昨期は、リバティアイランドを持つねっしーが2位に20万BCUの大差で独走。
そして、オークス馬チェルヴィニアとホープフルS勝ちのレガレイラを擁した今期は、なんと2位に25万BCU差で連覇達成。いや、もう、どうにもこうにも。タイトルのようにねっしーとその他大勢ということになってしまいました。2位のふくだと最下位の広瀬の差が12万BCUなので、その倍以上上にねっしーがいるわけで、エベレストと中国山地ぐらいの差。
逆に、最下位で3万BCUというのはなかなかのもの。今期は全会員が2勝以上という成績で、なんとも異常事態の1年でした。
結果的には、勝負駆けでもなんでもなかったわけですが、オークスを勝って優勝に華を添えたのがチェルヴィニア。休み明けの桜花賞惨敗から良く立て直したのに驚き、3番人気だったことに驚き、ルメールのうまさに驚きです。
大逆転の可能性が残ったダービーも、結局掲示板を確保したのがねっしーのレガレイラだけなので、恐れ入谷の鬼子母神です。マイルCに回った組、シュトラウスもボンドガールも全部ダメで、休み明けの太田光ゴンバデカーブースが健闘しましたが、そういう意味では東スポ杯のレベルも「?」だったということでしょう。
成績には直接換算されないのですが、ねっしー以外で唯一G1で健闘したのが、まりなアマンテビアンコ。今年から大きく体系の変わったダート路線の羽田杯G1を勝ちました、東京ダービー回避は残念です。
副賞で35000BCUゲットで、これを換算すると12位相当になります。
結果的に、返還金も過去最大の45%ということになり、ねっしー以外は、みんなだいたい均等に負けたということ。なので、投資の大きかった組がワリをくらったかたちで、最大被害者は総合順位11位の五十嵐弟となりました。
優勝:ねっしー
26-15-28-9-11-23-10-11-1-10-15-21-2-20-11-5-6-5-18-3-3-1-12-12-1-1
連覇で4回目の優勝。これで最多優勝は4回で、Dフラッグ、宮崎夫と並びました。宮崎夫は最近勢いもないですが、5回目の優勝めざしてがんばってください。リバティアイランド・ドゥレッツァと昨期の持ち馬がその後も活躍。
2位:ふくだ
29-2-27-4-24-8-4-1-24-2-7-18-9-2-8-5-2-4-7-2-10-5-12-10-5-4-2-7-2
これだけ毎回上位にいるのに、優勝は1度だけ。なんと7回めの銀メダルです。クィーンズウォークが器の大きさを感じさせたものの、あと一押しが足りませんでした。
3位:太田光
9-5-19-17-2-20-15-24-22-9-11-14-5-1-17-14-11-3-5-9-16-8-17-4-18-21-6-16-6-3
12年ぶりの銅メダル。RPのタイトルも飾ったゴンバデカーブースですが、体調がなかなか戻らず、マイルCで復帰、ダービーへという強行軍でしたが、結果は出ませんでした。ママコチャがスプリンターズS制覇。
4位:コマツ
25-11-15-18-13-21-23-26-20-21-9-5-20-21-20-21-4
BRA最高成績を更新しての4位。アーバンシックが安定した末脚で追い込み、皐月4着。ダービーの前日発売では一時2番人気と注目されました。秋は良さげな予感。
5位:Dフラッグ
27-24-9-30-2-21-32-5-6-18-13-16-18-1-10-1-7-15-25-9-1-8-10-20-2-1-4-4-5
昨年からひとつ順位を落として5位。しかし、優勝後でも大崩れしないのが素晴らしい。ダノン軍団のエアズロック、キラウェア、スウィッチとそろえて、デサイルを抑えられなかったのが悔しい。
6位:中しま
10-13-1-18-23-33-23-30-24-27-27-19-19-6-4-18-20-15-6-19-23-18-22-8-17-15-9-3-11-6
ミアネーロがフラワーCを勝ってオークスへ。ガイアメンテ、コンドライトあたりが誤算。稼働率が高く43走で最多出走馬主。チーム戦もちゃっかり優勝。ナミュールが古馬になって完成といろいろ良いこともありました。サトノエピックに東京ダービーで副賞のチャンスがありましたが、惜しくも2着(編集子もしこたま負けました)。
7位:イノクチ
15-3-3-1-7-22-4-15-6-11-8-20-10-12-14-12-7-6-11-6-12-12-10-10-8-7
5年連続ベストテン。一方で5位以内には19年はいっていません。ディスペランツァがアーリントンC勝ちでまずまず。トロヴァトーレあたりは、もっと走ってもとは思います。
8位:及川妻
5-4-16-22-25-9-6-12-4-10-7-16-17-15-8-15-17-19-8
昨期は稼働率が爆上げ。7頭かちあがり。大いに期待されたサフィラが、アルテミスで2着したものの、チェルヴィニアには水をあけられてしまいました。
9位:ヘビ
4-2-17-15-6-20-6-9-23-33-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-25-6-17-9
昨期は大爆死でしたが、今年は5頭が勝ち上がり。ミスタージーティー、ルシフェル、ヒヒーンと名前のインパクトもありますが、良く目にした印象。
10位:さいとう
30-20-22-24-18-24-27-19-25-24-27-23-22-17-7-14-10
なんとかベストテン。ビッグドリームが2勝しました。7頭勝ち上がり、9頭が賞金獲得はなかなか優秀。
11位:五十嵐弟
9-1-25-17-31-25-8-18-9-2-11-5-7-12-7-1-18-6-5-19-1-19-6-3-7-5-5-11
6年ぶりにベストテン陥落。8頭勝ち上がりですが、稼働はなかなか厳しかったか。ショウナンハウルが最多出走馬、ブレイディヴェーグのG1副賞でも埋めきれずに最大被害者。
12位:いーだ
2-21-14-17-14-5-38-14-20-15-21-8-16-3-15-9-9-4-10-19-2-13-17-2-7-16-10-23-19-10-12
今年は、ホント勝ち上がりだけは多い、6頭勝ち上がりも稼ぎ頭がデュアルワイルダーの2万BCUでは、このあたりまでです。
13位:BASSII
8-28-3-14-19-29-6-14-7-32-26-26-19-23-17-21-21-13-3-18-13-9-21-2-4-11-18-15-13
ボンドガールが順調だったらどうなっていたんでしょうね。まさかチェルヴィニアとここまで差がつくとは…函館で人気となったロータスワンドもその後はパッタリ。
14位:宮崎夫
1-6-11-10-14-3-18-1-12-36-12-1-1-5-17-17-26-17-17-22-21-16-22-27-8-17-22-9-3-14-7-11-16-14-2-14
エントリーで負けまくって3頭持ちになった時点でほとんど終わってます。それでもシュトラウスが重賞を勝ってなんとか格好はつけた。
15位:及川夫
14-25-16-13-11-10-6-1-7-4-8-8-14-1-15-5-1-10-8-14-14-5-4-9-13-9-12-15
前年に続いて勝ち上がりが3頭。順位以上に大不振ともいえる1年でした。10頭で25走はなかなかに厳しかった。
16位:天宝院透
27-25-37-32-21-25-19-2-12-3-1-18-9-24-25-26-26-22-9-16-25-3-29-16-14-24-26-23-22-16
このあたりからは特別レースひとつぶんぐらいで順位は混沌。天宝院透もずいぶん上位に食い込めていません。驚異の高額馬ホウオウプロサンゲが、とりあえず皐月賞出走。ピラージライトが未出走抹消。悲劇なんだが、いくぶんかは助かったということ。
17位:まりな
43-37-11-33-35-20-21-24-26-29-19-27-28-28-26-28-28-28-18-26-25-19-21-16-17
2頭もちで4勝なので十分すぎる気もします。成績には反映されませんが、アマンテビアンコが新ダート三冠に挑戦し羽田杯優勝で、G1副賞、ダイバーシティをダブル獲得。
18位:五十嵐兄
5-6-16-5-5-2-7-10-28-7-5-12-21-5-6-6-10-7-16-7-8-9-20-8-4-22-12-11-9-13-14-22-3-18
もともと4頭もちになった時点で、やや雲行きは怪しかったか。ヘデントールが2勝したものの、重賞戦線には届かず。
19位:大野
29-16-19-21-7-33-19-16-17-10-2-13-19-3-11-7-11-3-12-20-2-11-7-2-15-13-19
10頭もちで勝ち上がり3頭と大不振でした。国枝厩舎6頭揃えて、ステレンボッシュもシックスペンスもサトノエピックも抜けとは…
20位:けんた
5-9-22-1-14-30-18-6-28-13-39-2-28-10-26-12-27-22-27-27-29-28-29-26-29-29-29-27-28-27-23-18-24-23-20
去年の8月くらいだと、ベストテンとかもありそうだったのにねぇ。早熟2頭が全くの不発。
21位:キッズ姫
12-17-21-11-1-3-8-21-34-30-24-15-16-NA-15-24-7-14-13-2-13-23-22-21-1-16-6-15-25-16-3-8-9-21
勝ち上がり2頭でベストテン陥落を大きく超えて21位。オコタンペが堅実に走りましたが、POGで求められているものとは違ったか。
22位:浅井
11-6-4-4-31-34-31-41-16-27-32-15-21-23-25-17-18-27-NA-NA-NA-28-20-27-30-22-24-19-8-13-24-22
勝ち上がり2頭。デインドリーム産駒ドリーミーデイは新馬を鮮やかに勝ったものの、休養で伸びず。
23位:あつこ
30-23-22-15-11-23-25-19-17-20-1-20-23
勝ち上がり2頭。クランフォードは底を見せなかったものの、2勝めが遅すぎました。ドゥデュースの有馬記念復活Vというグッドニュースもありました。
24位:広瀬
12-16-5-13-16-23-28-22-13-36-8-17-21-18-4-16-1-12-12-10-23-14-25-3-14-21-15-7-20-1-18-24-11-18-24
全体的に稼働が悪く、四位厩舎の2頭は2頭で1走。残念。
さて、軍団戦はチームピンク(ねっしー 中しま 浅井)優勝、ブラック(ふくだ イノクチ けんた)が2位。浅井は2年連続でねっしーと組んで、大ラッキーです。
では、エントリーお待ちしています。
締め切り厳守。6月22日(木曜日)24時!
金曜日じゃないので、間違わないように。