ダンシングオン、39000BCU!
おお、モーレツ。

 前年あたり、そろそろ相場も落ち着いてきたかというエントリー大会でしたが、今年は金光・石黒・五十嵐兄・キッズ姫といったあたりが、いい感じでぶちきれまして、久々に大盛況となりました。それぞれの所有馬はリストをご参照ください。獲得できなかった馬は網掛けとなっています。なお、それぞれの価格は指名できた馬のみ正確に表示されており、獲得できなかった馬については、正しい価格になっておりませんのでご了承ください。輸入牝馬の競走成績・産駒成績で見落としもあるかと思いますが、それはそれでラッキーということです。逆になんでこんなに高いの?という質問については根拠を教えますので、お気軽にご相談ください。

  では、会員各位のラインナップです。

【饗庭】

 本指名7戦1勝で思いも寄らぬラインナップか。とはいえ、サンデーが1頭になったために馬代金は比較的常識的な範囲かも。

「人気の集中しそうな高馬ばかり選んでしまったので、何頭取れるかわかりません。少しでも順位を上げるためにベタな指名内容になりました。」

【浅井】

 エントリー大会を忘れていたところからスタートとなんか幸先悪いスタートですが、災い転じて福ということもありますしね。ダンスインザダーク2頭。

【飯田】

「うーん。年々馬に疎くなる今日この頃、今年は馬の仕事を少しはしているのに一向に改善せず。ということでなんかあまり考えないで決めました。この方が結果はいい?」

【五十嵐兄】

思ったほどに競合は少なかったものの、補欠戦略が今ひとつで、6頭にとどまりました。話題の外車デラゲイティング産駒、プリモディーネの下あたりが中心か。

【五十嵐弟】

 話題のブラックカフェを12800アップで気合いの獲得。ミルレーサー、ローザネイ産駒を取って、ハウス血統のスズカドリームを本指名しなかったあたり、やや変化球ぎみか。

「とにかく出走してもらわない事には話になりません。」

【石黒】

 壮絶なアップでキーファクター、母ナナール、ダンシングオンと重量級の大物獲得。一頭平均2万BCUとなりふりかまわぬ感じ。2年連続で最高価格馬ゲット。

「無事1年で東京に復帰できました。残念ながら当日は馬(一口)を物色に行くため参加できません。昨年のエアダブリンは大失敗でした。今年は芸のないラインナップに戻しましたがどうなるやら。」

【BASSII】

 デュアルストーリー、マルロスという勝ち上がり組をまずまず妥当なアップで獲得。マックスロゼ産駒、シェリアダクレ産駒とおなじみの血統もしっかりおさえて、納得の結果か。

「今年こそGTゲットです。」

【井上】

 シャチかぁ。前年のピャオリャンの例もあるので、一概に受け狙いとは言えませんが、デビュー済11着なんだけどなぁ。

【猪口】

 かかってこいという感じで悠々とタニノギムレット弟を獲得。以下ずらりと並ぶブライアンズタイム軍団。当たればホームランという匂いがぷんぷん。

「やはりBT中心にして終盤まで楽しむ。昨年の余力をつぎこみ少々バブリーに選択。こんな感じです。今年もよろしくお願いします。」

【及川】

 渋い外国馬をずらりと揃え、さすが業界人というラインナップ。もう事務局も降参ですわ。キーファクターかなりの勝負にでながらセリ負けたのが残念か。

「昨年は最強一勝馬ホーマンウイナーのおかげでベスト10いりを果たせましたし、けっこう楽しめました。でも念願の重賞Vにはまたしてもいたりませんでした。今年は重賞Vそしてベスト5いりを目標にしています。」

【太田ヒカル】

 昨年につづいて全部サンデー作戦。タニノクリスタル産駒以外は全部獲得成功で満点に近い成果。骨折の判明したフジクロカミ指名は年末復帰前提の予定の行動らしいが。

【大野】

 国内復帰初戦となる今期は結果的にサンデー、ダンブレ、フジキセキとバラエティ豊かなラインナップ。母ロジータあたりが丁半どちらにでるかでしょうね。

「昨年は散々な年でしたが、今年は会社の業績が散々で、こんなに馬代金がふくれてもいいものかと考えます(毎年のことながら・・・)。今年は愛馬が中山に出走する際には応援に行きたいなぁ。」

【岡崎】

 ゴーンウエストの弟、オレンジピール産駒とサンデーこそいないが、例年に比較してかなり高額な馬をそろえました。母セクレテームなんて化け物であって不思議ないわけだし。

「入会してなかなか美酒にありつけない・・・。せめて一級酒ぐらいは飲みたいなぁ。」

【おくやま】

 安い、早い、旨いのおくやまブランド。今年もダンツワンダー、シルクコジーン、シルクブラボー、トーセンオリオンとなんでもかんでも勝ち上がり状態。特にシルクブラボーあたりは6ハロンでぶっちぎって、2歳Sならどこにでても楽勝ムード。

「今年こそは一位よ。」

【金光】

 4頭競合でアップだけでも42000BCU。例年デビュー遅い馬が多いため、非常に投資効率が悪い会員ですが、今年は既に3頭が勝ち上がり、しかも早々とオウンダブルも達成で、遂にブレイクか。

「今年はデビューが早そうな馬からピックアップしました。」

【木村】

 昨年から比較的堅実な路線に転向し結果を出しました。といってもテレグノシス1頭ですが。今年もサンデー・トニービンからバクシンオーまでバランスはとれている感あり。

【ラムタラタム】

 エントリー大会では感動とも驚愕ともつかない雰囲気になったラムタラ軍団。しかし、今年はスズカラムクンが二着で雲間から日差しの気配。

「三年目のラムタラ勝負の年です!ご迷惑をおかけいたします。当日、名古屋出張で参加できません。よろしくお願いします。」

【キッズ姫】

 去年も高かったが今年もたっけぇぇぇぇぇ。今期最高額だよ。SSで名の通った牝馬の子供ばかりだもんなぁ。去年の筆者を見るようだ。で、この暴力的なラインナップのからくりはコメント参照。

「お父さんをばらしてみました。(上位3頭のこと:編集子注)SSの牝馬は名義貸しです。これでもし優勝したら、姫の元上司にして一回も優勝していない影のオーナーにも栄冠を!」

【中しま】

 昨年は外国馬ばっか。今年はローレルやライアンなど渋いところで揃えました。この一貫性の無さもまた戦略ではあります。しかし、渋いなぁ。

【西原ヘリオス】

 今年は緊縮財政のもと外国馬3頭に絞り込み。アップ無しで臨んでいるのでロードアルティマを取れなかったのは仕方ないところか。

「今年はオール丸外で勝負!」

【西山兄】

 オジジアンにアフリート2頭で、距離は持たないこと前提というところか。でもダービールールだとそれもありですな。サイバーナイトは気合いのアップも金光には歯が立たず。

【ねっしー】

 サンデーはいないが、トレンドに載ったラインナップ。母の名前はやや古めかしいところもあり。ダイナクラシックなんて、まだいたのという感じ。全馬無競争ながら、ワナなんて7ハロン23秒のデビューなら悪くないと思うが。

「おおマジです。より上位を狙います。」

【天宝院透】

 粘りに粘ってエントリーしただけに、競りではリーズナブルなアップで3勝。SS3頭、BT、デインヒルと前年準優勝らしいラインナップ。

【萩原】

 なんと補欠でサンデー産駒獲得!萩原的には大事件。シュルースリーゼンはデビュー済で今ひとつながら距離のびてというタイプか。

「今年が自分なりにちょっと工夫したつもりですが・・・」

【Dフラッグ】

 本指名はよってたかってつぶされた印象。それでもサンデー4頭。潔い。

【平山】

 昨年の結果に不満があったか今年は勝負。一気に7頭指名。サンデーあり外国産ありで華やかなラインナップ。人気のサンデー2頭を落としたもののほぼ予定どおりか。

「昨年はベスト10落ちとなってしまったので、今年はスイートオーキッドの全弟を中心に良血馬を指名してみました。指名結果が心配ですが頑張ってもらいたいです。」

【広瀬】

 母ナナールは負けたものの、トレーニグセール馬3頭を競り勝って、ほぼ満点のドラフト。補欠1位のオグリ産駒がとれたのは、それはそれで良かったのかも。

【深尾】

 タニノアドニスを競り勝ち、SS・BTで固めてきました。これだけ良血そろえるのも久しぶりか。ブラックカフェは落としましたが、繰り上がりがヤマニングロリアスなら文句もないでしょう。

「去年より悪くなることはないでしょう。」

【福田】

 押し引きという感じの巧妙なエントリー戦略で3勝3敗。トゥザヴィクトリーの下あたりは、義理で名前をあげた程度か。豪華絢爛のラインナップにポツンとアラジがあるが、そのあたりどうなんでしょ。

「母フェアリードールめちゃ悩みました。(だって高いんだもん)結局一番上にいれたけど、UP額は他に振り分け。アグネスプラネットの下は補欠。タイガーカフェとボーン(ピタゴラス)の下もオレンジピールの初仔も完全に外しました。果てさて・・・。今年は念願の牡馬クラシック初制覇と行きたいところです。」

【藤原兄】

 父内国産がズラリで無競争。渋いというか地味というか。マイスイートの母キソジクイーンなんてイクノディクタスにマックイーンで徹底的に渋いねぇ。

「持ち馬で馬単・三連複達成したら最高。低迷から抜け出したいですネ。」

【藤原弟】

 唯一いれたサンデーがはずれて、キングマンボが繰り上がり。このあたりどうでるのか。イエスはデビューもややふるわず。

「とりあえず早期デビュー。暮れの折り返しベスト10内してくれたらなぁ・・・。まあ、馬のことだから。」

【宮崎夫】

 わかりやすく、わかりやすくタイキシャトルで7頭。負けて悔い無し。距離は持つと思う。

【宮崎妻】

 デビュー済の2頭と馬体が評判の2頭。今年は走数よりも勝利を狙いたいところ。

【若松】

 話題の馬3頭はこの程度のアップではさすがに無理でした。それでもサンデー2頭を獲得し、若松的には勝負気配。


 とまあ、例年以上にサンデーの有力馬がほぼ網羅されたエントリーとなりました。開幕早々、おくやま・金光が猛然と突っ走っています。小倉2歳Sは注目です。ファーストウイナー増額してますから。

 今年度のWIT獲得者は以下のとおりです。

 猪口・ねっしー・木村・飯田・金光(以上優勝軍団)・天宝院透(ピック11)・猪口・おくやま・石黒・キッズ姫(以上BIT抽選)

 新軍団の構成は以下。

 前期優勝軍団のKINKI KIDSはメンバー固定、女性が減ったので帝国歌劇団は解散しました。ニックネームの関係でTHE田ズが意味不明の構成になってしまいましたが、まあご愛敬ということで。なお、今期から軍団抗争は回収率でなく、純粋な獲得賞金額の一頭あたり平均で競うことにしましたので、ご理解ください。 優勝軍団は全員1WIT、準優勝は全員10BIT、最下位は全員10BIT没収となります。

 最後に今年から代替馬制度はなくなりましたので、特に頭数の少ない会員は思わぬ悲劇もありえますが、恨みっこなしよ。では、Take a chance!