良血サニーマーケット デビュー!
もうあとがない篠原氏

 元号も平静に変わり皆様、新たなる気持ちで日々精進されていることだと思います。有馬記念は史上に残る名勝負となり、宮崎家に集結した13万余りのお金は、めでたく30万を超える金額となって、JRAから返還される運びとなりました。ただひとり新潟からやってきて、電車賃まで失ってしまった方、お元気ですか?また有馬記念予想は、今回は好調で、繰り上がりとはいえ1−3着を完全的中させた大西氏、オグリ、タマモ、スーパーの3強を指名した高橋氏、お見事でした。でもなんにもあげません。

 さて年末から年明けの変則開催でのBRAの各馬の活躍をレポート致しましょう。

 まず注目は、良血サニーマーケットのデビューです。9月から出走体制が整ったと騒がれていた同馬ですが、芝1600m戦に満を持して登場、タイムは平凡だったもののなかなか味のある競馬で今後も期待できそうです。

 良血といえば、モガミショーウンですが、前号でのレポート後に連闘で新馬に出走、今度はなんと2秒もちぎられた8着となり、2億6千万円の1%しか回収に成功しない可能性が濃厚です。

 ライトアート佐々木君、先月はけちょんけちょんに書いてしまい、申し訳ありません。2戦目には上から下まで無印だった同馬は、叩かれるたびに変わり身を見せ、10−6−2−1とだんだんよくなる法華の太鼓とはこのことかと、事務局を驚かせました。これで佐々木氏は、持ち馬3頭が全て勝ち上がるという快挙を達成、入試もこの調子で頑張ってチョ。

 先月次は勝てると書いたウィナーズサークルですが、なんと次では負けてしまいました。その際の単勝オッズはなんと1.1倍。オーナーは2万円をぶち込み、直線であっさりと交わされた時には、「神は死んだ。」とつぶやいたそうです。しかも複勝の配当も1.1倍だと知って、「俺も死んだ。」と泣いていたそうです。ま、とりあえず4戦目で勝ち上がって、次は共同通信杯で儲けさせてもらいましょう。

 さて無事是名馬シンボリシーザーは、年が明けて早速出走、今度はダートの400万条件。1800mを2分1秒5という驚異のタイムで走りました。勝馬からは、なんと5秒4ちぎられた堂々たる最下位。噂によると、勝馬が口取りの写真を取っている頃やっとゴールインしたとか。そんなことないって。

 ではオチがついたところで、88年度上半期のなんでもベスト3といってみましょう。

--- 以下略(獲得賞金、出走回数等ベスト3) ---