不振にあえぐBRA!
天皇賞は全滅だーい。

 朝晩めっきり冷え込むようになってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。禍福はあざなえる縄のごとしなどと申しますが、今月は悲しい報告から始めなければなりません。自称”遅れてきた大物”佐々木氏は皆さんもご存知のとおりクラシックブリッジ、エンドレスアローの二枚看板をもって賞金トップを爆走していたわけですが、なんと期待の星クラシックブリッジが骨折、全治6ヶ月という診断を下され、来年のクラシック出走はまず無理となってしまいました。一方大西氏のケンタッキーエースもさる情報筋の話によると骨折したらしいとのこと。案外、まだデビューしていない馬の中にもアクシデントに見舞われているものがいそうな気がします。

 一方、今月のBRAは勝馬無しという悲惨な成績でした。新たにデビューした馬を列記しますと、レイニーガール(乙川)、ナカミトップラン(高橋)、タクノゲンジ、マルゼンカイウン(共に広瀬)と4頭いたのですが、順に4,5,4,7着という成績で1ヶ月の預託料すら稼いでくれませんでした。ちなみにマルゼンカイウンは日刊競馬紙で上から下まで無印という低評価で、シンボリザイラーの持つ新馬最低着順8着という記録を破るかと期待させましたが、最後根性で7着を確保し、馬主に恥をかかせませんでした(しかし広瀬氏はそれでもマルゼンカイウンの単・複・連で5千円すったそうです)。このとき佐々木氏の言った「印がついてないのは出てないのと同じだ。」という言葉には、万感胸を打つものがあります。

 先月、6頭だてのレースに出走、ブービーにもかかわらず賞金を稼いだシンボリシーザーは再び400万のレースに登場しましたが、今度は相手が揃い過ぎて(単に頭数が多過ぎて)12着と破れてしまいました。しかし無事是名馬という例えもあります。とにかく出走してくれるだけでオーナーは嬉しいもの。マツスイフトやチャイナパッセージは元気かなと思いつつ、近況報告を終わります。


 さて、盛り上がった人も、白けた人もいた天皇賞トリプルコンテストですが、皆様もうご存知の通り、10人枕を並べて討ち死にという結果となりました。一応連勝的中者は4人、単勝的中者は1人いたわけで、この方々に粗品でも出そうかと思ったのですが、日本全国にこの馬券を的中させた人がいったい何人いるかと思うと、こんなもの自慢にならないことは明らかであり賞品はまたの機会にしようということになりました。たとえメリーナイスやフレッシュボイスが出走していたとしても、おそらく的中者はいなかったであろうことは、皆さんお判りかと思います。

 馬券に王道なし。今後とも精進を重ね、せめてレジェンドテイオーの複勝ぐらい当てるようにしましょうね。

 さて、今月はジャパンカップ特別企画と致しまして、昨年JCの日に1300円しか持たずに競馬場へ出掛け、あの、競馬を知っている人間には100回生まれ変わっても取れないといわれる1−7を1000円買ってしまったという、人呼んで”JC魔人”広瀬氏によるジャパンカップ驚異の1点予想を掲載致します。

 それではまた来月。

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