あれも広瀬、これも広瀬。
二冠達成文句なし!

 遅くなりましたが、決算号です。

 広瀬サートゥナーリアが断然人気となったダービー。なんとサートゥルナーリアが4着に沈み、勝ったのは大穴のロジャーバローズ。ところが、この馬も広瀬の所有馬。ツキはかたよる。間違いない。及川夫ヴェロックスは奮闘するも3着まで。オークスでも賞金を大きく積み上げる馬がいなかったため、広瀬がぶっちぎりで2度目の優勝となりました。各会員の総評は以下。

優勝:広瀬

12-16-5-13-16-23-28-22-13-36-8-17-21-18-4-16-1-12-12-10-23-14-25-3-14-21-15-7-20-1

13年ぶりの優勝は結果的に大独走となりました。まさかのロジャーバローズ。1枠1番ということ以外に買う理由がない。それにしても4頭持ちで皐月賞馬とダービー馬。しかも4頭のうち1頭は馬名未登録なので、実質3頭。広瀬おそるべし。角居おそるべし。

準優勝:BASSII

8-28-3-14-19-29-6-14-7-32-26-26-19-23-17-21-21-13-3-18-13-9-21-2

これまで3位が最高だったBASSIIにとって、過去最高成績。こちらも広瀬同様に4頭持ち。アドマイヤマーズが朝日杯・NHKマイルCとふたつのG1を制しました。マーズは勢いでダービーに向かってもおもしろかったのではないかとは思います。

3位:ねっしー

26-15-28-9-11-23-10-11-1-10-15-21-2-20-11-5-6-5-18-3-3

2年連続の3位。確変かしら。グランアレグリアのマイル失格は痛恨でした。オークスはもちろん、ダービーに出ててもおもしろかったのに。ルメール偏重もいかがなものか。ステルヴィオ、フィエールマンと所有馬のその後の活躍もハンパではない。

4位:及川夫

14-25-16-13-11-10-6-1-7-4-8-8-14-1-15-5-1-10-8-14-14-5-4

昨年5位、今年は4位。年末まではかなり苦しい状況でしたが、ヴェロックスが皐月・ダービーと連続で好走し、いつものように上位へ進出。金子馬を取るのが正解というのは誰でもわかるが、その中であたりを選ぶのがこの人。

5位:コマツ

25-11-15-18-13-21-23-26-20-21-9-5

こちらは、もう文句なしでしょう。2年連続のベストテンで入会以来の最高成績を更新。なんといってもデビュー戦で負けたダノンファンタジーを指名し、G1までたどりついたのが素晴らしい。

6位:五十嵐弟

9-1-25-17-31-25-8-18-9-2-11-5-7-12-7-1-18-6-5-19-1-19-6

昨年の不調から脱して、上位進出。クラージュゲリエは最近活躍しない京都2歳S馬ながら、皐月もダービーも見せ場をつくりました。スプリング3着のディキシーナイトがクラシック回避は残念。宝塚記念になんと所有馬が4頭出走というすさまじさで、1,3,4,5着。どんだけー。

7位:宮崎夫

1-6-11-10-14-3-18-1-12-36-12-1-1-5-17-17-26-17-17-22-21-16-22-27-8-17-22-9-3-14-7

このところ、大敗しなくなって良かった。いちおうはダービー2頭だしなので、及第点ですが、ビーチサンバも含めて、上位陣とは明らかに力の差があったという印象。

8位:五十嵐兄

5-6-16-5-5-2-7-10-28-7-5-12-21-5-6-6-10-7-16-7-8-9-20-8-4-22-12-11-9

3期連続でベストテンを逃していましたが、ようやく復活の兆し。コントラチェック、ランフォザローゼス、ブレイキングドーンでG1出走。コントラチェックは一発ありそうなムードでしたが、残念。

9位:Xiu

7-24-6-13-29-32-14-12-14-3-12-3-3-13-2-6-11-3-8-25-1-17-2-19-1-9

昨年チャンピオンはからくもベストテンに踏みとどまりました。ラストドラフトが京成杯を勝ったものの、全体的には小粒な活躍で、集めた血統からすると不本意なところか。プライベートでは、とんでもない活躍です。がんばってください。

10位:福田

29-2-27-4-24-8-4-1-24-2-7-18-9-2-8-5-2-4-7-2-10-5-12-10

及川夫とふくだの帳尻合わせ力はすさまじく、今年はダメだろうと思っていたところへ、リオンリオンが青葉賞を逃げ切り。賞金順位に反映されませんが、クリソベリルがダートでおそろしく強く、今後の副賞のタネになりそう。

11位:大野

29-16-19-21-7-33-19-16-17-10-2-13-19-3-11-7-11-3-12-20-2-11

10頭すべてデビューして48走、11勝。順位はまずまずですが、満足のいく1年だったでしょう。これだけ勝ち上がって重賞クラスがいないというのも不思議です。昨年のアーモンドアイがその後も素晴らしい活躍で副賞を荒稼ぎ。

12位:猪口

15-3-3-1-7-22-4-15-6-11-8-20-10-12-14-12-7-6-11-6-12

みごとにベストテンの後半から10位台前半をいったりきたりで、今年は12位。ダノンジャスティスはデビュー戦ではとんでもなく強そうでしたが、期間後に函館の6ハロン特別を勝つ程度になってしまいました。ジョディーがなんのかんので入着を繰り返して稼ぎ頭。

13位:OKU

12-3-24-3-16-13-3-4-2-5-12-14-4-3-5-12-17-16-18-12-21-15-13-13

2年連続の13位。最近このあたりの順位が多いね。8頭にしぼったこともあって、出走はアドマイヤジャスタがサートゥルナーリアと好勝負し、ダービーまで進みました。リープリングスターのデビュー戦とか印象的だったけど、未完成でしたね。

14位:天宝院透

27-25-37-32-21-25-19-2-12-3-1-18-9-24-25-26-26-22-9-16-25-3-29-16-14

きさらぎ賞勝ちのダノンチェイサー、ゆりかもめのサトノジェネシスはどちらもダービーで期待できる器だったと思いますが、かたやマイルCで大被害、かたや故障とどうにもついていなかった。ただ、そもそも入札が高すぎるので、ちょっと不運があると大負けになってしまいますな。

15位:及川妻

5-4-16-22-25-9-6-12-4-10-7-16-17-15

このところ、あまり上位にいかないです。常に10頭体制なので、これはあまり良くない傾向。ブラヴァスとか伸び悩みましたね。ウインゼノビアは王道を進みましたが稼がず。ガルヴィハーラの賞金は報奨金あつかいで。

16位:いーだ

2-21-14-17-14-5-38-14-20-15-21-8-16-3-15-9-9-4-10-19-2-13-17-2-7-16

カテドラルがマイルで激走しましたが、馬券とったかしらん。ヴェロックスから比較しても、相当に強いんでしょう。6頭で35走は悪くない稼働率ですが、勝ち上がりに苦労した印象。

17位:中しま

10-13-1-18-23-33-23-30-24-27-27-19-19-6-4-18-20-15-6-19-23-18-22-8-17

9頭デビュー、43走。みごとに小粒な馬がそろいました。ドナウデルタとか、もう少し化けるかとオモタ。

18位:太田光

9-5-19-17-2-20-15-24-22-9-11-14-5-1-17-14-11-3-5-9-16-8-17-4-18

18位は16年ぶりの低順位。カントルもタニノミッションも肝心なところでとりこぼして順調さを欠くというPOGのダメパターンにはまってしまいました。アガラスが稼ぎ頭では苦しい。

19位:あつこ

30-23-22-15-11-23-25-19

シェーングランツがアルテミスを勝った時は、いーだ軍団やるじゃないと思いましたが、意外と伸びず。4頭持ち、12走で3勝、2・3着なしと極端な成績。

20位:Dフラッグ

27-24-9-30-2-21-32-5-6-18-13-16-18-1-10-1-7-15-25-9-1-8-10-20

ウーリリがそこそこ目立っていたので、ここまで順位が落ちた印象はなかったのですが、あらためてラインナップ見ると悲惨。3頭デビューしてないし。ぶっちぎりの最大被害者となりました。

21位:木村

29-28-25-7-20-30-24-25-15-3-12-6-6-4-10-20-14-26-10-23-21

4頭で22走、3勝は悪くはない。が、サトノエルドールが勝ち上がるのがいかんせん遅すぎました。

22位:西原ヘリオス

32-20-26-22-5-22-26-25-19-23-28-28-20-30-28-29-19-27-13-27-23-25-26-22

毎回、順位は悪いのですが、今期も2頭とも勝ち上がっているので、被害はたいしたことない。やたらに2着も多いし、これもひとつの生き方。

23位:さいとう

30-20-22-24-18-24-27-19-25-24-27-23

行方不明のエイシンノヴァ含めて、7頭中2頭が未出走、1頭はぎりぎりデビューと、まあ、散々な成績でした。奮起を期待します。

24位:浅井

11-6-4-4-31-34-31-41-16-27-32-15-21-23-25-17-18-27-NA-NA-NA-28-20-27-30-22-24

復帰以降全くさえない浅井ですが、今期はそもそも2頭持ちで、7走。そりゃ、こんなもんでしょう。2頭とも勝ち上がったので、順位ほど悪くもない気はしますが。

25位:キッズ姫

12-17-21-11-1-3-8-21-34-30-24-15-16-NA-15-24-7-14-13-2-13-23-22-21-1-16-6-15-25

今年はやっちまいました。順位もさることながら、このラインナップでわずか1勝。どうにもこうにもという感じ。これは血統顧問に賠償を請求できるレベル。ピック11優勝が一番の見せ場。

26位:まりな43-37-11-33-35-20-21-24-26-29-19-27-28-28-26-28-28-28-18-26

定位置に復帰してしまった。ブリッツアウェイが年末の未勝利を勝ったものの、そこからは伸びず。

27位:けんた

5-9-22-1-14-30-18-6-28-13-39-2-28-10-26-12-27-22-27-27-29-28-29-26-29-29-29-27-28-27

狙っても狙わなくても、たまに2勝馬ぐらい出そうなもんですが、今年もマイポジション。2頭持ちで1頭でないとしんどい。

 

さて、軍団戦はチームブラック優勝、ホワイトが2位。

ブラックは独走の広瀬に加えて、及川夫4位、五十嵐弟6位と圧倒的な勝利でした。

では、エントリーお待ちしています。