終わってみると、意外と高い馬が売れたというのが実感である。あのモガミショーウンを初めとして、ホクトオー、バークレイ、ユタカヒメ、シンボリザイラー等良血馬の人気は驚くほど高かった。一方で6000万の値を付けたメジロエドワーズが骨折とのニュースもあり、各人持ち馬がデビューするまでは、心の休まる暇がないだろう。
重複指名は4頭。入札の結果は後で述べるが、モンテテイオー、サクラユタカヒメ等、重複確実と言われた馬がかえって敬遠され、シンボリシーザーのような馬が人気を得るところは、人間考えることは皆同じということの証明であろう。
とにもかくにもBRAのスタートである。何分初めての試みなので会員の皆様にもご迷惑をかけるかもしれないが、長い目で見守って欲しい。
本稿を書いているところへ、早速新馬勝ちのニュースが飛び込んできた。マツスイフト、川桐氏の持ち馬である。なんとダート1000Mの３歳レコードという衝撃のデビューであった。詳細は次号。