ドウデュース、ドウデュース!
一発でしとめたのは、よもやのあつこ!


 「よもや、よもやだ。」

 ダノンスコーピオンのNHKマイルC勝利により、ふくだが19年ぶりの優勝に王手をかけて迎えたダービー。
 皐月賞では立ち遅れた及川夫デシエルトが、あとさき考えずというかたちで強引に先行。驚異的なハイペースでひっぱります。
 ヘビのアスクビクターモア、さいとうのロードレゼルも前へ前へ。外枠に回った有力馬たちは後方に固まり、仕掛けを待つ展開。
 デシエルトが速いペースのまま、4コーナーへ。 この時点で追い込み勝負になるのは明らか。
 ジオグリフがまず動き出し、それにあわせて、あつこドウデュースもゴーサイン。
 武豊がインタビューで言ったように、あまりに反応が良すぎて一気に前に追いついてしまいました。
 ハナからドウデュースをマークしていたイクイノックスが追走。
 人気のダノンベルーガは人気3頭のインを狙いますが、思ったほどに加速しません。
 むしろアスクビクターモアがヨレながらも粘りこむ勢い。
 坂を上がってさらにもうひとのびしたドウデュースが最後までのびやかに走ってイクイノックスを封じ切り1着。
 あつこが逆転で初優勝となりました。
 もちろんG1馬なので侮ったわけでもありませんが、中山の感じから、正直東京でイクイノックスを逆転できるとは思えませんでした。
 武豊もさすがだし、流れも向きましたね。
 ワタシはアスクビクターモアにドカンと勝負していたので、直線は声がでました。前半、あと1秒ゆっくり流れていたらなぁ。


 前週に行われたオークスはBRA苦戦と思われ、実際スターズオンアースの二冠という結果でしたが、キッズ姫のスタニングローズが人気薄で2着。
 桜花賞で人気を裏切った中しまのナミュールが3着。 ナミュールが1着だったら中しまが2着になっていたのかな。
 なんのかんのでクラシックでそこそこ結果が出て、まずまず例年なみにはなった1年でした。
 ホープフル・朝日杯・NHK・ダービーなので悪くはないです。


 では、各会員の結果です。

 優勝:あつこ
 30-23-22-15-11-23-25-19-17-20-1
 初のベストテンいりどころか、驚きの初優勝。 ドウデュースのダービーはもちろん大きいが、そもそも2歳チャンピオンですし、キングエルメス、ルージュラテールもオープンなので、4頭持ちとしては驚異的な打率です。すばらしい。

 2位:ふくだ
 29-2-27-4-24-8-4-1-24-2-7-18-9-2-8-5-2-4-7-2-10-5-12-10-5-4-2
 19年ぶりの優勝を逃し、なんと6回目の準優勝。 とはいえ、ダノンスコーピオンのG1勝ちまではほとんど存在感がなかったので、満足でしょうか。 JRAが3歳G1賞金を突然大増額した恩恵を受けました。

 3位:中しま
 10-13-1-18-23-33-23-30-24-27-27-19-19-6-4-18-20-15-6-19-23-18-22-8-17-15-9-3
 連続ベストテンキープ。宿敵Dフラッグにも勝ちました。 ナミュールはいろいろあって、10万BCUぐらい損している気がする。 ダービーにもオークスにも出走して、最終3位は完全勝組。

 4位:Dフラッグ
 27-24-9-30-2-21-32-5-6-18-13-16-18-1-10-1-7-15-25-9-1-8-10-20-2-1-4
 セリフォス・アライバルで新潟2歳オウンダブル達成の時には、今年も爆発かと思われましたが、両馬ともやや尻すぼみの成績に。 セリフォスはG3、G2勝ちでG1を2着なのだから、もちろんうらやましいのですが。前2年が派手だったのでね。

 5位:五十嵐弟
 9-1-25-17-31-25-8-18-9-2-11-5-7-12-7-1-18-6-5-19-1-19-6-3-7-5
 安定の5位。3頭がオープンで重賞もG1とG2。 文句なし。と言いたいところですが、キラーアビリティが皐月もダービーも掲示板に載れないというのは、全くの想定外ではなかったかと。順位のわりにはちょっと悔しい。

 6位:ヘビ
 4-2-17-15-6-20-6-9-23-33-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-NA-25-6
 復帰2期めで大きくジャンプアップし6位へ。なんといってもアスクビクターモア。 弥生賞勝ち。 ダービーで直線先頭に躍り出たときは、胸が高鳴りました。 この調子なら、来期エントリーの台風の目になりそうです。

 7位:さいとう
 30-20-22-24-18-24-27-19-25-24-27-23-22-17-7
 おめでとう。入会以来初のベストテン入りです。 短距離のタイセイディバイン、長距離のロードレゼルで終盤ぐんぐん順位をあげました。ロードレゼルは菊でおもしろそう。

 8位:キッズ姫
 12-17-21-11-1-3-8-21-34-30-24-15-16-NA-15-24-7-14-13-2-13-23-22-21-1-16-6-15-25-16-3-8
 オークスのスタニングローズで圏外からごぼう抜きでベストテン。 昨年のシャフリヤールといい、終盤の爆発力を見せました。 コマンドライン・ステルナーティアの不振から、サウジ組はダメかと思ったんですが、競馬は難しい。

 9位:及川夫
 14-25-16-13-11-10-6-1-7-4-8-8-14-1-15-5-1-10-8-14-14-5-4-9-13-9
 ベストテン復帰も9位は、止まったというイメージも。 ステルナティーア、リアドなど、これも化けそうで化けなかったというラインナップか。 デシエルトの3連勝と岩田のコメントは皐月で一発を予感させましたが痛恨の出遅れ。 粗品の本命というのが問題だったか。

 10位:猪口
 15-3-3-1-7-22-4-15-6-11-8-20-10-12-14-12-7-6-11-6-12-12-10-10
 かろうじてベストテン確保。10頭もちで8頭勝ち上がり。 トータル50走で最多出走馬主。まあ、毎週のように何か出てたわけで、良かったのではと思いますよ。ただし、収支的にはこの順位でもマイナス。

 11位:広瀬
 12-16-5-13-16-23-28-22-13-36-8-17-21-18-4-16-1-12-12-10-23-14-25-3-14-21-15-7-20-1-18-24-11
 ベストテンにはわずかに及ばず。 サブライムアンセムがフィリーズレビュー勝利。 勝ち上がりに時間をかけすぎて桜の後が続きませんでした。 広瀬にしては、強気のエントリーが功を奏したか。

 12位:ねっしー
 26-15-28-9-11-23-10-11-1-10-15-21-2-20-11-5-6-5-18-3-3-1-12-12
 このところの好調からすると、2年連続でベストテン落ちは今ひとつか。 しかも最後の最後でコムストックロードが稼いで格好をつけた感じですし。 ポメランチェとかクレイドルとか話題の馬を持ってたんですがねぇ。

 13位:浅井
 11-6-4-4-31-34-31-41-16-27-32-15-21-23-25-17-18-27-NA-NA-NA-28-20-27-30-22-24-19-8-13
 6頭持ちで5頭勝ち上がり。悪くはないですが、かなりの注目馬を集めたわりにはというところか。 カイカノキセキがダートをためしたり、いろいろ頑張っていました。

 14位:宮崎夫
 1-6-11-10-14-3-18-1-12-36-12-1-1-5-17-17-26-17-17-22-21-16-22-27-8-17-22-9-3-14-7-11‐16-14
 昨年からわずかに上昇で14位。 ホント、ここ10年くらいエントリーで勝ったことがない。 ちなみにエントリーで全勝していても、勝ってないどころかさらに被害が広がっていました。 サトノヘリオス、ベルクレスタでいちおうクラシックに乗ったので、ま、いいか。

 15位:大野
 29-16-19-21-7-33-19-16-17-10-2-13-19-3-11-7-11-3-12-20-2-11-7-2-15
 昨年の準優勝を受けて、エントリーで無双した大野。 逆噴射で15位。かつ最大被害者となりました。 コマンドラインがサウジアラビアRCを勝ったところまでは、まさに王者のPOGという流れでしたが、最終的にはダービー抽選除外。ツキが離れるとこんなものかと。

 16位:太田光
 9-5-19-17-2-20-15-24-22-9-11-14-5-1-17-14-11-3-5-9-16-8-17-4-18-21-6-16
 昨年から10ランクダウン。 はっきり言って、ママコチャもキミワクイーンも印象にないです。すみません。

 17位:及川妻
 5-4-16-22-25-9-6-12-4-10-7-16-17-15-8-15-17
 じゃっかん順位を下げて17位。 10頭持ちで勝ち上がり7頭と可能性はあったのですが、稼ぎ頭がウィズグレイスで1万BCUに到達せず。 被害額も大野についで10万オーバー。捲土重来。

 18位:BASSII
 8-28-3-14-19-29-6-14-7-32-26-26-19-23-17-21-21-13-3-18-13-9-21-2-4-11-18
 18位に沈下。ただパーソナルハイがフローラ2着からオークスへ。 正直、オークスで一発あるんじゃないかと思っていました。 こういうタイプは秋華賞とかで怖いと思う。クロコスミアみたいな感じ。

 19位:いーだ
 2-21-14-17-14-5-38-14-20-15-21-8-16-3-15-9-9-4-10-19-2-13-17-2-7-16-10-23-19
 あつこの爆発とは好対照で、下位に低迷。 32走と稼働はそこそこでしたが、2勝したのがセレシオンのみ。 ディープ牝馬のプルサティーラは馬体が小さく、この時期には間に合わなかった印象。

 20位:コマツ
 25-11-15-18-13-21-23-26-20-21-9-5-20-21-20
 2018年度に5位に躍進してから、20−21―20位と大不振。 コンクパールが小倉のダートをぶっちぎった時は、そっちで稼ぐ気配もありましたが、不発。

 21位:まりな
 43-37-11-33-35-20-21-24-26-29-19-27-28-28-26-28-28-28-18-26-25-19-21
 昨年けんた・まりなペアで20位以内にいきましたが、今年は仲良く下位へ。 こちらは4頭持ち全稼働、2頭勝ちあがりで、五十嵐兄より上なので、そこまで悲惨ではない。

 22位:五十嵐兄
 5-6-16-5-5-2-7-10-28-7-5-12-21-5-6-6-10-7-16-7-8-9-20-8-4-22-12-11-9-13-14-22
 22位は正直しんどい。天宝院透とたいして変わりません。 可能性を感じさせたのはラスールですが、いかんせん稼働が少なかった。

 23位:天宝院透
 27-25-37-32-21-25-19-2-12-3-1-18-9-24-25-26-26-22-9-16-25-3-29-16-14-24-26-23
 毎年書いている気もするけど、当たりをひきません。 ラヴズオンリーユーの下のディーンズリスターがデビュー戦勝ちで話題になりましたが、5月末の未勝利だもの。このあと、活躍しそうですがね。

 24位:けんた
 5-9-22-1-14-30-18-6-28-13-39-2-28-10-26-12-27-22-27-27-29-28-29-26-29-29-29-27-28-27-23-18-24
 はい、もとどおり。24位=最下位へ転落。 あつこの例もあるので頭数だけの問題でもないが、2頭持ちで1頭未出走はいたい。


 さて、軍団戦はチームピンク優勝、レッドが2位。

 では、エントリーお待ちしています。 締め切り厳守。6月24日(金曜日)24時!