帝国歌劇団、鮮烈デビュー!

早くも独走の予感。

 断然人気の平山エピグラフを含むBRA軍団4頭出しでむかえた、3歳重賞第一弾函 館3歳S。結果はみなさんごぞんじのとおり、人気のエピグラフは、先手がとれずに 4着。BASSIIシアトルフレーム6着、3歳S連続出走宣言の太田光マイネル ジェアンは暗雲ただよう6着、体調大幅アップと評判だった西山弟マイネルコンドル は13着。まさに惨憺たる成績。勝ったのは道営のエンゼルカロ、2着にはマイペー スで行けたテネシーガール、3着にはこれも道営のチトセシャンハイで、お世辞にも レベルの高いレースとは言えなかっただけに、ここで負けているメンバーにとって は、これからの戦いは楽ではないでしょう。血統的には距離がのびて変わるタイプも いますが、無理しておさえたわけでもないのに、テネシーガール・エンゼルカロの ペースについていけないあたり、3歳戦に必要なスピードには疑問符がつきます。 総じて、今期の函館開催組のレベルは低く、3歳Sに出走しなかった組も含めて、デ ビュー馬獲得戦略を選択した会員は、今後相当に苦しいのではないでしょうか。いわ んや、そこで新馬勝てなかったメンバーをやという感じです。

 その中で、軍団対抗戦で圧倒的なリードを奪ったのが、今期からの新軍団「帝国歌劇 団」です。もちろん勝ち上がり組の指名もあったわけですが、ここまで、宮崎妻ヤマ ノグローリー(骨折で復帰は年末)・スーパードラゴン、西山弟マイネルコンドル・ アカズキンチャン、平山エピグラフ、めいりんエイガリュウセイ、工藤ピサノガルボ と7頭が勝利をあげています。現在までの勝ち上がりは、その他に太田光マイネル ジェアン、BASSIシアトルフレーム、猪口シーキングバルの3頭を加えてわずか 10頭ですから、とにかくものすごい数字。馬主順位でも1位西山弟、2位宮崎妻、 3位めいりん、4位平山となんとベスト4までを独占。もともと馬代金自体が安いた め、このままではシーズンなかばに軍団優勝を決めてしまいそうな勢いです。もっと も、勝ちあがった7頭の中でクラシックで活躍が期待できそうな馬はというと、首を かしげるところもあるため、この後の軍団戦は、帝国歌劇団VSクラシック有力馬を ひきあてた軍団という図式になるでしょう。

 しかし、クリスSランドスライド、五十嵐兄アドマイヤタッチ、広瀬フェレット、 ねっしー根岸マークオーなど、有力馬壊滅状態で、小倉・新潟でも勝ち上がりはそれ ぞれ1頭。BRAの夏はまさに冷夏となりそうです。

 現時点のベストテン状況は以下。

  1. 西山弟(帝) 16,500,000
  2. 宮崎妻(帝) 12,600,000
  3. めいりん(帝) 12,300,000
  4. 平山(帝) 10,800,000
  5. 太田光(AH) 8,400,000
  6. BASSII(AH)8,400,000
  7. 猪口(サラ)7,500,000
  8. 工藤(帝)6,000,000
  9. 野田(NK)4,580,000
  10. 福田(六)2,400,000

<代替馬>

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