ねっしーダッシュ抜群!
サダムブルースカイGVをゲット!

 例年、函館2歳Sは、BRA軍団の独壇場で、前身の札幌2歳Sとあわせると実に6頭もの勝ち馬がでています。とはいえ、1回函館(札幌)デビュー組を指名可能というルールでは、それも当然で、にもかかわらず、逆に7回も勝っていないというのが不思議かもしれません。例年どおり、今年もBRA軍団は1〜3番人気を独占、レースもその3頭がきちんと能力を発揮しました。2番人気におされたねっしーサダムブルースカイは直線力強く馬群をわり、見事に今年度最初の重賞をゲット。3番人気のオメガスターライトも4着と健闘して、笑いがとまらない状態です。1番人気BASSIスターエルドラードは、2歳馬ばなれしたレースぶりで、3コーナーからの進出はケタ違いという印象を与えましたが、そこで一気に脚を使ったのが裏目か、わずかに及ばず2着。さすがにケタまでは違わなかったようですが、2戦めの追込といい、今後あの脚をどこで使うタイプに成長するのか楽しみは大きそうです。


 では、遅くなりましたが、今年度のラインナップ紹介です。

【饗庭】
 エントリーでは3敗ながら、無理のないアップ額で予定どおりの7頭を確保。ビッグネームでないサンデー産駒3頭を含み、まずは合格点か。

【浅井】
 こだわりのダンスインザダーク4頭を無競争で確保。馬代金激安!

【飯田】
 サンデー3頭に、内国産をからませ7頭。ビーバップ、マジックキスと渋めの母にまじって、ひときわ注目はノースフライト産駒ミスキャスト。

【五十嵐兄】
 サンデー6頭、トニービン1頭。わかりやすいなぁ。とはいえ、競合は意外にもリゼルヴァのみ。これは吉兆?それとも・・・。

【五十嵐弟】
 ロンドンブリッジの下ビッグロジック気合いの12700アップ。サンデー、ブライアンと外国産中心。

【石黒】
 例年高いのですが、今年はサンデーだけでなく、エアダブリンいれてるあたり現実的になったか。チアズグレイスの弟チアズシュタルクは本年度最高価格。

【BASSII】
 チアズシュタルクは入札失敗したものの、話題のスターエルドラー ドを無競争で獲得。競り勝ったアグネスソニックが早くも2勝めと素晴らしいスタート。両馬ともアメリカ血統で、以外と淡泊な感じもしますが、朝日杯あたりまでは猛然と進撃しそうです。

【井上】
 エントリー大会ではピャオリャンという馬名が妙に話題になりましたが、ブルーリッジリバーが早くも勝利をあげ、今年こそ上位進出期待。まあ、既に馬代金回収済みなんで、気は楽ですが。

【猪口】
 2期連続3着惜敗から、今年は、サンデー・ブライアン軍団で、いよいよ勝 負気配。目玉はゼノン・ゴールドの無念をはらすか、リミットレスビッド。

【及川】
 サンデー産駒のレリクレーヌはとりこぼしましたが、他は予定どおり。トウカイテイオー・フォーティナイナーあたりで当たりをひくのは、かなり難しいはずですが、ここが腕のみせどころか。

【太田光】
 わかりやすく、全部サンデー。アップ額は控えめで2敗はしたものの、セレクトセールでも話題になったディスコホール産駒など、ラインナップ的には十分。

【大野】
 秋には帰国するらしい。補欠枠5頭使って、派手なエントリー。終わってみれば、サドラーズギャル産駒、ロジータ産駒などキラ星のようなメンバーに。

【岡崎】
 タマモクロス・コマンダー・ダンシングブレーヴと、価格の割にきちんと成績を残すタイプの種牡馬を選び、堅実なエントリー。

【おくやま】
 500BCUアップでの入札勝利を含め、完璧なエントリー。なおかつダイワフォーチュン・アイアムツヨシ・フェスティバル・フォルクローレ・ダイワファルコンと既に5頭が勝ちあがるという驚異的な成績。ねっしー、BASSII以上に稼ぎまくる可能性大です。

【金光】
 ボールドブライアンの負けは誤算か。結果、7頭中5頭がサンデー。毎年そうですが、これだけ揃えている割に、ブレイクする馬を引かないのが問題。今年こそ。

【木村】
 おお、今年は地味だぁ。しかし、サンデーはずせばこれぐらいでも十分メンツはそろうなぁ。トニービン産駒のテレグノシスあたりが中心となるのでしょうか。

【工藤】
 旦那が代理で選んだだけあって、もうむちゃくちゃなアップ額です。ブレイブスペシャル・レセヴィブレが2万BCUを突破。大丈夫か。

【高見】
 無難な線で2頭競り勝ち、満点のエントリー。あえて、サンデー抜き。ブライアンズタイム・ダンシングブレーヴで勝負にでました。

【ラムタラタム】
 いやぁ、潔い。ラムタラで7頭。是非当たりを引いてもらいたい。いや、マジで。しかし、こうしてみると粒ぞろいという感じもしますな。

【キッズ姫】
 うひゃ、たっけぇ。4頭で7万BCU突破です。さすが、姫。もはやハウス血統という趣のエルフランドに話題のファビラスキャット。

【中しま】
 うぉぉ。外国の馬ばっか。編集子もしらない血統が多くて、実は価格は凄くお買い得になっちゃってるのだろうか。ま、いいか。なんか大成功しそうな感じも しないし。

【西原ヘリオス】
 ブライアンズタイムに軸をさだめながら、上位2頭を落としたのは誤算でしょうか。ということもないか。アップゼロだし。ゴールデンジャック・ブリリアントサンデー・ダイイチルビーと有名牝馬の産駒がそろいました。

【西山兄】
 固く、安く、おごらず。今年もオジジアンなどなど。サクラファロスさっそくデビューも、いまだブレイクは無し。

【西山弟】
 こちらはデビュー馬3頭。兄弟そろって堅実派だね。ベルベットスノーは重賞挑戦したが、惨敗。

【ねっしー】
 タイトルを飾ったとおり、サダムブルースカイが重賞勝ち。長短・父内国産・外国馬とにぎやかなラインナップで上位進出をねらう。

【天宝院透】
 しだいに順位をあげてきたことに味をしめたか、今年はサンデー・ブライアン・デインヒルとごちそうラインナップ。ボールドブライアンは宿敵金光に競り勝ってのもので期待大。

【萩原】
 珍しく競合勝ちのカシマトレジャーを含めて、萩原ハウス血統で固めました。メリーナイスの弟は話題にもなっていますが、これだけ間があいて走るケースはあまり知らないなぁ。

【Dフラッグ】
 札幌開催の目玉ともうわさされるエアトゥルースでエアシャカールの夢よふたたび。クーヨンガの産駒にも思い入れは深そう。サンデーはいないが、ほどよくまとまっている印象です。

【平山】
 きちんとオイワケヒカリの下をいれてくるあたり、義理がたい人です。やや長めで力発揮という雰囲気もあります。

【広瀬】
 エントリー大会で笑いをとるそれだけを目的にラインナップを組むという暴挙にでたデータ室長。トップのウォーニングムスメを筆頭にその後のラインナップの頭文字をつなげてお読みください。

【深尾】
 毎年、補欠枠を駆使してメンバーをそろえてきましたが、今年はやや戦略にミスがあったか。補欠がほとんどとれずに3頭持ちとなりました。その中に英ダービー馬の弟なんかもさりげなくいるわけですが。

【福田】
 アグネスソニック以外きっちりゲットし、ほぼ想定どおりのラインナップをそろえました。サンデー5頭。そろそろ大きな勲章が欲しいところでしょう。

【藤原兄】
 悲願の弟越えを果たして、次は弟に大差で勝つあたりが目標か。ラムタラ産駒以外は早熟系か。ベネチアンテンズが早くも勝利。

【藤原弟】
 昨年の大敗をバネに今年はサンデー含めた4頭。ファイトブライアンは編集子も正直やられたという感が強いですな。

【宮崎夫】
 連覇を果たしたチャンプは、いい調子で指名していたら、9万BCUになってしまって、青くなっています。4頭のGT勝ち馬を母に、POG初体験者が指名しそうなラインナップであることよなぁ。しかし、アグネスプロトンとか、ふつう誰か指名するだろがよ。

【宮崎妻】
 サダムブルースカイ・アグネスソニックと入札負けした馬が即結果を出して、ちょっとブルーな感じ。デビュー組の成績はあがってきておらず、久々の大敗の匂いが・・・。

【若松】
 上位4頭確保でまずまずか。マックイーン・メジロハイネはメジロの王道配合。距離適性がうまくバランスのとれた好ラインナップではないでしょうか。


 今年は、比較的平穏なドラフト。にもかかわらず、サンデーサイレンス・ブライアンズタイムの2大種牡馬の代表的産駒はほとんど指名されるという傾向で、まずはほとんどの会員は満足しているのではないかと思います。 会報発行が遅くなりましたが、あらためて、全BRA馬リストを添付します。馬名決定・登録抹消情報はホームページにてご確認ください。今年度より代替馬の指名期限が早まっておりますので、ご注意ください。

 今年度のWIT獲得者は以下のとおりです。

 井上・工藤・土田・西原ヘリオス・西山兄・西山弟・平山(2WIT)・藤原兄・宮崎妻・若松・広瀬

 優勝軍団は全員1WIT、準優勝は全員10BIT、最下位は全員10BIT没収となります。