悲願、悲願、悲願。
Xiuついに頂点に立つ!

 負ける要素がないと思われたい〜だハープスターも2着。負ける要素だらけのイスラボニータも2着。皐月賞でトップにたったXiuが、きちんと賞金を上積みし、2位に大差をつけて悲願の初優勝です。年によってじゃっかんのバラつきはあるものの、POGの王道的な指名を続けていて、これまで2位が1回、3位が3回。キャプテントゥーレの時は、ラーメンを頼んで、割り箸を割った瞬間にどんぶりをひっくり返したような(比喩が下手な人の言いそうなこと)悲劇でしたが、今年は最後まできっちりと走り抜けました。 そのダービーで人気薄ながら3着と健闘したのがBASSIIマイネルフロスト。ブラックタイドの子というところがなんともかとも。2番人気の及川妻トゥザワールドは枠順の不利もあったか5着。西原ヘリオスショウナンラグーンが6着。牝馬で果敢に挑戦したレッドリヴェールは12着。 い〜だハープスターが圧倒的な人気を集め、惜しくも届かなかったオークスは、皐月賞から回ってきたネッシーバウンスシャッセが3着。その血統と東京の勝ちっぷりから穴人気となった太田光サングレアルは7着。 ハープスター、レッドリヴェール、イスラボニータ、ワンアンドオンリー、バウンスシャッセ、マイネルフロスト、ウインフルブルームとクラシックで3着以内に入った馬の大半が8月までにデビューした馬という、血統以上にレースを見る目が問われたシーズンではありました。


 さて、恒例の会員レビューです。

優勝:Xiu 7-24-6-13-29-32-14-12-14-3-12-3-3-13-2-6-11-3-8-25-1
 昨年大きく順位を落としショックを隠せないXiuでしたが、「高くジャンプするためには、まずかがまなくてはならない。」とでもいうのでしょうか。21年めで悲願の初優勝です。イスラボニータは必ずしも、これまでXiuが所有した馬の中で最強とは思いませんが、えてして競馬とはそういうもの。ダービーはノリの神がかり的な騎乗術に屈したものの、フジキセキの最良の後継馬と言えると思います。

準優勝:いーだ 2-21-14-17-14-5-38-14-20-15-21-8-16-3-15-9-9-4-10-19-2
 初参加の年に準優勝して以来の好成績。昨年19位から大躍進です。一方で、ハープスターがG1ひとつにとどまったのが、うれしさも中くらいというところか。優勝したXiuのイスラボニータに新潟で完勝しているだけに。そういう意味では、レッドリヴェール、ヌーヴォレコルトと同期になったところが不運。

3位:BASSII 8-28-3-14-19-29-6-14-7-32-26-26-19-23-17-21-21-13-3
 ひさしぶりのベストテン復帰で、自己最高タイの3位。4頭もちという少ない頭数ながらレッドリヴェールがG1優勝。マイネルフロストが毎日杯を勝ってダービー出走と必要にして十分な活躍。この2頭、6月デビュー組。目の付け所が良いとも言えるし、エイシンオルドス入札負けがバカラッキーということも言えます。ただレッドがオークスに出ていれば賞金加算で準優勝まであったかも。

4位:及川妻 5-4-16-22-25-9-6-12-4
 こちらも自己最高タイ。トゥザワールドが弥生賞まで4連勝。皐月賞、ダービーでも好戦し、楽しみの多いシーズンでした。トゥザワールドは秋以降さらに強くなりそうな気配がプンプンしますね。

5位: ねっしー 26-15-28-9-11-23-10-11-1-10-15-21-2-20-11-5
 バウンスシャッセがフラワーC快勝後に、果敢に皐月賞挑戦。オークスでは見せ場十分の3着。ヌーヴォ、ハープスターとの比較から桜花賞に出ていたら掲示板はあったのでしょう。良血モンドシャルナはトップギアにはいらないままでしたが、ベストテン復帰おめでとう。

6位:五十嵐弟 9-1-25-17-31-25-8-18-9-2-11-5-7-12-7-1-18-6
 昨年は下位に甘んじましたが、すぐに復活。トーセンスターダムがきさらぎ賞まで3連勝。一気に頂点へ上り詰める勢いでしたが、さすがにローテーション的には微妙だったか。

7位:福田 29-2-27-4-24-8-4-1-24-2-7-18-9-2-8-5-2-4-7
 7年連続ベストテン。高値安定。マーブルカテドラル、サトノアラジン、シャドゥダンサーとならぶラインナップからは、歯車がかみあえばもっと上もあったのではないかと思われます。サトノアラジンは秋の注目馬か。

8位:五十嵐兄 5-6-16-5-5-2-7-10-28-7-5-12-21-5-6-6-10-7-16-7-8-9-20-8
 昨年は20位と低迷しましたが、ベストテンへ復帰。しかし、その上へという雰囲気はないところがこの人らしさか。ステファノスが皐月賞5着。これ、母馬メリット適用馬。レッドオラシオンを筆頭に全65走で最多出走馬主とのダブル受賞というのがすばらしい。

9位:太田光 9-5-19-17-2-20-15-24-22-9-11-14-5-1-17-14-11-3-5-9
 サングレアルのフローラS勝利ポイントで一気にベストテンへ。これがなければ17位でした。母馬メリット適用で獲得した馬。ビワハイジさまさまですな。

10位:及川夫 14-25-16-13-11-10-6-1-7-4-8-8-14-1-15-5-1-10
 昨年チャンピオンがなんとかふみとどまってぎりぎりベストテン。昨年だとこの賞金は14位相当なので、今年はじゃっかんレベルが低かった恩恵を受けた感じです。ヴォルシェープ、キミノナハセンター、アムールブリエと3頭がオープン。

11位:大野 29-16-19-21-7-33-19-16-17-10-2-13-19-3-11-7-11
 このところ、まずまず安定した成績の大野。ピオネロが白百合を勝っていれば、2年連続のベストテンだったのに惜しかった。

12位:猪口 15-3-3-1-7-22-4-15-6-11-8-20-10-12-14-12
 10-12-14-12-14となんかグラスゴーあたりの平均気温みたいな順位です。BASSIIがとれなくてラッキーだったエイシンオルドスが勝ち頭。順調に使えなかったのが痛い。 カアナパリビーチが最大着差勝利賞獲得。

13位:西原ヘリオス 32-20-26-22-5-22-26-25-19-23-28-28-20-30-28-29-19-27-13
 14年前の5位以来の好成績。13位とはいえ、3頭持ちでダービーとオークスに出走させたのだから凄い。ちなみにサラブレッド中央競馬登録頭数を1世代5000頭とすると5000頭のうち36頭しかないダービー、オークス出走馬を3頭ひいて2頭当たる確率は0.016%!(だと思う、たぶん)宝くじ買いなさい。

14位:広瀬 12-16-5-13-16-23-28-22-13-36-8-17-21-18-4-16-1-12-12-10-23-14-25-3-14
 編集子は、かなりの自信をもって、ダービーでベルキャニオンにぶちこみましたけどね。ベルキャニオンなしだと25位でした。この血統クズがでないですな。

15位:宮崎妻 14-3-12-2-36-10-39-9-29-4-16-9-8-33-9-29-29-24-24-16-26-8-2-15
 昨年2位からかなり順位を落としました。2勝馬3頭はそんなに悪くないのですが、やたらに平場でみかけた印象。

16位:天宝院透 27-25-37-32-21-25-19-2-12-3-1-18-9-24-25-26-26-22-9-16
 ワールドインパクトがダービーに出たので、それほど負けたという印象はありませんが、青葉賞を勝っていれば、2年連続のベストテンだっただけに悔しいかも。ディープインパクトなのにジリ脚という困った馬でござる。

17位:宮崎夫1-6-11-10-14-3-18-1-12-36-12-1-1-5-17-17-26-17-17-22-21-16-22-27-8-17
 真剣にやっているのに、やたらとエントリーで負けてベストテンが遠い。根本的な戦略の改善が必要と思うのであります。

18位:OKU 12-3-24-3-16-13-3-4-2-5-12-14-4-3-5-12-17-16-18
 2勝馬が1頭ではこのあたりが限界でしょうか。16年間20位以下に落ちていないというのは評価できますが、かつての安定と信頼と数打ちゃ必ず当たるOKUとしてはどうなのよという感じ。

19位:中しま 10-13-1-18-23-33-23-30-24-27-27-19-19-6-4-18-20-15-6-19
 このあたりだと2勝馬が数えるほどになってきます。13ランクダウン。んー。ロワジャルダン。よくわからない。ハリウッドセレブが14.7秒で最大着差敗戦。よくわかります。

20位:木村 29-28-25-7-20-30-24-25-15-3-12-6-6-4-10-20
 久しぶりに下位に落ちましたが、リラヴァティがフェアリー、チューリップと連続3着で桜でも9着と健闘。これだけ考えると、上の中しまよりかなり印象は上でしたが。

21位:キッズ姫 12-17-21-11-1-3-8-21-34-30-24-15-16-NA-15-24-7-14-13-2-13-23-22-21
 ファレノプシス、アドグル、ファビラスラフィン、ダスカとそろえて、この順位。参加10人ぐらいのPOGでも滅多に揃わないラインナップなんですが。アドマイヤシーマが最後に連勝して 意地を見せました。3年連続の20位台という屈辱の結果になりました。

22位: あつこ 30-23-22
 遅々として上位進出計画は進行せず。いちおう4頭は勝ちあがっているので、あとひとつの上積みが今後の課題か。

23位:コマツ 25-11-15-18-13-21-23
 23位というのもかなりひどいですが、忘れな草賞を勝ってオークス出走のディルガがいてこの順位のため、ディルガがいなければダントツの最下位でした。他の所有馬がまんべんなく走らなかった印象。

24位:竹田 24
 初参加おつかれさまでした。たぶん一度も記事にならなかったと思います。すみません。ファイヤーロックが稼ぎ頭ですが、デビューから8戦すべて騎手が乗り替わりというのはいかがなもんですかね。なんか変な匂いがするとか。

25位:Dフラッグ 27-24-9-30-2-21-32-5-6-18-13-16-18-1-10-1-7-15-25
 黄金時代はオルフェーヴルとともに去りぬ。 まあ、今期はドラフト時点でかなり厳しかった。レッドリヴェールを200BCU差で取り逃がしてますし。

26位:まりな 43-37-11-33-35-20-21-24-26-29-19-27-28-28-26
 グランシェリーが中京で勝った時は、2頭もちでまさかの上位進出かと思われましたが、見せ場はそこまで。残念。

27位: さいとう 30-20-22-24-18-24-27
 そろそろ確変してもらいたいもの。もうけっこう突っ込んでんぞ。この台故障しとるんちゃうんかいっ!という心境でしょうか。

28位:浅井 11-6-4-4-31-34-31-41-16-27-32-15-21-23-25-17-18-27-NA-NA-NA-28
 4年ぶりに復帰も、休養直前とほぼ同一の結果。誰もが地雷と感じたレイノーバーはやはり地雷でした。

29位:けんた5-9-22-1-14-30-18-6-28-13-39-2-28-10-26-12-27-22-27-27-29-28-29-26-29
 アンヴェイルドとレッドウォーリア。なんとなく名前の響きだけだと重賞で活躍していたような気が。アンライバルドとレッドディザイアか…。

30位:FUMI 22-21-21-5-13-19-14-17-30
 モントボーゲンが4月に未勝利脱出で、今期のBRAは全員が1勝以上というそこそこめでたい結果となりました。おつかれさまでした。


 さて、軍団戦はチームキャンドゥが平均獲得21,820 BCUで優勝です。で、規約上は最下位軍団から10BIT没収というルールなのですが、次年度からこれを廃止しますので、ここだけは先行適用します。最下位のチームハイジメンバー良かったですね。いや、わざわざ没収とかして計算めんどくさいわりに誰もうれしくないんだもん。で、BIT、WITについては、ちょっと考え中です。

 では、ひとまずさようなら。その他エントリー関係の連絡は掲示板にて。

 決算はもうちょい時間をください。