チェルヴィニア万全、シュトラウス泰然
クラシック候補ぞくぞく


 先月は大一番サウジアラビアCを太田光ゴンバデカーブースが勝ち、ボンドガール、シュトラウスが素質の高さを見せました。

 シュトラウスは最近では珍しい東スポ杯へと続戦。
 敗戦が嫌われたか4番人気まで評価を落としましたが、ここは完勝。
 2着は人気薄のねっしーシュバルツクーゲル。
 3着に2番人気のふくだファーヴェント。
 札幌でのよもやの敗戦から復活を目した中しまガイアメンテは6着。
 人気を集めた五十嵐弟フォルラニーニは8着。
 シュトラウスは落ち着いた先行から危なげなく抜け出し、1馬身半の差をつけて強い勝ちっぷり。
 もっともモレイラだけに今後乗り替わったらどうなるという心配はあります。
 それほどに今シーズンのモレイラは凄まじい。
 この後は朝日杯なのかホープフルなのか。
 朝日杯かなぁ。

 BASSIIボンドガールは阪神JFへ向かい、1番人気になりそう。

 そのボンドガールの新馬戦は2着がねっしーチェルヴィニア。
 未勝利を圧勝した後の、復帰戦アルテミスSでは同じく評判馬の及川妻サフィラを問題にせず圧勝。
 こちらは年内休養なので、ボンドガールとの再戦はチューリップあたりになりそうです。
 それにしても、ボンドガールの新馬戦は3着のコラソンビートが京王杯を勝って、おそらくは阪神JFでも人気になりそうで、この時点で「伝説の新馬」確定です。
 そういう意味では、エントリーでボンドガール、チェルヴィニアが競合になることはミエミエだっただけに、あえて3着のコラソンビートを補欠でとるという作戦もあったか。

 馬主順位はチェルヴィニア、シュバルツクーゲルに加えて、2連勝のダノンマッキンリーや札幌でセットアップを負かしたレガレイラと質量ともに豊富なねっしーが首位。
 ゴンバデカーブースの太田光が2位、それ以下はほとんど差がなくアイビーSで先述のレガレイラ、天宝院透のホウオウプロサンゲを負かしたダノンエアズロックのDフラッグ、シュトラウスの宮崎夫、平場で2勝めをあげたルージュスエルテを含む5頭勝ち上がりの五十嵐弟、萩S勝ちのルシエルを擁するヘビと続きます。

 阪神JFにはチェルヴィニア以外の有力馬がそろって出走しそうでここである程度候補は絞られそう。

 朝日杯、ホープフルはゴンバデとシュトラウス、ダノンマッキンリー、ダノンエアズロックあたりが出走予定ですが、まだ予備登録がないので、どちらの路線なのかはわかりません。

 牡路線は、大穴もありそうかな。

 では、急に寒くなってきましたが、お体に気を付けて。