手駒が余って困っちゃう。
ねっしー独走の気配。


 あけましておめでとうございます。
 忘年会をやろうと言ってたのに、バタバタしていました。
 12月に2回海外出張で、睡眠障害みたいになっちゃったよ。
 2月あたりに一度飲み会しますかね。

 さて、タイトルにもあるとおり、混戦から抜け出したのはねっしー。
 今世代の牝馬ナンバーワンはねっしーチェルヴィニアか、BASSIIボンドガールかというおおかたの観方でしたが、2頭とも阪神JFは回避。
 この2頭への挑戦権をかけたレースというおもむきになったG1を制したのは新潟からの直行を選択したアスコリピチェーノ。
 人気となった及川妻サフィラ(アルテミスSでチェルヴィニアの2着)は4着。
 穴人気のヘビ・ルシフェルは6着、コマツ・クイックバイオは13着。
 それにしてもボンドガールの新馬戦は2着チェルヴィニア、3着コラソンビート、さらにマスクオールウィンとキャットファイトまで出ているんだから
 まさに伝説の新馬でした。

 というところで、クラシックの展望は上記2頭とアスコリピチェーノが中心となるはずだったのですが、年末にとんでもない大物牝馬が現れました。
 ねっしーレガレイラが、牝馬としては初のホープフルS制覇です。
 しかも、フロックとかではなく、人気を集めて横綱相撲。
 早々と陣営からは皐月賞挑戦プランが発表になりましたが、今期の牡馬陣は確かに小粒なので、十二分に可能性はありそう。
 ねっしーは牝馬2頭で4冠に挑戦という画期的なシーズンになりそうです。
 ホープフルSは1番人気候補だった太田光コンバデカーブースが出走取消となり、その後エントラップメントの手術ということで、流れは良くない。
 手術そのものは、よくある事例なので能力に影響もないでしょうが。
 その他の出走馬ではヘビ・ミスタージーティが5着。これは出遅れも響いたか。
 イノクチ・ディスペランツァ9着、コマツ・ウインマクシマム12着。
 つまりヘビとコマツは牡牝に駒があるということ。
 朝日杯は、鼻息が荒かった宮崎夫シュトラウスがまさかの10着。
 8着にねっしーダノンマッキンリー、小倉で活躍したけんたミルテンベルクは最下位。
 全体順位としては、ねっしーが抜け出し、駒からしてもかなり有利な状況。
 2位の太田光以下は、主戦クラスの動向が不透明で、追いかけるのはけっこう厳しそうです。
 Dフラッグのダノンエアズロックや天宝院透のホウオウプロサンゲもレガレイラに先着しているんだから、可能性はあるとは思いますが。

 ピック12は五十嵐弟が2270ポイントで1位、大野が2180ポイントでわずかに及ばず。3位Dフラッグ、BBまりなとなりました。
 今年の秋は、おしなべて堅かったですな。

 では、また。