史上初の決算号・開幕号同時発行です。 ちゅーかね、8月になった時点で、今年の海外出張が8回って無茶だってばさってばさ。最近は慢性的に歯が痛いし。まあ、役得といえば、キングジョージ生観戦してきましたぜ。直線あと1.5ハロンぐらいのところで見てたけど、完全にハーツクライ必勝体制に入ってました。あれで差されるとはねぇ。結局、ハーツクライ頭の馬単各50ポンドに単100ポンドで4万も負けてしまいました。日本だったら、絶対ハーツクライ買わないから、余裕でハリケーンランとエロキューショニストでとれてるわけです。ついてないのか>オレ。
さて、タイトルにもあるように、ついにサンデーのいないPOGが始まり、馬代金、入札の戦略もさることながら、早熟、晩成、マイラー、ステイヤーといった指名戦略が久々に重要になったBRAです。今まではそんなことどうでもいいから、サンデーの良血上から順に、というので勝てたりしたわけですから。
では、五十音順に30名の会員指名馬をかるくレビューしましょう。
浅井:毎年恒例のダンスインザダーク軍団。どうなんだろう。本当に最近のダンスはPOGに間に合わなくね?しかも本指名全敗かよ!しかも、補欠で2頭も競り勝ってっかよ!なんか波乱含みのスタート。
いーだ:入札は3勝2敗。まずまずか。ニルヴァーナに懲りず、あえてナタラージャ。かつ大胆アップの心意気は買うね。
五十嵐兄:広瀬が初優勝を飾った今、BRA最長未優勝会員です。入着率があれだけ高いなら、OKといえばOKですが。今年こそという気持ちもあるでしょう。上のいーだが母の繁殖成績重視型とすれば、こちらは母の競走成績重視型。
五十嵐弟:重複指名ではそれなりに勝負に出たにもかかわらず、1勝4敗。とはいえ、補欠枠を増設してまでの粘り強い戦術で、無事10頭確保。目玉はデルタブルースの下キングオブブルースで、タキオンだけに間に合うかも。
BASSII:マックスキャンドゥ産駒以外は当然のように入札負けですが、補欠下位でなんとか希望の4頭確保。補欠で重複したアルブレヒトは本指名なら無競走でした。おしい。
井上:本指名で2頭負けですが、エノクが残ってよかったのではないかい?補欠のリヴィエラブルーもダイナカール血統ですな。
猪口:タニノクリスタル14000BCUはいくらなんでも・・・。結果的に競合相手が天宝院透だっただけに、あながち間違ってはいませんがね。そのタニノギムレット産駒も含めて、バラエティにとんだ顔ぶれになりました。
おいかわ夫妻:あえて同時にレビューしてしまいますが、今いわゆるハイシーズンってやつですね。成績もそうだし、入札も夫婦で6勝3敗。妻はアドマイヤイオーラで大激戦を制しているし、夫はディープインパクトの下をゲット。しかしこの血統にタキオンってどうよ、というのもある。ユーザーヒストリーはいくらなんでもあげすぎ。と書くと後で「安い買い物だった。」とかコメントされそうだけど。
大田光:香が抜けて、本年度より単独参加で捲土重来。入札で3勝となかなかの勝負強さを発揮しました。昨年のアドマイヤは今ひとつでしたが、今期は4頭。さて、当たりをひけるか。
大野:昨年の好調そのままに、入札で3勝。特にデビュー済組では一番と目されるオースミダイドウを獲得し、新馬勝ちをさらに2頭と、少なくとも前半戦は主役をはることは間違いなし。この時点で99%順位的にはドベはないし。
岡崎:入札1勝2敗ながらもラインクラフトの下を獲得。ん?バチアー?どうなのよ、それ。まあ、デビュー済のクラウンプリンセスもいるので、格好はつきそうです。
おくやま:新馬勝ち2頭を含め10頭。入札では4敗ですが、それは織り込み済みか。でも、エーシンダームスンの札幌2歳Sボロ負けまでは織り込んでなかったよね。ややオフシーズンの気配があるのでご注意。
FUMI:まったく無風のエントリーではありましたが、ステイゴールドの下なんてのまで無競争でとれてしまいました。ゴールデンサッシュってまだいたんかいという意見もありますが。
金光:今年はアップ額が極めて普通。で、3勝3敗というのも普通かな。オースミダイドウがとれなかったのが誤算でしょうか。大物の評判があるスキパラ産駒、ダイナフォーマーなど、大艦巨砲主義ではないが、粒はそろいました。
木村:久々に希望どおりの頭数がそろいました。相変わらず本指名は入札で勝つ気は、これっぽっちもないというスタンスですが、ギムレットは猪口がガツガツこなかっただけに、まずまず思い通りのラインナップか。
キッズ姫:昨年の大不振をふまえてどうのこうのなど、下々の者が考えるような悩みもなく、直球勝負。エアグルーヴ、スカーレットブーケと牡牝の目玉を確保。後はデビューするだけでしょう。
中しま:入札では3敗したものの、マンファスとか普通に無競争でとれてます。このあたりキッズ姫と談合したか?マジックキスもマイケイティーズも無競争なら戦力的にも投資効率的にも十分。
西原ヘリオス:そこそこの馬を狙うわりに競合率が異様に低い会員ですが、今年もレディバラード産駒ゲット。この人だけは、独自のルートで情報いれている感じがするなぁ。
西山:入札で2敗も特に気にせず、マイペース。といいつつ、今年再ブレイクしたオペラハウスはきっちりおさえてみたりしています。
ねっしー:ハロースピードが連勝で、開幕ダッシュに成功。しかし、マヤノトップガンでこのスピードと早熟ぶりはどうなんでしょうね。派手な競合をくりひろげて6勝3敗。その中でミスターグリーリー産駒が無競争だったのはラッキーでしたが、それはもうどうでもいいか。
天宝院透:いやはやなんともおとなしかった今期のドラフト。で、指名馬の基準が去年までと同じで、アップ額が3分の1だもん。そりゃ、勝てないって。ゆかりの血統アンブロジン産駒がとれたのはラッキーでした。
Dフラッグ:五十嵐兄に次ぐ2番手を浅井と争っている感じですな。どっちかというと、こちらの方が可能性高そうではありますが、今期にかぎると、入札4敗はちょっと誤算だったか。
広瀬:ディフェンディングチャンピオンは、アドマイヤオーラでわずかに競り負け。アステリオンで競り勝ち。入札2勝5敗は前年王者としては、ちょっと弱気だったか。しかしエアテムジンもアルティマトゥーレもいるメンバーはまずまず。
深尾:入札1勝6敗。計算づくか、誤算なのか。あいかわらず補欠のほうが豪華じゃん、というエントリーですが、結果的に種牡馬はガリレオだのインクルードだのなんともバラエティにとんだラインナップとなりました。
福田:た、たけぇ〜!入札5戦全勝は良いとして、アップ平均12000BCU。まあ、指名順に上から全部とれたのだから文句のあろうはずもないですが、ど真ん中ストライクというよりスライダー系のラインナップっぽい。とはいえ、馬名未定のトゥザヴィクトリー産駒が、その下が6億円で取引されたことを考えると無競争は超ラッキーかもしれませんが。
藤原弟:なんと一昨年の宮崎妻に続いて史上2度目の指名馬不足ルール適用となりました。アイアムジュピターがそうなんですが、タキオン産駒でアイアムツヨシの下で、新馬・未勝利連続2着って、メチャメチャええやん!
宮崎夫妻:ここもカップルで。もちろん夫はアグネスタキオンと心中。実はタキオンもPOG的にどうよと心の中では思っているわけですが、ウイナーズサークルとは違って、他人は実績出しているだけに、まだやめられん。というのが本音。妻はいくらなんでも本指名全敗は誤算じゃ。これ、指名馬足らなくなってたらどうなってんじゃろ。規約追加しなくちゃ。
今期のWITは昨年優勝軍団のおいかわ夫妻、広瀬、大野、及びエントリー会にて当選した浅井、Dフラッグ、中しま、五十嵐弟、大田光、ピック11優勝の藤原弟の計10WITとなります。なんか抽選であたったの<さくら>ばっかですな。
決算及び新年度の請求準備ができましたので、今週末には請求書が届きますので、請求のある方は8月25日までにお振込みください。
前年度プラスの方は8月末にお支払いします。一部メール等で振込み先をおたずねする場合があります。清算が遅れて申し訳ありません。で、例年の表記だと、前年度と新年度がごちゃごちゃでわかりにくいので、今回より、前年度の請求はそれだけで完結し、新年度の請求書には前年繰越は反映しません。別紙で合算請求書を発行しますが、前年の清算は
前期繰越:前々年終了時に未払いだったもの(プラスは会員が支払い、マイナスは会員へ支払い)
前払金:前期内での支払い(プラスは会員が支払い、マイナスは会員へ支払い)となります。ただしマイナス表記の上、その会員に関連した他会員の馬代金及び予納金へ振り替えているケースもあります。
返還金:前年度は馬代金(お台)+預託量の20%を返還させていただきます。
ご不明な点はお尋ねください。
今期はアニヴァーサリーの当たり年で、わんさか対象レースがあるので、がんばりましょう。
札幌2歳S、京王杯2歳S、阪神ジュベナイルフィリーズ、朝日杯FS、シンザン記念、チューリップ賞、クリスタルカップ、フィリーズレビュー、皐月賞、ダービー
気が早いようですが、ピック11もあと2ヶ月足らずで応募しめきりしますので、HPのチェックはまめに行ってください。
というわけで、総勢きっちり200頭。札幌2歳の結果はやや辛めのスタートとなりましたが、先は長いでよ。みなチバリョー。