前回、函館2歳SはBRA所属馬の出走そのものが大野のナンヨーイザヨイ1頭だけだったと書きましたが、それに続く札幌・新潟・函館の各地の2歳SでもBRA所属馬は優勝できませんでした。小倉は出走なし。これは函館と同じ傾向か。ちょっと調べている時間もないのですが、こういう状況は久しぶりのような気がします。ちなみに出走馬は以下。
<新潟>
アンブロークン(BASSII) 2番人気 2着
ジョディー(猪口) 3番人気 4着
ロードアクア(BASSII) 6番人気 9着
エイカイキャロル(及川夫) 7番人気 10着
<札幌>
クラージュゲリエ(五十嵐弟) 1番人気 3着
アフランシール(BASSII) 3番人気 5着
ナンヨーイザヨイ(大野) 7番人気 11着
BASSIIは所有4頭すべて勝ち上がって、そのうち3頭が重賞出走という好稼働。現在首位にたっています。アンブロークンはヴィクトワールピサだけに、距離はOKでしょう。
一方で、正直なところ、今年の夏の2歳S組がクラシック候補かと言われると、微妙なところでもあります。むしろ重賞ではないものの、オープン特別を勝った組に将来性がありそうな感じ。中でも中京2歳Sを勝って2戦2勝としたアドマイヤマーズは、新馬で新潟覇者のケイデンスコールを破っており、現時点でハンデをつけたら、一番か。なんと、この馬もBASSIIです。すさまじいな。
次いで野路菊Sを鮮やかに逃げ切ったいーだカテドラル。これは破った及川夫ヴェロックスが大変な評判だったので、株をあげました。新馬で負かした五十嵐弟トーセンカンビーナが未勝利を圧勝したというのもポイント。
無敗という意味では、Xiuアウィルアウェイ。ジャスタウェイ好調ですね。負かした相手はいかにも弱いが、阪神→新潟という路線は良いのでは。
宮崎夫ジョニーズララバイ、大野ボスジラ、太田光アガラスあたりは、特別2着で、もう1走見てからというところ。連勝した及川妻ウィンゼノビアも同様。アウィルアウェイもそうですが、牝馬でこの時期のOP勝ちは、ローテーション的にかなり有利なんですよね。それも戦略。
では、やっと暑さもゆるんで、競馬日和です。ピック12開催中です。よろしく。