厳しく、激しく、もったいなく。
激戦満載エントリー大会。

 新ルール(ディープ取得制限)適用で生まれ変わったBRA2017年度エントリー大会。みなさん、悩みはつきなかったようで、重複指名が連続し、僅差の決着、激戦が繰り返されました。

 今期は竹田が休会、奥山家がFUMIを抹消しておくやまに一本化したので、総勢28名、総登録頭数は195頭と昨年より減少していますが、ちまたのPOGで有力とされている馬はほぼ網羅されているので、今年もダービー馬はBRA軍団の中から出現するでしょう。

 注目のディープ産駒は65頭。ぴったり3分の1。

 その他種牡馬では、キングカメハメハ22頭。ロードカナロア20頭。ハーツクライとオルフェーヴルが14頭。ステイゴールド9頭。キンカメとハーツは前期の活躍からは当然か。ロードカナロアは直前にステルヴィオが勝ち上がった印象が強かったのでしょう。

 アップ額上位は2万以上の馬をピックアップしてみました。< >は2位。

 グレートウォリアー キッズ姫 24,500
 

 シルヴァンシャー キッズ姫 24,500
 <あつこ 13,800>

 ステルヴィオ ねっしー 23,200
 

 サトノエターナル 天宝院透 22,700
 

 ヘンリーバローズ 天宝院透 22,700
 <五十嵐弟 20,900>

 ダノンプレミアム Xiu 22,000
 <太田光 16,000>

 ジナンボー 太田光 21,000
 <大野 8,000(+5,000母馬)>

 フラットレー 五十嵐兄 20,500
 <五十嵐弟10,900>

 シルヴァンシャーとフラットレーがやや高いけれども、だいたい良い勝負です。

 逆に25000あげればたいがい取れるという傾向も見えます。天宝院透の2頭のアップなんぞは、お見事です。

 Xiuはステルヴィオで負けて、ダノンプレミアムで勝って、まずまずに見えますが、ワグネリアンを太田光と同額アップ、母馬オプションの5,000差で負けていますので、資金配分を上手にやれば、もっとうまくいったのかも。その太田光は大野が母馬オプションを持っているジナンボーを軽々と飛び越えて獲得。勝ち上がっていて、自分のG1馬の子ども、しかもディープなのに8,000しかいかない大野もどうかとは思いますが、それでも太田光の21,000アップはどうなんでしょう。馬代金37000になっちまってます。DMM.COMか、と。

 いろいろ失敗しているのは、Dフラッグも同様で、サトノエターナルが1,600差、シンハリーズが900差、ミカリーニョが800差、レイエンダが700差とすさまじい勝負弱さを発揮。これ、全部あわせて4,000だもんな。ドラクエより安い。

 ラッキーだったのは宮崎夫。シーリアは10,100アップでしたが、競合相手の太田光がまさかの0アップ。5倍ルールでなんとアップ負担なしで勝つという奇跡でした。その太田光も、ラポートトークは6,000アップでのぞむも、競合の広瀬が200アップなので、5,000減額。

 キッズ姫はパワープレイで勝った高額馬に加えて、アドマイヤキングを母馬オプションで獲得していて、まあ、満点のドラフトと言えるでしょう。ダイワメモリーの地雷臭は消しようもないですが(本人も補欠4位に置いているあたり…)

 お台価格の順位(良血馬という意味になる)は、総額だと

 大野 75,000
 Xiu 74,000
 ねっしー 65,000

 1頭平均だと
 浅井 8,667
 太田光 7,625
 大野 7,500

 となります。浅井は指名6頭のすべてが、母か兄弟が重賞を勝ちまくっていて、今期は本気という感じ。

 アップも含めた馬代金は、総額だと
 Xiu 130,500
 キッズ姫 128,500
 ねっしー 126,800

 1頭平均だと
 キッズ姫 18,357
 天宝院透 17,020
 ねっしー 14,089

 今年はねっしーもやる気ありますね。ステルヴィオもソシアルクラブもいる。そりゃあ、リアルでダービー馬持ってるんだから、金が余ってるはずだ。

 では、今年も1年よろしくお願いします。