暮れの2歳チャンピオン戦が終了。
阪神JFは1番人気のドゥラメンテ産駒、ねっしーリバティアイランドが展開不問の末脚で抜け出し完勝。
他の有力馬、2-4番人気に支持されたモリアーナ、ウンブライル、ラヴェルの惨敗と明暗をわけました。
前に行った馬、出負けした馬、いろいろ言い訳があるレースでしたが、リバティアイランドだけが別次元のレースをした印象です。
桜花賞と同じコースで、逃げ切りや追い込みだと、本番の流れによっては紛れもあるでしょうが、中断から外へ出して一気に差を広げたレースぶりからは今回のメンバーには負けないと思います。
朝日杯は人気通りの決着。1-3番人気の3頭がクビ差の勝負となりました。
中しまダノンタッチダウンは惜しくも2着。上がり最速で追い込みましたが届かず。
ただ、タイムは阪神JFのほうが上で、クラシックへの展望はまだ見えていないか。
皐月賞と同じコースのホープフルSは、極端なスローペースで久しぶりの「いったいった」決着。
朝日杯をやめてこちらに回った五十嵐兄ドゥラエレーデが2番手からしぶとく伸びて優勝。
五十嵐兄はホント久しぶりのG1かな。
こちらも父はドゥラメンテ。朝日杯を勝ったドルチェモアの父がルーラーシップなのでこの秋はエアグルーヴの血を引く馬が大活躍です。
ホープフルで追い込み勢力では唯一馬券圏内に突っ込んだ、ねっしーキングズレインもルーラーシップ。
阪神3着のドゥアイズもそう。ディープ・キンカメ時代の次はこのあたりがブームになるのか。
2番人気で福永最後のG1チャンスと言われた宮崎夫ファントムシーフは4着。
うーん。少し弱気なレースになってしまったか。
というわけで、確固たる主役が誕生した牝馬路線、トライアルまで混戦が続きそうな牡馬路線という図式になりましたね。
ドルチェモアは無敗戦の3連勝なので、主役の権利はありますが、直感的には器が足りない気がします。
馬主順位はG1で1、3着のねっしーが首位。ここの牝馬2冠が基準値か。
悲願の優勝を目指せる駒がようやく出現した五十嵐兄が2位。実は年明けの平場を勝ったフリームファクシが相当な器かも。
牡牝で賞金積み上げに失敗した宮崎夫が3位。ダイヤモンドハンズが青葉賞に間に合うという噂もあり。
4位のDフラッグはラヴェル、ノッキングポイントが失速でかなり苦しい。
5位五十嵐弟はチャンスザローゼスとダノントルネードの年明け始動戦が注目。
G1賞金が大きいだけに、以下の会員も1頭爆発すれば、まだまだ上に行けるでしょうが、
リバティアイランドがいるので、優勝のハードルはかなり高い、混戦とは言えないという状況です。
PICK12は
優勝 Dフラッグ 2800
2位 さいとう 2730
3位 ヘビ 2670
BB ふくだ 780
となりました。ねっしーが応募していないし、五十嵐兄がドゥラエレーデを指名していないというのがポイント。
では、また。