入れるか、飯田のプロ軍団に入れるか相当悩んだんですが、最悪の選択でしたね。でも本人の成績もこれじゃ文句も言われまい。ファイナルカイザーのホープフルS出走直前あたりが最高の盛り上がりという情けない結果でした。
35位は比留田(クイーン&ナイツ)。昨年よりワンランクダウン(涙)。やっぱりメジロデュレンは無理があったか。ライアンだったらねぇ。話題のハギノメダリストは未出走だし・・。
36位、橋本(プロ軍団)。既にプロはやめたという噂も聞きますが、なんかトーホウケイカが9月に未勝利勝って以降賞金ゼロ。その後9ヶ月むなしい日々が続いたわけだ。確かにRMPMでも、ホームページでも橋本という単語を変換した記憶がありません。
今年は勝負がかりだった野田(ゴールデン40)が37位。オークスの日に「今日はボクのプロミシングウェイが勝ったんですよ。」と電話されて、さすがに「それがどうかしましたか?」とは言えませんでした。プレストサンデーとサクラビッグスター合わせて1800BCUとは・・・。誰も予想できないですよ。
おお、やっとブービーまで来た。萩原(ワールドブラザーズ)が20ランクダウンで38位。中国から国際電話かけてこられても、持ち馬の話題が無くて困ったのなんの。本年度唯一の未勝利馬主。
さて、前年33位、本年度は栄光のドンベッタは青木(チームMS)。なんか芝・えちごZ・高橋の歩んだ修羅の道に迷い込みそうなムード。2億のパッションタイムが単勝300倍ではいかんでしょう。ただ、ミスプロスペクターが桜花賞戦線に出走して、それなりには盛り上がった瞬間もあったかも。
結果的には朝日杯・皐月賞・ダービーと牡馬のクラシック路線の完全制覇に成功したBRAですが、全体としてはそれほどレベルそのものは高くなかったような印象です。トップの中嶋も2冠制覇ながら広瀬拓・土田・宮崎夫というここ数年のチャンピオンより獲得BCUは下で、総合チャンピオンというよりはサニーブライアンのオーナーとして、その名誉は記憶されるでしょう。また、牝馬クラシックG1で1頭も3着に入れませんでしたし、シーキングザパール・ブレーブテンダー・スピードワールドといった外国産3強を誰も指名していなかったこともあり、やや寂しい1年ではありました。今年のBRA軍団でフリーハンデをつければ当然サニブーが1位で、これは現実のフリーハンデでも1位でしょうが、2位候補のランニングゲイル・マイネルマックス・オレンジピール(牝馬で2キロもらって)あたりは現実のフリーハンデではベスト5には入れないでしょう。シルクジャスティス・メジロブライト・スピードワールド・ブレーブテンダー・シーキングザパール・メジロドーベル・キョウエイマーチよりは下という評価なんだよね。しかし、競馬というのは本来そのようなもので、レベルの高い年にチャンピオンが生まれず(昨年のフサイチコンコルド)、レベルの低い年にサニーブライアンという強いチャンピオンがBRAから誕生するというのは、おもしろいですね。一方で今年は最下位の青木でも6790BCUを獲得しており、これは昨年ならば33位に相当します。では昨年の33位はというと、これがまた青木で6990BCUなんだわ。つまり青木自身は昨年並みの成績を挙げたが、下位集団全体のレベルがあがったため、順位が下がってしまったわけです。まあ、そういう意味では少なくとも会員全てが、一瞬でも嬉しい瞬間があったわけで、編集部としては満足です。あらためて中嶋さんにお祝いを述べるとともに、本会報にてほとんどコメントされなかった皆様にお詫び申し上げます。
閑話休題、早速1997年度のエントリー受付です。
まずは規約改正について。(規約改正については、会報でご確認ください)
続きましてエントリーについての説明です。本年度はサンデーサイレンス据え置き、ブライアンズタイム大幅アップ、トニービン若干アップという形になっております。また、これまで度々議論の種となっていた外国産馬については、出来る限り海外種牡馬に値段をつけました。また特別に指定しなかった外国種牡馬については一律3000BCUのアップとしました。これは外国産、持ち込みの区別はありませんのでご注意ください。なお、今年はとにかく時間が無くて、一覧表が大変見にくくなってしまいました。別紙の競馬ブックの名簿コピーに各馬の番号がふってありますので、そちら照らし合わせて確認してください。
エントリー用紙は昨年同様に、本指名5頭・補欠10頭の指名が可能になっております。添付のリストに記載されていない馬については父母の名前及び性別を必ず記入してください。仮に名前が決定している馬であっても、リスト(つまり競馬ブックの名簿)にその名前が無い場合は必ず血統と性別が必要になりますのでご協力ください。
本年度のエントリー締め切りは6月28日(金)です。ただし、これは当日会場にエントリー用紙を持参される場合に限ります。もし当日来場できない場合はかならず27日(木)までに下記の住所に届く方法でお申し込みください。「届くと思ったのに・・・」という発想は危険です。原則的には火曜日に速達で出せば確実に間に合います。不安な方は事務局に到着したかどうかをご確認ください。深夜でもOKです。エントリーに関する質問も受け付けます。
【1997年度エントリー大会】
本年度のエントリー大会は下記にて行います。あまり探す時間がなかったので蒲田のカラオケボックスになりました。ちょっと不便かもしれませんが、JR蒲田に近いので思ったほど遠くはないと思います。
日時:6月27日(金)19:00〜23:00
場所:カラオケ「HARMONY(ハーモニー)」(3739−4011)
参加費:3000円
注意:おつまみ等は高いので、食事をすませてご来場ください。(近くには牛丼もラーメン屋もあります。)飲み物も高いので、どうしても徹底的に酔っぱらいたい人は近くの酒屋で酒をひっかけてから来てください。
では、また来月。