もしノーザンドライバーがオークスで3着に入っているか、NZT4歳Sで優勝していれば、当然今月のタイトルは彼女のものとなっていたでしょう。しかし、いやはや残念無念。あと一歩のところで力及ばず、こういう結果となりました。
さて、決算報告の前に、心からおめでとうと言わせてもらいましょう。メジロライアンと横山典弘のコンビが遂に念願のG1を制覇しました。これまでの全てのうっぷんを晴らすかのような堂々のレース。中距離の王者として秋のキャンペーンに向けて順風満帆といったところでしょうか。同馬のオーナー篠原氏には、BRA規約に基づいて、メジロライアンの優勝パネルが贈られます。
しかし、ノーザンドライバーを除くと全体に今年は非常に寂しい成績と言わざるをえません。同馬以外にクラシックへ進んだのは、牡馬のサクラヤマトオーと牝馬のミスタイランドだけとは・・・。まあ、トウカイテイオーもシスタートウショウも馬名登録が遅かったので、狙うのはかなり難しかったのは事実ですが。
簡単に皆様の成績をレポートしてみましょう。篠原氏はクラリッサが500万の常連となっています(常連というのは、900万には当分上がれそうにないが、登録抹消にもなりそうにないという意味)。かくして、昨年優勝から、一気に最下位。昨年度の「今年の抱負」の予言どおりになりました。
佐々木氏もまたボロボロ。昨年2位から一気にブービー。凄い。
広瀬拓氏は、稼働率はいまいちですが、健闘といえる6位。タイガーフォードがようやくエンジンがかかってきました。
大西氏は、さすがの3着。これでBRA開始以来2−4−3位。今年こそ悲願の優勝へ。なお大記録のかかったシンボリカイザーは未勝利戦で参考記録を狙いましたが、初戦2着と頑張ったものの、その後は息切れしています。
西山氏は例によって収支良好の9位。マイネルクレックがメジロティファニーらの猛追を退けて、最多出走馬の栄誉に輝きました。
宮崎氏はサンゼウスのリタイアが悔しいと語っています。前年からまた順位を下げました。
工藤氏はマキノマキシマムが元気いっぱい。今後も長距離で楽しみ。
中西昌氏は最後の最後までスタビライザーに全面委託して、8位をキープ。
乙川氏は、やはりサクラハイスピードのリタイアが痛かった。最大被害者となりました。
萩原氏は昨年末以降、全く持ち馬が話題にならなかったので、ちょっと寂しいかな。
高橋氏は、トウショウヒューイが特別勝ち。シンボリアレックの骨折、代替馬のグローバルボーイの休養とダブルショック。
広瀬泰氏。一番気の毒かもしれない。5頭で出走8回とは・・・。
川桐氏。終盤の追い込みは見事。カリスタの復活が早ければ、表彰台までいけたでしょうに。前年13位から一気にジャンプアップ。
立川氏。こちらも前年14位から準優勝まできました。サクラヤマトオーを本指名したのが、大きな意味を持ちました。
芝氏は抜群のスタートダッシュにもかかわらず、どんどこどんどこ抜かれてしまい、サファリキャップみたいという話も出ましたが、最後にエイシンムスタングが500万2着で、ついに最下位を脱出です。来年はさらなる上昇を祈ります。
新メンバーの五十嵐氏、まあ出るは、出るは。毎週のように持ち馬が出走。しめて33回の出走で最多出走馬主のタイトルを獲得。惜しむらくは、抜群のスピードを持っていたパイナップルスターのリタイアでしょう。それでも5位は立派。またリュートハーモニーは最大着差賞(勝利部門)も受賞しています(1秒5は少し低レベルか)。
キッズ姫は、新馬で7秒2ちぎられて最大着差賞(敗戦部門)を受賞したメジロティファニーが最終的にはなんとベストテン入りしてしまいました。競馬ってわからないものですね。
さて中西さんちの祐馬くん。もう何も言うことはありません。ノーザンドライバーはもちろんマックスロビンまで、活躍して・・・。後はお父さんが息子の賞金で飲みに行ったりしないよう、みんなで監視しましょう。
さあ、夏が来るとまた新しい戦いの始まりです。皆様お待ちかねの3歳馬リストが出来上がっております。規約等若干変更がありますので、よく読んでくださいね。今年は預託料を1200BCUに致しましたが、馬の価格はやや低めにつけてあります。じゃんじゃん競り上げてください。また補欠馬も5頭まで登録できるようにしました。提出は6月29日までですのでよろしくお願いします。新会員の方でシステムがわからない方は身近な会員、或いは宮崎までご連絡ください。では皆様ダービー目指して、Let's start!
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