前回、見出しを飾るような馬が出ていないと嘆いていたら、早速出ましたねー。東京１４００のアイビーＳ。昨年はサクラヤマトオー、シンボリフォルテ、インターミラージュが上位を独占し、ＢＲＡ記念のサブタイトルが付けられたこのレースに、今年も浅井氏ゴールドディスク、広瀬拓氏ハヤトラ、中西昌氏ホクトノースマンの３頭が出走してきました。
半ば強引にハナを切るホクトノースマンに対し、ハヤトラは中位で我慢。ゴールドディスクはスタートに失敗、最後方からの競馬になりました。しかし、結果的にはこれが正解。ホクトノースマンはレースの度に、なんか味がなくなってくるみたいで、今回は新潟のような抵抗も見せずに後退。代わってハヤトラが小島太の得意の「持ったまま」状態で進出。ところが、いつものように「持ったまま」でも「一杯に追って」もスピードが変わらないという欠点を出してしまいます。そこへ道中も後でモタモタしていたゴールドディスクが猛烈な追い込み、連れて追い込んだクリトライをわずかに抑えて、見事ＢＲＡ初の２勝目をあげました。このレースではノーザンテーストの根性が次第に発現しているように見えます。先が楽しみな１頭。
もし、ゴールドディスクがいなければ、タイトルを飾っただろうというのが、中西昌氏のオンエアーです。残念ながら編集子はレースを見ていないのですが、それは凄みのある新馬勝ちだったそうな。その後同レースの２、３、５着が勝ち上がっていることからも判るでしょう。一部では暮れの３歳Ｓは決まりという声もあります。２戦目はクラシックへの登竜門ともいうべきいちょうＳに出走。道悪得意のサンエイサンキューには負けたものの、味のある追い込みを見せて２着。あえて注文を付ければ、もう少し好位で競馬をしてほしいところか。
馬主として、もう一人好調だったのが、広瀬泰氏。先月勝ち上がったホクトミスワキがサフラン賞に挑戦。後の有力馬を気にしすぎて伏兵の逃げ切りを許したものの、非常に安定したレースで２着。２勝目も近いことを予感させました。またマイネルロゼッタも未勝利を快勝。返す刀で京都の荻Ｓに挑戦、５着に粘り込みました。
京都ではりんどう賞にもジュウニヒトエ、キタサンスワロー、カムイダケとＢＲＡの３頭が出走したのですが、枕を並べて討ち死に。キタサンスワローは１０頭だて１０番人気で９着。カムイダケは９番人気で１０着。この２頭は今後も美しいライバルになるでしょう。ジュウニヒトエは休まず、黄菊賞にも登場。降着もあって５着にすべりこみました。
とりあえず、今月ＢＲＡは３勝だけです。ウメノアスコットとか、ブロックバスターとか血統馬もでてるんですけどねー。来月を楽しみにしましょうか。
さて先月募集したピックナイン・コンテストへのご応募ありがとうございました。各会員のエントリーは別紙をご参照ください。今回は天皇賞間際ということで、締め切りに間に合わなかった皆様は遠慮なく失格とさせていただきました。ご理解をお願いします。
一番驚かされたというか、やっぱりというか、天皇賞のマックイーンは人気がありませんでしたね。有馬記念の半数の支持率です。天皇賞でマックイーンを指名した人はほとんど有馬でも指名しています。
エリザベスのリンデンリリーは順当なところでしょうか。菊花賞のナイスネイチャはもう少しかぶると思ったけどなー。まさか、シンホリやＩサターンとは思わなかったなー。指名した人、ホンマに馬券買いまっか？
マイル／スプリンターでは、バンブー／ダイイチを抑えてニフティニースが人気を集めました。でもスワンＳ取り消しで暗雲ただよっているという話もあるよ。ちなみに、宮崎氏のケイエスミラクルはスワンＳの前に予想したものですからね。信じてね。
ＪＣは外国馬vsマックイーンという図式。驚くのはジョージモナーク！これはいい所に目を付けましたね（ウケるという意味で）。
３歳はやっぱり、各地の３歳Ｓの覇者が支持を集めました。その中でオンエアーの４票はすごい。これがＢＲＡ所属馬でなければ７票ぐらいはいったんではなかろうか。
有馬記念は２ヶ月前予想とすれば、当然こうなるでしょう。ただ、多田氏（これシャレです）のライアン指名は素晴らしいと思う。青春という感じがします。
ところで、今期ＢＲＡの正式な忘年会はありません。１月にピックナイン・コンテストの表彰式を兼ねて新年会をやるつもり。
と書いている現在は、あの衝撃の天皇賞の翌日です。マックイーンを指名した皆様、納得いかないかもしれませんが、これも競馬ですから・・・。とりあえず、プレクラスニー指名の乙川氏、８．７ポイント獲得おめでとうございます。ではまた。
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