桜花賞、皐月賞、マイルCが終了。ついでにケンタッキーダービーも終了。
残すは高額賞金のオークス・ダービーとなったところで、今シーズンの優勝争いもほぼほぼ絞られてきました。
断然人気の桜花賞を鮮やかな末脚で勝ち切ったのはねっしーリバティアイランド。
末脚は確実に伸びることは明らかだったとはいえ、川田騎手は悠然と後方に構え、勝利のカタチを作ったキッズ姫コナコーストをスパっと差し切り。
今年の牝馬は全体的にレベルが高そうではありますが、距離が伸びてリバティを負かすほど大きく変わるタイプもいなさそうで、唯一土をつけられたDフラッグのラヴェルも成長力に疑問はあるし、二冠の確率は相当に高そうです。
おいかける宮崎夫はファントムシーフが皐月賞で3着。
こちらも、ソールオリエンスがとんでもない強さで東京に変わっても、逆転はなかなか難しそう。
ただダービーは枠順がかなり大きな意味を持つのと、馬場が良くなってどうかというところか。
それでも、上りで1秒違うものなぁ。
その他の皐月賞組は五十嵐弟シャザーンが6着、穴人気となった五十嵐兄フリームファクシが9着、さいとうラスハンメル16着、中しまダノンタッチダウン18着となりました。
ダノンタッチダウンはブービーから2秒4離されての最下位。
しかし、ここからマイルCであわやの好走をするのだから調教がわりに皐月賞を使ったんでしょうかね。
宮崎夫は、牝馬でもウンブライルが健闘。
NZT、マイルCと連続2着で賞金をじわじわつみあげています。
マイルCにはBRA勢が大挙出走し、ふくだカルロヴェローチェがかろうじて掲示板、まりなモリアーナが惜しい6着、太田光ナヴォーナ8着、さいとうセッション13着。
ダービー最終便の京都新聞杯では遅れてきた大物イノクチ サトノグランツが優勝。
ここにきて3連勝と素質開花か。
2着が五十嵐弟ダノントルネード、3着がコマツ・リビアングラス。
BRAは出走3頭でワンツースリーでしたが、レースレベルは一枚落ちるかも。
ダービー路線では、むしろ青葉賞を勝った太田光スキルヴィングも3連勝で、器はかなり大きそう。キタサンブラック爆発と思えばソールオリエンスと好勝負に持ち込めるかもしれません。
長く良い脚を使うタイプでダービー向きではあります。
ルメールがファントムシーフとどちらを選ぶのかも注目。
さて、今期も残りあとわずか。
優勝争いはねっしー、宮崎夫に絞られた感があります。
なんといってもダービーが超高額賞金レースで補正がはいっても、1着24万BCU。
リバティがオークスで連対をはずす確率はほとんどないとは思いますが、それでも2着だと宮崎夫ファントムシーフ、五十嵐兄フリームファクシ、太田光スキルヴィングと可能性がそこそこ残りそう。
あ、五十嵐兄はドゥラエレーデもいるのか。
業務連絡。今年は編集子に出張予定があるので、
エントリー大会は6月24日(土)を予定しております。
では、グッドラック。