皆様あけましておめでとうございます。と言ってもおそらくこの会報は新年を迎える前に到着すると思いますが、ま、気分の問題というやつですね。
つい先ほど有馬記念が終わったところ。ナリタブライアンは予定通りに４冠達成。来年は天皇賞と宝塚記念を勝って、秋は海外遠征でしょうか。でもきっと海外なんて行かないんだろうな。それにしても京都新聞杯の時、ブライアンの単勝を買ってた人は今でも納得いかないんでしょうねえ。
まずは注目のピックナインの結果から。天皇賞終了時点で飛び出した太田光。いわゆるポンとハナを切った状態でしたが、驚くべきことに後続の追撃を辛くも振り切って逃げ切ってしまいました。サクラバクシンオーのスプリンターズＳが意外にも最後の決め手になるあたり、競馬というのは難しいものですね。激戦の２着争いは広瀬泰、乙川が同点。乙川と共に９レース中６レース的中の佐々木規が惜しくも４着です。結果的には今年から導入した☆マークが大きくものをいった感じ。ちなみに☆印がなければ乙川がトップでした。上位入賞の３名には新年会にて賞品を授与したいと思います。
さて、秋に入ってあと一歩で重賞を逃がしてきたBRA軍団ですが、最後の最後で来年の主役となるべき馬達が大活躍です。
札幌３歳Ｓ以来休養していた五十嵐兄プライムステージが鮮やかに復活。フェアリーＳでエイシンバーリンをきっちりと差しきり、重賞２勝目。エイシンバーリンが勝ちパターンに持ち込んだところを差すあたり、やはりこの馬の能力は非凡です。それにしてもどうして阪神を使わなかったのだろう？短距離で海外遠征するのでしょうか。
キッズ姫オトメノイノリは阪神からの転戦で３着。この馬は坂のあるコースでばてずに追い込むというタイプのようです。むしろオークス向きでしょう。
同じサンデーサイレンス産駒でもじわじわと力をつけてきた、というよりこちらは長距離タイプと思わせるのが、宮崎妻タヤスツヨシ。フジキセキに破れた後、エリカ賞、たんぱ杯を連勝し、２年前のナリタタイシンのような雰囲気をただよわせてきました。問題はスタートの悪さに象徴されるような気性面。しかし、これは気性が悪いというよりは、まだ子供という感じです。でも阪神のレコードはナムラコクオー、エアダブリンより速く、今後の期待は十分。
たんぱ杯で２着となったのは藤原弟のナリタキングオー。これでデイリー杯、京都３歳Ｓに続いて３連続２着。堅実な反面、どうしてもあと一歩の甘さがあります。むしろ力まかせに先行してみた方が良いのかも・・・。
ＧT阪神３歳牝馬Ｓでは白菊賞勝ちの中しまスターライトマリーが切れ味良く追い込んで２着。勝ったヤマニンパラダイスとはさすがに差があるようでしたが、相手は来春海外へ行こうかという馬。桜の主役の一頭であるのは間違いありません。なんと言ってもスパッという脚が魅力。昨年のローブモンタントとはまた違う味があります。藤原弟シスタータイクーンは期待されましたが、やや反応が悪く４着。そろそろ疲労が出ているのかもしれません。
朝日杯で復帰した深尾トウショウフェノマ。さすがにプラス２０キロでは順調な組には及びませんでしたが、直線だけの競馬で５着と格好をつけました。年明けの京成杯あたりで確勝を期します。トウショウフェノマとの追い比べで競り勝ったのは工藤ブイマシン。やはりタメると持ち味が出るようです。
裏街道では佐々木規タイタクテイオーが中京３歳Ｓをまさに圧勝。タイムは平凡ですが、全くの一人旅でしたから、あまり気にする必要はないかも。一線級との対戦が楽しみです。でも佐々木君、いきなりダービー候補というのは言い過ぎじゃないか？
今月はけっこう勝ち上がった馬なんかもいるけど、師走で大忙しだからレポートは無し。ゴメン。
閑話休題。広瀬拓ナリタブライアンの３冠ボーナスは九州−東京の往復航空券（\45,000）に決定いたしました。一応これにはバクシンオーのスプリンターズＳも含めるとします。ブライアンの有馬Ｖ記念品は、来年天皇賞と宝塚記念を勝って、ＧT７勝となった時にまとめてお祝いしましょう。それにしてもこの調子で勝っていくと記念品だけでもひと財産できちゃうな。
先月抹消となった乙川モーニングライトの代替馬が決まりました。リボンストライプ（牝）ウイニングチケットの妹です。父親はわからん。また、宮崎妻グランドサソリは抹消されておりませんでした。
今月も抹消馬が出ております。ホクトミステリアス、アーキテクト、マエストリーノ、ドウカンハヤテ。以上の馬主の方は代替馬を決定してください。
忘年会をやる予定だったのですが、広瀬拓が前記の航空券で正月競馬を見にきますので、それにあわせて新年会を行います。
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では、皆様良いお年を。（最初に言ったことと矛盾してますが・・・）