BCUが余って困っちゃう。
オープン馬はいずこへ・・

 いったいいつになったら会報が出るのかという意見もあるでしょう。事務局は怠慢だと言う批判もあるでしょう。しかし、あえて一言言わせていただきたい。

 おめえら、文句を言うひまがあるんやったら、見出しを飾るような馬を持たんかい!(関西風のアクセント)

 と言うわけで、出るには出たがほとんど書くことのないRPマンです。先号で豪華絢爛の札幌3歳Sをレポートしましたが、その後の3歳重賞3つまとめて出走馬はたったの2頭。かつ入着馬は無し。ホクトノースマン6着、ジュウニヒトエ7着と掲示板を飾ることはできませんでした。

 札幌3歳Sの上位組が稼動していないというのも一因ですが、とりあえず、今年は使って使って使いまくるというタイプの馬がいないことが、この不振を生んでいると思います。なにしろ、札幌後1200のクローバー賞で全く惜しい2着、唯一オープンの名に恥じぬ快走を見せたイイデザオウが不運の骨折で休養した他、ディスコホール、ハギノグランドールもお休み。ハヤトラは脚部不安。現在収得賞金ベストテンのうち、中山、中京で走った馬はホクトミスワキ、ゴールドディスクの2頭のみですもの。

 さて、先月号以降の各馬の動向です。勝ち上がった馬は前述のホクトミスワキ、ゴールドディスク及びホクトノースマン、ジュウニヒトエ、マイオンリースターの5頭。ゴールドディスクはマイル1分36秒フラットという好タイムなのですが、最近はこれぐらいでは、誰も感心してくれないのが恐ろしいところです。

 ホクトミスワキはマイルの新馬戦を前半34秒台でぶっとばし、希代の快速馬かと思わせましたが、上がりが40秒近くかかったところで、普通の馬がひっかかっていただけだということが判明しました。まあ、それでも勝ったから良いというのがこの世界の格言です。同じレースで後方待機から突っ込んできたのがエースカイザー。とはいっても39秒台の上がりを差せないのは、ちーと物足りませんかね。

 その他の皆様は、まあ似たりよったりというか、帯に短し、タスキにもやっぱり短しというか。まあ余り「どーして俺の馬のレポートがないんじゃー!」とは、おそらく誰も恥ずかしくて言えないでしょうから、止めときます。

 ただ、じわじわと注目を集めているのが、例のルーブルシンザン。ここまで6戦して賞金ゼロ。月3回のローテーションをきちっと守って最多出走へ快走中です。このまま、最多出走かつ賞金無しという大記録を作れるのかどうか、考えただけでもワクワクしますね。

 では、今月は広瀬泰氏の多大なご協力のもと、久しぶりに馬名解説ができました。どうぞご覧ください。

 それと、タイトルにもあるように、今年はお金が余って困るので、2年ぶりに例のアレをやります。ちょっと気が早いけど、年末忘年会用の企画を発表します。

 題して「ピックナイン・ベッティング」。

 この秋行われる9つのG1それぞれの勝ち馬を当てて下さい。自分の指名した馬が1着になった場合、その馬の単勝配当が得点となります。有馬記念終了後、9レースのトータルで勝敗を決めます。本命サイドで手堅く攻めるか、穴を狙って一発で決めるか日頃の投資の成果を発揮して下さい。

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