令和初の会報です。BRAが始まったのが昭和63年(1988年)なので、ついに昭和―平成―令和と三つの元号をまたぐサークルになりました。そりゃあ、歳をとるわけです。平成最初のダービーを勝ったのがウィナーズサークル。令和最初のダービー勝ちたいですなぁ。
Facebookでは、休み明けのG1は期待よりリスクが絶対に大きいので、買っちゃダメと言い続けていたら、アーモンドアイもグランアレグリアもサートゥルナーリアも全部勝っちゃうの。そりゃあ、負けるわけです。とりあえず、「ただし、ルメールは除く」という注釈をつけるべきでした。
誰もが世代牝馬最強と認めるねっしーグランアレグリアでしたが、朝日杯で3着に負けた後のぶっつけ本番。さすがに阪神JFからチューリップ賞と王道を進むコマツ・ダノンファンタジーに一番人気を譲りました。しかし、そこはルメール。朝日杯のコーナーで一気にかわされたテツをふむまいと、ペースの落ちたところで一気に仕掛け、底力勝負に持ち込み、桜花賞レコードで完勝。この時点で凱旋門の声もあがります。
個人的には絶対、レース選択を間違えたとしか言いようがないのですが、陣営は次走にNHKマイルCを選択。牡馬相手に断然の人気を集めましたが、インコースでもまれにもまれ、直線で外に無理に出そうとして降着。最後は不本意な終わり方となりました。オークスには登録しない予定なので、ねっしーの優勝はなくなりました。
コマツ・ダノンファンタジーは桜で4着とこちらも不本意な成績。グランとは完全に力の差でしょうが、オークスでは十分巻き返しの可能性があります。ただ、オークスを勝ってもトップは難しい。
桜の結果を受けて、皐月賞では休み明けの広瀬サートゥルナーリアが人気に。レースは思いのほか厳しいものになりましたが、先に抜け出した及川夫ヴェロックスとのたたき合いを制して、無敗の皐月賞馬となりました。3着以下には、共同通信杯の上位、ダノンキングリー、BASSIIアドマイヤマーズ、五十嵐弟クラージュゲリエがそのままの着順で入選。底力の問われるレースでした。
アドマイヤマーズはマイルCに転進し、強敵グランアレグリアを完封して堂々の優勝。ダービーでも通用するのではという印象でしたが、このまま休養するようで、一躍トップにたったBASSIIの悲願の優勝はおあずけか。
プリンシパルSが延期になったので、確定はしていませんが、現時点でのダービー出走想定は以下。
サートゥルナーリア 広瀬
ヴェロックス 及川夫
ダノンキングリー
ランフォザローゼス 五十嵐兄
ダノンチェイサー 天宝院透
リオンリオン ふくだ
クラージュゲリエ 五十嵐弟
レッドジェニアル
ロジャーバローズ 広瀬
アドマイヤジャスタ おくやま
メイショウテンゲン
ラストドラフト Xiu
サトノルークス 宮崎夫
シュヴァルツリーゼ 宮崎夫
ニシノデイジー
エメラルファイト
ナイママ
(プリンシパル馬)
底力勝負になれば、皐月上位馬がそのままでしょう。極端なペースになるか、もしくは道悪になるぐらいしか、他の馬の食い込みは難しそうです。
青葉賞を勝った福田リオンリオンが出走しますが、及川夫とか福田はこのあたり、必ず帳尻を合わせてきますね。当然、優勝争いはダービー賞金の大きさが影響し、ロジャーバローズも出走する広瀬が断然有望。ねっしーは大駒が休養なので、ほぼチャンスなし。BASSIIはBRA所属馬以外がダービーを勝つことが大前提。なのでダノンキングリーを全力応援でしょう。コマツはダノンファンタジーがオークスを勝っても苦しいか。及川夫、五十嵐弟、宮崎夫、五十嵐兄、XIU、福田まではわずかにチャンスありか。おくやま、天宝院透は届かないと思われます。届かなくてもダービーを勝てれば文句はないけど。実際ダノンチェイサーはNHKマイルで大きな不利もあったし、怖いんですよね。
合わせ技がありそうなのはオークスにコントラチェックが出走する五十嵐兄(騎手問題はありますが)とビーチサンバ出走の宮崎夫か。久々にダービー2頭だしなので、せめて3着と思っていますが。
では、Have a good Luck!