2歳馬大豊作。
年末G1は無敗馬だらけの運動会か。

 台風が去ったら途端に秋、どころか冬の気配です。

 この原稿を書いている時点で、2勝目を挙げた馬は以下。

 ワーケア(ねっしー) アイビーS
 サリオス(Dフラッグ) サウジアラビアRC
 オーソリティ(Xiu) 芙蓉S
 マイラプソディ(BASSII) 野路菊S
 サクセッション(大野) アスター賞
 ケープコッド(ふくだ) すずらん賞
 ビアンフェ(BASSII) 函館2歳S
 ラインベック(大野) 中京2歳S

 札幌、小倉、新潟の2歳Sの勝ち馬はいないものの、早めに新馬を勝った有力馬が人気にこたえてきちんと2勝目をつかんでいます。ビアンフェ以外はすべて1番人気に応えたもの。近年、レース数をつかわない傾向がますます強まったせいか、重要な特別戦も少頭数になるので、大きな不利もなく、人気馬が想定どおりのレースをして勝ち切るケースが多いですね。

 逆に、今期の2歳特別戦で、1番人気になって負けたBRA馬は「ゼロ」です。すさまじい。

 今週は重賞のアルテミスSにねっしーのリアアメリアが断然人気で出走。萩Sの人気はわれそうですが、ねっしーギルデッドミラー、五十嵐弟ヴェルトライゼンデ、Xiuエカテリンブルグが人気の中心になりそうで、BRA 1番人気不敗神話はまだ続きそうです。

 綜合順位は、重賞勝ちのビナフェを含めて、4頭で6勝のBASSIIが首位。7頭で8勝のねっしー、大駒のサリオスを持つDフラッグがそれに続いています。

 2勝馬の多くは朝日杯かホープフルSに出走予定なので、ここで来期のクラシック戦力図がある程度固まるのではないでしょうか。有力馬の中では、中京で早々と2勝目をあげて、休養中の大野ラインベックが東スポ杯で復帰予定で、これも順当に勝つと、今期のBRAは空前のハイレベルの争いになりそうです。

 ピック12はワールドプレミアを★で的中させた2名が抜け出しています。珍しく、ここまで3戦しか終わっていないのに既にポイントゼロの人がいません。まあ、比較的順当に決まっているということですかね。では、また。