マツリダゴッホでなく、ハーツクライとかスペシャルウィークなら、ロードクエストのアップは２万超えになっていたのでしょうか。逆に、この血統でさえ、かなりの高額入札になったあたり、みなさん、見るべきところは見ていると思います。当然、競り勝ったねっしーにとっては、新潟２歳Ｓは通過点に過ぎないわけですが、それにしても、単純に重賞賞金で馬代金をカバーという問題以上に、この先の展望が開けた圧倒的な勝ちっぷりではありました。
馬場コンディションのせいもあって、先行した馬が外を回った分、がらあきのインをついたので、余計に着差が開いた感はありますが、それにしても３２秒台で一瞬で抜け出して後続をちぎるというのはハープスターもかくやという強さ。柏木集保も言っていますが、馬体が大きくないのも、この爆発力が生むであろう脚部への負担を考えると逆に良いのかも。しかし、なんでこの血統でマツリダの高橋オーナーは庭先で買わなかったんだろう？セリでも６００万ですし、上のマツリダノブは自分で買ってるのに。
新潟組はBASSIIマコトルーメンが８番人気で３着、宮崎妻ペルソナリテが５番人気で４着とまずまず。２番人気のDフラッグ・ヒプノティストは同馬主プリンシパルスターともども掲示板に届かず。馬場の問題もありますが、ロードクエストが鮮やかすぎて、このあたりの出走馬の今後というのはじゃっかん不安も。
ねっしーを抑えてトップにたっているのが、先述のマコトルーメンと函館２歳勝ちのブランボヌール所有のBASSII。BASSIIは最近前半戦常に調子が良いです。かつてのおくやまみたい。なかなか３歳の活躍に結びつかないですが、ブランボヌールはなんといっても父ディープインパクト。牝馬だけにマイルで十分と考えると、６ハロンで３馬身差というのは価値があります。
函館は牝馬が上位独占。２着も及川夫のメジャータイフーン。及川夫は、今年はややスロースタートですが、秋の中央場所で候補ズラリという感じ。
クラシック登竜門の札幌２歳は福田アドマイヤエイカンが力強く差し切りました。なんか、札幌っていつも福田の馬が勝ってる気がします。馬場のせいもありますが、５０秒台の決着で上がり３５秒８はちっと例年よりは落ちるかという感じ。Dフラッグ・アラバスターは５着。Dフラッグは大ゴマ候補が、やや中駒感がありますね。
今年は、エントリー詳細分析はしませんが、結局、アドマイヤエイカン、アストラエンブレム、シルバーステートと既にクラシック候補３頭をかかえる福田が強そう。毎度のことですな。宮崎妻はペルソナリテ、メジャーエンブレムでいつものように、重賞一歩手前で好勝負の予感。一昨年チャンプのＸｉｕは今年はいち早く、アドマイヤリード、レプランシュ、サプルマインドとそれぞれに素質ありそうな３騎がそろって、これは楽しみ。上位争いは堅いでしょう。
プロディガルサンやポルトフォイユといった、エントリー時のデビュー組以外では、広瀬イモータルと、五十嵐弟ヒルトンヘッドあたりが、デビュー戦の勝ちっぷりが抜けていたというところ。ヒルトンヘッドは現時点で５５０キロぐらいあるので、１年間順調に稼働というのは、かなり難儀ではありそうですが。ダートに行けばドバイもありえると思いますがね。
ピック１１のスレッドは掲示板でご確認ください。
ルールは例年どおりです。
＜ルール＞
スプリンターズSから有馬記念までの中央競馬G1、１１戦を予想。
指名した馬が馬券の対象になった場合、その配当オッズ（１着は単勝、複勝合計、２・３着は複勝オッズ）がポイントになる。
全１１レース中３レースを特別指名レースとして選択可能。そのレースはポイント倍。エントリー時に★印を明記。
指名馬が出走しなかった場合は、ノーポイント。
馬名の小さなミスは事務局判断。
投票はこのHPスレッドにて。
賞品は
１位：20000BCU+１WIT
２位：10000BCU+10BIT
３位／BB：5000BCU+5BIT