これは…わからんね。
高額賞金クラシック開幕直前SP


 ヘビから指摘されて気が付いたわけですが、今年はJRAのG1賞金がとんでもなく増額されています。

 春の3歳限定レースだけピックアップしてみました。

 桜花賞:1億3000万円【+2500万円】
 皐月賞:1億5000万円【+4000万円】
 NHKマイルカップ:1億3000万円【+2500万円】
 オークス:1億4000万円【+3000万円】
 日本ダービー:2億円【増減なし】

 その他もスプリント・マイルG1とか凄い金額になっていますので、JRAのページで見てください。
 で、ご存じの通り、ダービーの賞金が高すぎるので、10%減額措置をとっていましたが、その他のG1もえらいことになっているわけで、バランスは悪くなってしまいますが、今期については、ルールどおりの計算をします。
 来期は上記5レースは10%減額にしようかと考えています。


 というところで、桜花賞トライアルはすべて終わり、皐月は毎日杯組から中2週で回ってくる可能性はあるものの有力馬はここからダービーらしいので、だいたい想定は揃った感じ。
 それにしても、直行組が多すぎて、人気も良くわからん。
 とりあえず、トライアルの結果は

【チューリップ賞】

 1 ナミュール 中しま
 2 ピンハイ
 3 サークルオブライフ
 6 ルージュスティリア ふくだ

【フィリーズレビュー】

 1 サブプライムアンセム 広瀬
 2 ナムラクレア
 3 アネゴハダ
 4 マイシンフォニー 及川夫
 7 キミワクイーン 太田光
 12 コンクパール コマツ

【アネモネS】

 1 クロスマジェスティ
 2 ラズベリームース
 3 コントディヴェール
 9 ウィズグレイス 及川妻

【フラワーC】

 1 スタニングローズ キッズ姫
 2 ニシノラヴウインク
 3 シンティレーション
 6 パーソナルハイ BASSII
 9 ティズグロリアス 中しま

【弥生賞】

 1 アスクビクターモア ヘビ
 2 ドゥデュース あつこ
 3 ボーンディスウェイ
 6 リューベック イノクチ

【若葉S】

 1 デシエルト 及川夫
 2 ヴェローナシチー
 3 フィデル ふくだ
 7 ショウナンアデイブ 宮崎夫

【スプリングS】

 1 ビーアストニッシド
 2 アライバル Dフラッグ
 3 サトノヘリオス 宮崎夫
 6 ドーブネ さいとう


 層が薄かった牝馬路線に中しまナミュール、広瀬サブプライムアンセム、キッズ姫スタニングローズと勝ち馬続出で一気にBRAの上位独占の可能性がでてきました。
 ローテは若干ばらつきましたが、やはり阪神JFの上位組が強そうではあります。
 宮崎夫ベルクレスタを含むクイーンC組VSチューリップ賞組か。
 スタンニングローズは連勝で本格化とみるか、強敵を避けたとみるか。

 牡はヘビのアスクビクターモアが朝日杯チャンピオンを破ったので、当然有力。
 ただセリフォスといい、どうも朝日杯のレベルはどうよという感もある。
 ならばぶっつけの五十嵐弟キラーアビリティ、中しまジャスティンパレスかとなりますが、こっちもラーグルフ、フィデルが微妙で…
 今のところ共同通信杯のダノンベルーガが最有力ですかね。
 人気もまるでわからない。キラー→ドゥデュース→ベルーガなのかな。
 岩田がビーアストニッシドを捨ててデシエルトを選べば、これも有力か。
 毎日杯には大野コマンドラインが登場。
 ここで負けたら底が知れたということになります。
 ホープフルで同じく大敗したサトノヘリオスがスプリングで巻き返したし、ここでドゥラドーレスを破れば実績ある東京で復活もあるでしょう。
 いずれにせよ皐月はでないかな。
 最初に書いたようにマイルCも賞金1億3000万で、かつてのダービーみたいな賞金になったので、素直にここ狙いも正解かも。
 セリフォスとか。
 結果的にダービー一発で勝負が決まるというより各路線で有力馬を持つほうが良いのかも。
 トップはDフラッグと中しまが激しく競り合っています。
 ナミュールの桜花賞とセリフォスのマイルCが勝負か。(アライバルの皐月は厳しいと想像)
 ただ、このあたりが丸坊主という可能性もあり、12位の宮崎夫、13位のキッズ姫さらには15位の大野(コマンドライン)あたりまでは、
 まだチャンスがあるのではないでしょうか。
 では、また。