それにしても、そもそも出走する有力馬のほとんどがふくだの所有馬という一強皆弱の様相を呈してきたクラシックが開幕です。
クラシック第一弾、桜花賞の結果は、
1着 エンブロイダリー ふくだ
2着 アルマヴェローチェ
3着 リンクスティップ
9着 ブラウンラチェット い〜だ
10着 ショウナンザナドゥ ふくだ
12着 ボンヌソワレ 及川妻
3番人気のエンブロイダリーが右回り不安説を笑い飛ばすかのように、モレイラマジックで完勝。アドマイヤマーズ×クロフネでオークスはどうなのかというところもあります。NHKもありうるのかな。
上位3頭とそれ以下はかなり差がある印象なので、この3頭がオークスに出てくるなら三連複鉄板ではないでしょうか。復活を期したブラウンラチェットは権利はあるものの、ここからの巻き返しは楽ではなさそうです。
皐月賞は、
1着 ミュージアムマイル
2着 クロワデュノール ふくだ
3着 マスカレードボール 浅井
6着 マジックサンズ ふくだ
9着 ヴィンセンシオ ふくだ
10着 カラマティアノズ 中しま
11着 エリキング 五十嵐弟
12着 ジュタ Dフラッグ
１.5倍の圧倒的人気となったクロワデュノールが、まさかの切れ負けで2着。勝ったのはまたまたモレイラのミュージアムマイル。勝たれてふしぎと言うこともないですが、正直朝日杯、弥生賞を見て、あの切れ味を想像はできませんでした。おそるべし、モレイラ。
頑張ったのが、浅井マスカレードボール。やはり共同通信杯→皐月賞というのは、良いということか。ホープフルで1秒以上あったクロワデュノールとの差が、今回クビ差です。ドゥラメンテだけに東京は間違いなく得意なはず。浅井の馬がクラシックで馬券になるなんて、何年ぶりだろう。
ふくだは、マジックサンズもヴィンセンシオも見せ場があって、ダービーでも掲示板の可能性は十分。うらやましすぎ。中しまカラマティアノスはマスカレードボールとの力関係からも、もう少し上に来てもよさそうでした。五十嵐弟エリキングはさすがに一頓挫あっての休み明けでぶっつけは厳しかったか。とはいえ賞金は足りているので、ダービーでは確実に良くなってくるでしょう。Dフラッグ・ジュタは前半勝負に行きすぎましたね。
というわけで、現時点でふくだと2位五十嵐弟の差はなんと40万BCU。空前にして絶後という状況です。悪いけど、さすがにダービーではクロワ以外を応援しますわ。
では、ごきげんよう。