アタラクシア、エアシャカール

頂点はひとつ。

 牡馬、牝馬ともにスーパースターを産み出さないままに、もう本番をむかえようとし ている今年のクラシック戦線。BRAから現時点で出走がほぼ確定しているのは、以下のメンバー。

 というわけで、おそらくエアシャカール、アタラクシアのうち、武豊が選んだほうが勝つでしょう。(安易な予想だな。)

 牝馬のほうは、近年まれに見る低レベルのため、例年ならぎりぎりクラシック級というサイコーキララが断然人気という図式です。BRAからの出走予定は、

 全体的には、BRAは牡のほうが充実しているものの、こちらは強敵も多く、苦戦は免れないところ。逆に牝はBRAとしてはそれほど強力なメンバーではないが、全体レベルからチャンスもありそうです。

 さて、優勝争いのほうはトップの平山と10位の及川の差がわずか27000BCU(ところで、HPを見ていない会員には連絡が遅くなりましたが、ルピーというのはまぎらわしい単位なので、やめました。BCU=ブキュというのが今後、BRA の基本単位となります。)という近年にない大混戦となっています。

 で、実は、データ室がHPにアップしている成績と事務局の成績がかなり現在食い違っており、上位混戦ということもあって、順位もかなり異なっています。近々こちらは調整して正しい数字をいれますので、今回はだいたいこんなもんだということにしといてください。

 ルーキー平山がスイートオーキッドの大活躍(ここまで8戦3勝、2着4回)、クリ スタルC勝ちでついにトップへ。帝国歌劇団のパートナー、西山弟が限界を感じさせながらも、ものすごいしぶとさを発揮して2位。アカズキンチャンの牝特はワイドが大万馬券。なんといっても、この二人あわせて所有頭数5頭ですからおそれいります。

 エアシャカール・ピロマティアの2大看板を持ち、現時点でも優勝候補筆頭Dフラッグが3位まであがってきました。4位はマヤノメイビーを待っている間に、シーキングバルとカシマワカワシがやたらめったら入着を繰り返している猪口。先月までトップを守っていた広瀬は5位に陥落。 6位にアグネスフライトがボロ負けして、最近気持ちがへこんでいる宮崎夫、一昨年 37位、昨年39位と辛酸をなめた長谷川が7位と健闘。8、9位は五十嵐兄、藤原弟というベテランが並び、そして10位が隠し玉的なタイキミッションを有する及川 となっています。

 トップと10位の差云々という話をしましたが、10位と11位の工藤の差が10000BCUで、ここに壁がひとつありそうではあります。これ以下のグループで今後 面白くなりそうなのは、底を見せていないサザンスズカの大野、代替馬のロードスナイパーが好調のキッズ姫、サクラロマンスが好メンバーと接戦を続ける中しまあたりでしょうか。サギヌマダア、井上あたりはいよいよ後がなくなってきてます。

 では、皆様、愛馬への応援をよろしくお願いいたします。